日本医師会の中川俊男会長は18日の定例記者会見で、同日の新型コロナウイルスの感染者が東京都で過去最多の493人となるなど、全国的な増加が続いていることに関し、「感染が拡大している地域への移動を自粛してもらうことが重要だ」と述べ、慎重な行動を呼び掛けた。
特に東京の現状について「中高年者の感染割合が増えているのが一番心配だ。危機感を持たないといけない」と強調した。
(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/69b3f61cd94a6c56d21289e839c6680abb339533
晩秋から感染者が激増
JIJI.COMが日本医師会会長の記者会見の様子を報道しています。
記事によれば、日本医師会会長が11月18日に東京の感染者数が過去最多の493人になったとして、感染が拡大している地域への移動を自粛することが重要だと発言したということです。特に中高年者の割合が増加しているのが心配だとしていますね。
そして21~23日の3連休には旅行などせず、我慢の3連休にして欲しいとしています。その上で、証拠はわからないけども、GoToトラベル事業が感染急増のきっかけになったことは間違いないと指摘しています。
また、別の記事になりますが、神奈川でも初めて200人を超え過去最大の214人が感染し、大阪では過去2番目に多い273人の感染が明らかとなっています。
今年の4月から5月にかけて感染者数が増えたときには、夏になると湿度が高くなり気温も高く、紫外線も増えるのでパタっと感染者数が減るかも知れないが、冬になると再び急増するかもしれないと言っている識者がいましたが、まさにそのような状況になりつつあるようですね。
不要不急の外出、旅行をしない、会食も自粛するといったことは簡単にできると思いますが、そうなると困るのはホテルや旅館などを運営する宿泊業、人を運ぶ鉄道やバスの運輸業、食事などを提供する飲食業、人をもてなす接客業などで働く方々ですよね。
新型コロナを蔓延させることなく、そのような方々に影響がないように活動を自粛していくというのは、本当に難しいものだなと感じています。
個人的にはGoToトラベルやGoToイートではなく、食事を提供する宿泊業を対象に含めてGoToテイクアウトを推進したほうがよかったのではないのかな?と思います。
第3波の急増でカメラメーカにも大ダメージか?
そうなると心配なのがデジカメメーカの動向です。デジカメの出荷数量は12月と1月が最も少ない時期なのですが、3月から上昇しはじめ6月ぐらいまでが高水準で売れている時期となります。
これは、年度末で卒業式や入学式があったり、桜の季節であったり、5月のゴールデンウィークへの旅行に向けてカメラを購入したり、最近は6月に行われていることもおおい子供の運動会で撮影する目的でカメラを購入しているような人が多いからだと思われますね。
もし新型コロナウィルスの蔓延には季節的に特徴があり、また冬から春にかけて蔓延していくとすると、4月から5月ぐらいにかけて、かなりの感染者が増加するという可能性も考えられそうです。日本では今年の2月ぐらいからポツポツと感染者がみつかる感じでしたが、今ではもう多くの都市で当たり前のように感染者がいるような状況になっていると考えられるため、今年の春以上に爆発的に感染者がでてしまうことも考えられます。
そうなると再び緊急事態宣言が出されたり、旅行の自粛というムードになると、またもカメラメーカのデジカメ販売に多大な影響がでる可能性があり本当に心配になりますね。
海外通販サイトの発表では、新型コロナウィルスの影響で売れなくなった製品の第3位にカメラがランクインしており、各種の自粛で旅行を取りやめたり、卒業式や入学式をバーチャルで行うといったことになると、またもカメラが売れなくなる可能性が高くなる可能性も考えられます。今年はただでさえカメラ市場がかなり縮小しているため、来年もカメラ市場が縮小するとなると、カメラメーカにとっては大打撃になりかねません。
報道などでは、保健所が感染した人の感染経路を公表していたりしていますが、それを見ていると、発熱したのに翌日に仕事に行っている人や、体の調子が悪いのに旅行や会食にいったりしている人も結構多いようです。なので、少しでも体調に不安があったら無理せずに自宅で療養するですとか、無理に旅行や会食にいかないといったことを徹底したり、またそのような人が仕事を休みやすいような環境を整えていくことが重要なのかなと思います。
また冬はインフルエンザも流行する時期ですので、インフルエンザで医療機関により多くの患者が訪れる可能性もあり、インフルエンザの患者によって医療機関が疲弊するということもあると思いますので、インフルエンザなどに関する予防もしっかりしていきたいところだと思います。筆者も久しぶりにインフルエンザワクチンを接種してもらいました。
この新型コロナの影響はいつまで続くのでしょうか?またいつもの日常がはやく復活することを願っています。
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