コンデジに再評価の波
ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)は7月、コンデジの売り場を拡大した。現在は価格帯1万~2万円台を中心に約20モデルが並び、スマホで撮った写真と写りの出来を比較する展示も行っている。購入層は20~30歳代の女性が中心といい、会社員の女性(34)は「味のある『エモい(心に響く)』写真が撮れる」と魅力を語る。
ビックカメラが売り場を拡大
コンパクトデジタルカメラの人気が高まっていることについて読売新聞が伝えています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
最近、非常に人気が高まっているコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)ですが、ビックカメラではコンパクトデジタルカメラの売り場を拡大し、スマホとの比較写真を展示するなど、コンデジの販売に注力していることがわかります。
スマートフォンのカメラ性能が年々進化する中、若者の間でコンデジが再び注目を集めているというのは意外かもしれません。人気の理由としては、スマホだと画質がきれいすぎるということで、粗めの画質や独特の色味、補正されていないレンズの収差などが「エモい」として人気になっているようです。
特にSNSでこれらの写真が投稿されることで、自分もこのような写真を撮影したいと思う人が多く、20代から30代の女性を中心に人気になっているようです。ビックカメラによれば、2024年頃から問い合わせが増え、この人気は続くと判断しているようです。
最近言われているのは、コンデジの魅力の一つとして「撮影に集中できること」も指摘されています。スマホで写真を撮ると、つい通知が気になったり、SNSを開いて画像を共有してしまったりして、気づけば撮影よりも画面に夢中になってしまうことも多くなりがちです。しかし、そのような心配もコンデジならば問題ありません。
ファインダーや背面液晶を覗いて構図を考え、光の入り方を気にしながらシャッターを押すという撮影体験に没頭する時間は、日常の忙しさから少し離れて、自分だけの世界に没頭できる時間になっているようです。
–読売新聞
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