Nikon Z fc予約好調 昭和レトロブームは本物か?? それとも一時的か

デジカメのレトロブームは続くのか

●デジカメも“回帰現象”

スマートフォンがカメラの主役を奪うようになってから、フィルムカメラのデザインに先祖返りする現象が目立ち始めた。ファッションやグルメなど、ざまざまな場面でみられる「何周か回って、結局もとに戻る」という現象がデジカメにも起きている。

ニコンが6月29日に発表したミラーレス一眼「Z fc」もその一つ。フィルム時代のフルマニュアル一眼レフ「FM2」を彷彿とさせるデザインが特徴だ。同社の似たようなカメラでは、2013年に発売した「Df」が有名だ。 Z fcは、レンズマウントこそミラーレス用の大口径・Zマウントを採用しているものの、Dfよりも薄くコンパクトなボディーを実現。デザインのイメージはFM2にかなり近づき、フィルムカメラっぽい雰囲気が高まった。

BCN

BCNが話題のニュースを報告しています。その中にデジカメの話題がありましたので紹介します。全文は長文で、上記はカメラの部分だけを引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

内容はNikon Z fcに関係するもので、Nikon Z fcが予約からわずか1日で一部のキットの供給遅れの発表があったことを受けての話題だと思います。ニコンがどの程度の想定をしていたのかは不明ですが、予約開始1日で予定数を超えてしまったということは、かなりの高評価を得たといってもいいのではないかと思いますね。

ちなみに、先日、標準ズームキットの供給遅れも発表され、これですべてのキットで供給が遅れる見込みになったことになります。

レトロ回帰は本物なのか

なぜレトロがブームになっているのかについては、様々な意見があるようで、これといって決まった理由はないようです。しかし、現代では見られないような風景や機器など、非日常を体験できて楽しいという意見や、今の簡略化され、合理化された設備や機器などにはない温かみ、アナログ感、不完全性が楽しいという意見が根強いようです。

前者は、例えば熱海の温泉街や駅前の商店街などが人気があるように、昔ながらの古い商店街やショップにレトロ感を感じて非日常を楽しんでいるということだと思います。そして、後者は写るんですなどのフィルムカメラや、カセットテープやレコード、古いテレビやラジオなどが該当するのだろうと思いますね。

実はこれらのレトロと写真撮影の親和性は高いと、個人的には勝手に思っています。レトロなものを見るとそれを撮影して他の人に見て欲しいという人は多いと思うのですよね。そうすると、様々なレトロ的なものを撮影して他の人とシェアしたいという人が増え、結果的に写真撮影の楽しさを知って貰えることにつながるのではないかと思います。

そして、その撮影する機器もレトロなものにして非日常を楽しみたいということもアリなのかな?と思うのですが、実際にはどうなるでしょうか。若い人にも刺さるといいなとは思いますね。

しかし、それだけでは不十分で、フィルムカメラで撮影したように加工してくれる撮影モードですとか、パステル調で撮影できるモード、フィルムカメラのように例えば翌日にならないと閲覧できないモードなどを搭載するとよかったのではないかな?と思います。今は実際の色を忠実に再現するというより、記憶した以上の色味で出力されるほうが好まれていると思います。

このあたりはアプリのDispoや、フィルムカメラの写るんですの不便さをシミュレートしたものになるわけですが、そのあたりの不便さを楽しむという他のカメラにはない差別化もあるといいのになと思います。

ただ、このレトロも見慣れてしまったり、一通り体験するとやはり「不便」「古くさい」で終わってしまう可能性があるので、リスクが高いというのも事実ですよね。いまはレトロが刺さっている人がいるかもしれませんが、これがずっと続くのかは不透明です。そのため、Nikon Z fcが長期間にわかり成功するかどうかは非常に気になるところです。

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