ニコン Nikon D6の新ファーム公開
ファームウェア C:Ver.1.31 から C:Ver.1.32 への変更内容
• 以下の現象を修正しました。
– 人物に向けて連続した静止画撮影を行っていると、ごく稀にシャッターボタンを押しているのにシャッターがきれなくなる場合がある。-Nikon D6ファームダウンロード
ニコンがNikon D6の新ファームを公開しています。公開内容は上記で引用した内容となっていて、「人物に向けて連続した静止画撮影を行っていると、ごく稀にシャッターボタンを押しているのにシャッターがきれなくなる場合がある」という問題が解決されるようです。
修正されたことはいいことなのですが、内容がちょっと不思議ですよね。それが「人物に向けて連続した撮影をしているとき」という部分です。これは暗に人間以外の被写体の場合には、シャッターが切れないという問題は発生しないということを示唆していることになります。
Nikon D6にもある瞳AF
なんで人間を撮影しているときにだけ問題があるのか?とということですが、たぶん顔、瞳AF、上体を検出したときに何らかの問題が発生するのだと思います。
Nikon D6はミラーレスではないのに瞳AFがあるのか?ということですが、AFセンサーモジュールによる撮影時にも瞳の位置を優先したフォーカスポイントの選択に対応しているとしています。
新AF専用エンジン、画像処理エンジンEXPEED 6、そしてこれらと共働するアドバンストシーン認識システムの性能向上によって、D6は様々な性能を一段と強化。特に、顔・上体検出情報、デフォーカス情報、動き検知情報によって、被写体の平面方向への動きの追尾性能が向上しています。また、光学ファインダー撮影時にデジタル一眼レフカメラで初めて※、瞳の位置を優先したフォーカスポイントの選択に対応。人物をポートレート的に撮影したい場合にも、より瞳にピントが合った撮影がしやすくなっています。
ということは、恐らくカメラが人物の顔や瞳を認識しているときに、何かしらの問題が発生し、それが原因でシャッターが切れないという問題が発生するのだと思われますね。ファインダー内に人物がいないときには、人間の顔や瞳を探知することはありませんので、この問題は発生しないということなのだろうと思います。なので、人物撮影時にシャッターが切れなくなるという問題が発生するという可能性が高いのかな?と思います。
ごくまれにしか発生しない問題のようですが、プロフェッショナルカメラマンにとっては一瞬の撮影が大事になりますので、少しでも写真撮影に失敗するリスクを少なくしたいと思うはずです。なので、この修正はありがたいと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
これはシャッターを押し直せば動作するんでしょうね。
そうでなければオリンピックで使い物になりませんから。
再現性のないごく希な現象かもしれませんね。
そうでなければ気がつくのが遅すぎます。