ニコンに新社長
ニコンの社長が公開するそうです。文系出身の新社長は45年ぶり。この人事で市場に新たな波を起こすことができるでしょうか?
(前略)
老舗光学機器メーカーのニコンで、德成旨亮CFO(64)が4月1日付で新社長に就任することになった。馬立稔和社長(68)は代表権のある会長となる。
(中略)
ニコンの社長は長らく技術系の人物が務めており、文系からの登用は45年ぶりとなる。德成氏が銀行出身であることも話題を集めた。
(中略)
德成氏とのより強い連携のもと、新規事業の育成を重点施策とする中期経営計画の推進を図る。「技術に偏重していたアンバランスを変えていく」(馬立氏)ことも狙いだ。
(後略)
文系からは45年ぶり
ニコンが新社長を迎えることが明らかになりました。上記は一部を引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
新社長は文系出身で、銀行で長くキャリアを積んだ方なのだそうです。これまでニコンは技術畑の人が社長となっており、文系出身の社長は45年ぶりなのだそうです。
理由としては、現在、株式市場や投資環境が成熟しており、投資に回す資産を多く所有することは資産効率が悪いとみなされることから、金融畑出身の人が社長になるようです。
ということは現在の手持ちの資産をより有効に活用するということになるわけで、企業の買収や様々な投資をして収益化していくということになるのだろうと思いますね。そして、その一つが先日発表されたRED社の買収ということになるのかもしれません。
技術畑の人でなく文系の人が社長になることで、あらたな製品やイノベーションを生み出すことができるようになるといいなと思いますね。
さらに「ニコンのRED社買収 ニコンのカメラ、シネマカメラ市場に与える影響は何か」ではRED社買収でニコン製品に与える影響の可能性について詳しくお伝えします。
(記事元)Yahooニュース
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コメント
コメント一覧 (2件)
キヤノンの御手洗社長も文系ですし工学系よりも市場を見渡せると
思いますのでよろしいんじゃないでしょうか。
このタイミングで慣例的に主力事業出身者から社長を擁立するのではなく銀行畑、というには投資家思考が強く見られる德成氏を起用するということは、それだけ現状の事業体制に強い危機感を持っているのだと受け取りました。
他社同様にニコンも2010年代中頃から新規事業を立ち上げてきましたが、どうしても既存の主力事業(映像・精機)中心で発展性が乏しいという見方をされています。
德成氏はCFO就任後から新規事業の立て直しと拡大を進めているようです。
その手綱を緩めることなく、さらに発展させて事業領域拡大を図るための人事ということなのでしょう。
これがどう転ぶかは不透明ですが、できれば上手くいってほしいですね。
ところで、記事内では新規事業を中心に書かれていますが映像事業もこれからどうするんでしょうね??
さすがにRED子会社化は想定外だったと思います。
これまで未開拓と言っても良いシネマカメラ業界への足掛かりを手にしたわけですし、絶賛計画の練り直し中でしょうか。