NVIDIA Broadcastがニコン、キヤノン、ソニーカメラに対応
米NVIDIAは9月2日(現地時間)、配信用ユーティリティ「NVIDIA Broadcast」の新バージョン「1.3」を公開した。対応カメラの拡大やパフォーマンス向上が主なアップデート内容となっており、適用は無料。すでにダウンロードして利用できる。
NVIDIA Broadcastは、音声のノイズ除去や配信時の背景変更などにGeForce RTXシリーズのGPUパワーを使えるユーティリティ。バージョン1.3のアップデートでは映像入力に利用できる対応ソフトとして、一眼カメラ用ユーティリティなどのサポートを拡大。「Canon EOS Webcam Utility」「Nikon Webcam Utility」「Sony Webcam Utility」が利用できるようになり、配信アプリケーション「OBS Studio」の仮想カメラ機能もサポートする。
NVIDIA Rroadcastが、ニコン、キヤノン、ソニーのカメラに対応したそうです。NVIDIA Rroadcastというのは、ライブ配信を行う際のサポートソフトのようなもので、例えばPCファンのノイズ、キーボードのタイプ音などのノイズを除去してくれたり、突然大きな音が入力された場合に音声をカットしたりする機能を持っているソフトです。
また画像に関しては、最近ではリモートワークの影響で、背景をバーチャルな壁紙にしている人が多いと思いますが、そのような背景を特定の動画や画像にして、人物だけを切り抜いて合成することができる仕組みを提供してくれています。
リモートワークは、自分の部屋などで行っていると、どうしても部屋の家具などの配置の都合で、背景に映したくない個人の部屋とか、ベッド、干している洗濯物などが写りこんでしまう可能性があります。そのようなプライベートな部分を見せないために、最近はバーチャルな背景を利用している人が増えています。これらを簡単に、そして性能良く実現してくれるアプリがNVIDIA Rroadcastです。
またタイピングの音を低減してくれるということで、タイプしながら会議を行う場合などでも利用できるので便利に利用できそうですよね。
ニコン、キヤノン、ソニーのカメラにも対応
そのNVIDIA Rroadcastがニコン、キヤノン、ソニーのカメラなどにも対応したというのが上記の記事になるわけですね。ただし、直接的に接続できるわけではなく、Canon EOS Webcam Utility、Nikon Webcam Utility、Sony Webcam Utilityを経由して利用する形になるようです。
なので、Canon EOS Webcam Utility、Nikon Webcam Utility、Sony Webcam Utilityを利用できるカメラであれば、すべてNVIDIA Rroadcastで利用できることになるようですね。
リモートワークでテレビ電話で会議をしている人ですとか、Youtubeなどでライブ配信している人は利用を検討してみるといいかもしれません。
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