Nikon Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR本日発売
ニコンがAPS-Cミラーレス用の超高倍率ズームNikon Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRを本日発売しました。18-140mmという焦点距離で、小型軽量化を実現し、開放縛りから安定して高い解像力を発揮するレンズとしています。さらに広角端で0.2mの短い札端撮影距離と、5段分の手振れ補正を実現しているそうです。
旅行で何か1本だけレンズを持って行くとか、標準ズームよりもうちょっと望遠側が欲しいという場合には非常に重宝する便利だと思いますね。Nikon Z fcにも合いそうです。
ニコンのサイトでは、Nikon Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRのサンプル画像などもありますので、詳細はそちらをご覧ください。
ちなみに以下が、Nikon Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRのMTF曲線とレンズ構成図になります。MTF曲線をみると確かに解像性能が高そうな印象です。
気になる価格は?
さて、気になる価格ですが、価格.comの調査によれば、Nikon Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRの現在の最安値は6万9300円となっています。APS-C用超高倍率ズームとしては比較的廉価な印象です。
しかし本日発売なのか、販売しているショップはかなり少なく、登録店舗19ショップ中発売しているショップは2ショップだけです。こちらも半導体不足などの影響で、ひょっとしたりかなり供給が少ない可能性がありますので、購入を検討している人はなるべく早く予約をしたほうがいいかもしれません。
またNikon Z fcはようやく在庫が復活する傾向にあるようです。Nikon Z fcとあわせて購入したいという人も多いと思いますので、しばらくは在庫がない状況が続くかもしれませんね。
そして次に発売されるレンズはどのようなレンズになるのでしょうか?
ニコンのロードマップでは、DX 24mm、DX 12-28mmは確定しています。個人的にはフルサイズの28mmと40mmもあるので単焦点レンズはもう発売されないんじゃないかと思っています。可能性があるとしたらポートレート用の60mmとか、マクロ40mmとかでしょうか。なので、18-200mmとか24-300mmとかそんな便利ズームが発売されるのではないかなと妄想しています。
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コメント
コメント一覧 (3件)
今朝ゲットして試写を終えました。噂どおりの開放縛りから安定して高い解像力を発揮するレンズでした。
高倍率ズームレンズとは思えない描写力ですね。
サンプルを見る限り良い写りですね。
Z50とキットにしたら売れそうです。
多くの場合これ一本で済ますことが出来そうです。
ちなみにニコンが仕様に示すMTFは幾何光学的MTFなのであくまで
理論値で実使用に即したデータではありませんね。
シグマは波動光学的MTFと幾何光学的MTFの両方出していますが
メーカーによってどちらを仕様に表示するかまちまちです。
また測定方法も規格がないのでそれぞれのメーカー基準です。
ちなみにN社、S社は幾何光学的MTFでC社、Pa社は波動光学的MTFです。
F社は忘れました。(後者だったかもしれません)
申しわけありませんMTF曲線につき間違いがありました。
Pa社は幾何光学的MTFでF社も同様です。