Mobile File Transferをバージョンアップ
※Mobile File Transferは有償のモバイルアプリケーションです。
Ver1.3.0までは試用バージョンとして無償でお使いいただけますが、今後のバージョンでは有償となる予定です。Ver1.3.0で以下対応を行いました。
EOS R3に対応
Androidに対応(有線/無線とも)
マルチアクセサリーシュースマートフォンリンクアダプターAD-P1に対応対応機種
-キヤノンWebサイトより
EOS R3/EOS R5/EOS R6/EOS-1D X Mark III/EOS-1D X Mark II
キヤノンが撮影した画像を、スマホを介してFTPサーバに転送するソフトのバージョンアップ版を公開しました。今回までは無料ですが、次のバージョンからは有償になるようです。
これまでは、一般的にはまずノートパソコンなどに画像を転送し、パソコンから有線、またはモバイルルーターなどを経由して画像を他のサーバに転送するという作業が必要だったのですが、このアプリを利用することで、カメラからネットワーク上にあるFTPサーバに直接的に画像を転送することができるようになるので、非常に便利に利用できるアプリになると思いますね。
いつも思っていたのですが、基本的には非常にシンプルな方法で画像がパソコンやネット上で転送できればいいのですよね。例えばWiFiが通じるところであれば、カメラからWiFiを通じてネットワークに接続し、ネットワーク上にあるFTPサーバに画像を転送することができれば、それだけで多くの用事が済んでしまいます。
またカメラ内にFTPサーバ、またはhttpサーバがあれば、パソコンからカメラ内部のサーバにアクセスして、画像データをパソコンに取り込むといったことも簡単になります。
周辺アプリでエコシステムの構築が目的か
キヤノンが、多くのキヤノンユーザを他社に移行させないように、カメラ以外の部分、例えば周辺のアプリなどを充実させたり、それを有料化してユーザを囲い込んでしまおうと考えている可能性があり、それは新しいビジネスモデルとしては面白い取り組みなのではないかな?と思いますね。ただ、これまで無料のアプリを使っていた人にとっては、有料化というのは非常に残念なことになるのかもしれません。
個人的に、カメラとは関係ないですが、スマホやタブレットでApple製品を利用していて、サブスクの音楽関連のサービスを契約しているのですが、環境が異なると使い憎くなってしまうのでAndroid製品への移行がためらわれてしまい、もうApple製品以外は使えないような状況になってしまっています。
カメラ関連でも、キヤノンの様々なアプリを利用してもらうことで、便利なので他社の環境に移行できないという状況を作り出すことは可能なのだと思いますし、新しいビジネスモデルとして面白いのではないのかなと思いますね。
このアプリも、例えば報道関係の仕事なので、撮影したらすぐに画像を転送して、編集部で最もいい画像を選択して記事にしてもらうといったことが、より簡単にできるようになると思いますので、とても実用的なアプリなのではないかと思います。
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