リコーが再び一眼レフは復活すると明言しているようです。
リコーがDpreviewとの次のインタビューをリリースした。そして、彼らは再びミラーレスの流行に飛びつくことはないと認めた。
「現在ミラーレス、特にフルサイズミラーレスが流行している。たくさんの人々がフルサイズミラーレスカメラという新しい分野に興味を持っている。ミラーレスそれ自身は、ミラーレスの利点があり、ユーザに魅力的な点がある。ユーザはシャッターボタンを押す前にEVFを通じて画像を確認することができる。しかし一方では、一眼レフには一眼レフの利点がある。ユーザは美しい画像を光学ファインダーを通じ、様々な設定を利用して異なる方法で写真を撮影することを想像して楽しむことができる。
私が思うに、2年か3年で、ミラーレスカメラを購入した一部のユーザが一眼レフに戻ってくるだろう。
我々は開発において様々な可能性を検討してきた。しかし、ミラーレスと一眼レフにはそれぞれの魅力があると考えている。想像するに、2年か3年でミラーレスカメラを購入したユーザの一部は一眼レフに戻るか、両方のカメラを利用することを選択するだろう。なぜなら、互いにそれぞれの利点があるからだ。」
うん。私も一眼レフが2~3年で復活すると理解している。そして地球は球面でなく平面だと証明されるね・・
(記事の一部を意訳しています)
先日も記事にしていますが、リコーはミラーレス市場に参入しないと再び明言しているようです。インタビュー記事によれば、数年には一眼レフ市場は必ず復活すると信じているようです。そのため、ミラーレス市場にはあえて参入する必要がないと考えているようですね。ですが、この記事元の中の人もリコーのこの発言は信じていないようですね。どうしてでしょうか?
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記事元の中の人も、皮肉で一眼レフは数年で復活すると思うと述べています。同時に、そのときには地球が球ではなく平面であることが証明されるだろうと皮肉を述べています。つまり、そんなことはないと思うと言っているわけですね。
ミラーレスに参入しないというのは本心ではなく、参入できないというのが本当のところではないのかな?と思います。一眼レフでもニコンやキヤノンに後れを取っていますので、新しくミラーレス用のカメラとレンズをラインナップするのはリコーには経営的にかなり厳しいのではないのかな?と思うからです。
なので、リコーとしては尖った製品を作って新たなユーザを獲得するしかないような状況になっていると考えられますね。一眼レフをこのまま作り続けていけば、いつか富士フイルムのインスタントカメラのように残存者利益を得られる可能性もあります。しかし、ニコンやキヤノンもまた一眼レフの販売を続けていくと思いますので、このままリコーが一眼レフを作り続けて、莫大な利益を得られるようになるかどうかというのは厳しいところではないのかな?と思います。
ですが、ニコンやキヤノンはミラーレスに注力しているあいだに、一眼レフに関する何かのイノベーションを開発して特許などを取得すれば、大逆転というのも考えられなくはないので頑張って欲しいところですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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コメント
コメント一覧 (1件)
ミラーレスで立て続けに2度失敗(Qシリーズ・K-01)した時点で、既に『万年負け組』確定済み。
他社と較べて貧弱なリソースでは、DSLR以外に残された選択肢がないのは明らか。
但しそのDSLRも、復権は100%あり得ない。
『変態イロモノ路線』を更に極めてネタの宝庫となれば、ごく一部の物好きを取り込める可能性も無きにしも非ず…かもしれない。
勿論、それとて『焼け石に水』なのは、言わずもがなだけれど。