コンデジブームで価格が20倍に
やはりコンデジの流行は本物かもしれません。かなりの台数のカメラが販売されている可能性があるようです。
この店では、平成10年代を中心とした古いデジカメが、去年の夏頃から若者を中心に売れ始め、最近は1週間で30台近く売れることも。
ブーム前は1000円程度の販売価格だったものが、今では2万円近くにまで高騰しているのです。
2ndBASE 三村祐太店長(33)
「今のカメラにないような、ちょっと“平成レトロ”なデザインですとか、写りの粗さみたいなところで、人気になっているかなと」
記事では、昭和レトロブームならぬ、平成レトロブームが来ているようで、デジカメもその一つとなっているようです。2000年代のカメラは画質が悪くエモい写真が撮れるということで人気になっていて、あるショップでは1週間で30台のカメラが売れたとしています。
そして需要があれば価格は上がるわけで、以前には1000円で販売されていたカメラが、今はなんと2万円の価格で販売されているのだそうです。
いまの若い人たちは隅々までシャープに撮影された画像しか体験したことがなく、古い時代のあまり写りが良くない画像はむしろ新鮮に感じるようですね。ちなみにテレビもアナログ地上波が停止したのが2011年で、あれから13年が経過しています。従ってテレビに関しても物心ついたときにはデジタルになっていた可能性が高く、PCの画像も当然、液晶が当たり前になっていた頃でした。
そう考えるとデジタルな画面しか見たことがないのは当然で、だからこそ逆にアナログな感じが新鮮なのかもしれませんね。問題はこれが定着するかどうかですが、少しでも撮影の楽しさを知ってもらって、デジカメを購入してくれるといいなと思いますね。メーカはもっと富士フイルムのようにわざと絵作りをしてしまう製品を出してみてもいいのかもしれません。
(記事元)https://news.livedoor.com/article/detail/26427725/
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コメント
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デジカメ黎明期や発展期は、より画質がいいカメラを求めて買い換えたり買い足したりしてきました。
昨今は写りが悪い(?エモい?)古いカメラを求めてそれが売れているというので、価格が高騰したりするという、成熟期を過ぎて衰退期には変わった現象が現れるのだなあと感じています。
今から20年程度前のデジカメは同価格帯ならメーカーによる写りの差が
かなりあり選定を誤るとエモい写真は撮れませんね。
当時の売れ筋ではない一流のメーカー製が良さそうです。
今でも5社の旧型デジカメを所有していて比較した感想です。