カメラ展示会CP+は来年は開催へ
日本最大のカメラの展示会であるCP+が来年は開催されることが決定したようです。
毎年2月に開催されているCP+ですが、去年は新型コロナウィルスの拡大が懸念されていた状況で、残念ながら開催されることはありませんでした。今年の5月にドイツで開催される予定だったフォトキナも新型コロナウィルスの影響で開催されることはなく、これら展示会といったものはほぼ全滅という残念な状況でしたね。
今回の開催については、新型コロナウィルス対策について、かなり念入りに考えられているようで、実際にパシフィコ横浜で行われる実物の展示のほか、オンラインでの展示会といったようなものも開催されるようです。
実際の展示会場では、ソーシャルディスタンスの確保や事前登録制による入場者制限、換気の徹底、体温測定、マスク必須、消毒液の設置などが行われるようです。そして事前登録制とすることで、氏名、住所、電話番号の登録が必須とし、もし感染者がでた場合の濃密接触者を特定しやすくしているようですね。
仮にマスクをして、換気をし、3密にしないことまではいいとして、実際に気になるのは実機の試用による接触感染ではないでしょうか?一応、感染症対策としては、来場者の手を消毒するというルールになっているようですが、途中で咳などをしたらカメラそのものに付着してしまう可能性があります。なので、実機についても、都度の消毒を行う必要があるのかな?と思うのですが、そのあたりは明記されていません。そのあたりがちょっときになりますね。
そして今年、新しく設定されたのがオンライン展示会です。ネットで参加する各社の特設ページを見ることが出来たり、主催者のオンラインセミナーや、各社が実施するセミナーなどを見られるようになっているようです。神奈川から遠い人がわざわざ神奈川にいくというのは、かなり時間的に面倒ですので、こういったオンラインで各社のブースが見られるといったような試みはいいですよね。
まだまだ残る新型コロナウィルスの影響
日本では東京の新型コロナウィルスの感染者数が落ち着いているからか、なんとなくだいぶ安全になったような印象がありますが、県によってはGoToトラベルの影響や、気の緩みからかなり感染者数が増えてしまっているところもあって、危機感を強めてきているところもあります。例えば、観光地として最も有名な都道府県の一つである北海道は28日に警戒レベルを引き上げ、コロナ対策について協力を求めています。
新型コロナは高い湿度や気温、紫外線などに弱いとも言われていて、夏ということで一時的に落ち着いていた可能性がありますが、今後はインフルエンザなど風邪の季節になり、日本でも今まで以上に蔓延する可能性があります。そのため、最も風邪が流行する冬の季節に開催されるCP+は、またロックダウンや大規模イベントの自粛要請などで開催が不可能になる可能性もありますので、そのあたりが心配です。
感染させないために人の移動を制限すると、旅行業や飲食業もそうですが、鉄道などの運輸、地方のお土産屋さんなど様々なところに影響がでてしまいます。自分が感染しないという対策も重要ですが、もし仮に自分が無症状の感染者かもしれない可能性を考えて、まめに手を消毒する、マスクは常にする、不用意に何かに触ったりその手で自分の顔を触らないといった感染させない/感染しない対策をこころがけて、そして普段通り生活していくしかないのかもしれませんね。
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