ミラーレスは金額ベースではかなり好調のようです。
■デジタルスチルカメラ
総出荷台数:173万2,128台(75.3%)
総出荷金額:671億5,631万3,000円(95.3%)24.3%の台数減に対し、金額は4.7%減に踏みとどまった。
総出荷のうち日本向けは、台数21万6,866台(87.2%)、金額80億1,537万5,00円(87.1%)。
ノンレフレックス(ミラーレス)は台数37万1,370台(102.4%)、金額274億2,825万7,000円(152.4%)。
ノンレフレックスがレンズ交換式全体に占める割合は、台数40%、金額53%。10月以降はニコンおよびキヤノンがフルサイズミラーレスカメラ市場に本格参入することから、一眼レフカメラとの比率に注目したい。
(記事を一部引用しています)
2018年9月のデジカメ出荷統計が発表されました。それによれば、上記の記事のように前年同月で出荷台数は25%ほど減少しており、金額でも約5%減少しています。
台数ベースで25%減少というのはかなりインパクトのある数値ですね。かつて、カメラは日進月歩で進化していきましたので、数年おきに買い換えるという選択肢もありましたが、最近は機能の向上がさほど大きくないので数年前のカメラでもかなりキレイに撮影できてしまいます。その他の付随機能もさほど変化がないため、買い替え需要は確実に低下しているものと考えられますね。
その中でもミラーレスは好調で、ミラーレスは台数ベースで前年比約102%、金額ベースでは約152%となっており、それぞれ増加していることがわかります。台数ベースでほぼ同じなのに、金額では50%ほど上昇しているということは、それだけ高額なミラーレスが売れているということがわかりますね。
これは恐らく、ソニーのフルサイズミラーレスや、マイクロフォーサーズの高級機種、EOS Kiss Mなどが売れているのだろうと思います。
しかし、以前の記事にもありましたが、フルサイズミラーレスは高額であるため市場規模としてはどうしても小さくなるため、今後各社がフルサイズミラーレスを投入し、拡充されていくなかで、どれだけ市場が大きくなるか未知数です。ですが、逆に魅力ある製品を投入できれば、シェアを大きく握ることができますので、とにかく性能的にも価格的にも魅力のある製品を投入していくことが大事ですので、各メーカともいまが大事な時期ですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00000126-impress-ind
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