ニコンの特許公開件数が激減 理由は?? 開発投資を削減??

Nikon Z 50

ニコンの特許公開件数が激減?

ニコンの特許公開件数を調べていると、以前よりかなり出願数が少なくなっているらしいことがわかりました。

どのような特許出願数になっているのでしょうか?それでは特許公開件数をみてみましょう。

  • 2011年 出願公開件数ランキング 第23位 1776件
  • 2012年 出願公開件数ランキング 第23位 1624件
  • 2013年 出願公開件数ランキング 第20位 1832件
  • 2014年 出願公開件数ランキング 第27位 1289件
  • 2015年 出願公開件数ランキング 第35位 1086件
  • 2016年 出願公開件数ランキング 第83位 510件
  • 2017年 出願公開件数ランキング 第63位 728件
  • 2018年 出願公開件数ランキング 第58位 667件
  • 2019年 出願公開件数ランキング 第70位 588件
  • 2020年 出願公開件数ランキング 第83位 475件
  • 2021年 出願公開件数ランキング 第105位 375件
  • 2022年 出願公開件数ランキング 第157位 220件

(記事元IPForce

というわけでニコンの特許出願公開件数を2011年から2022年までみてみると上記のようになっています。

2011年から2021年までは年間の出願公開件数で、2022年は2022年12月までの出願公開数ですので、2022年の最終的な出願公開件数とは異なることに注意をしてください。

しかし、ランキングをみるとわかるのですが、2011年から2014年頃までは出願公開件数ランキングで20位台にあったのですが、2015年ぐらいから次第にランキングが下がり始め、2022年では157位までランキングが下降していることがわかります。2011年前半の頃と比べると圧倒的に出願公開件数が少なくなっていることがわかりますね。

ニコンの経営戦略の変化が影響?

この特許出願公開数の変化をみると、2016年あたりから何かしらニコンの内部で変化があった可能性が高いように感じています。

例えば、2016年2月に発表されたニコンの1インチ高級コンデジは、2017年2月に発売中止が決定されました。発売しようと思えばできたと思いますが、経営的な関係で発売しなかったと推測されます。同様に特許の出願や、新製品開発への投資に関しても何かしらの変化があった可能性もあるのではないのかなと思っています。

可能性としては特許を出願すると、それだけコストになるので1円でも余計なコストを減らすためにコアとなる技術にみ特許を出願している可能性です。つまり、予防的な特許の出願は止めておくという可能性です。

もう一つはコストを抑えるために開発に関する投資を少なくしている可能性です。経営的に厳しいので、開発にまわす投資ができない場合には、それだけ新しい技術を開発することができないため、このようなことになる可能性があると思います。

実際にどのような理由で特許の出願公開件数が減っているのかは不明ですが、明らかに減っているのは事実ですので、ニコン内部で何かしらの特許出願に関する条件が変化した可能性は高いのではないのかなと思いますね。

カメラやその他製品への投資を減らしているということになっていないことを祈るばかりです。

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「ニコンの特許公開件数が激減 理由は?? 開発投資を削減??」への2件のフィードバック

  1. これは以前のリストラと重なっていたように思います。
    多くの優秀な技術屋さんが他社に移ったようだと言われていました。
    ただエビデンスを持っているわけではありません。
    よく言われる防衛特許や予防特許は今の時代通常は出さないと思います。
    うま味がなく当該特許でアイデアを教えてしまう事と付随する事項で
    どの程度の開発能力を持っているか、また何を開発しているかバレて
    しまいますから。
    例え特許を出さずに製品を出し同じ原理でその後他社が特許を出して
    権利化しても大丈夫です。
    不服申し立てをすれば良いだけです。
    なお通常は不服申し立てせず双方が話し合いでどうするか決めまると
    思われます。

  2. ニコンがカメラについて生産や開発の規模を縮小していることは読み取れるので、研究についても同様なのだろうな、と思います。
    開発の取捨選択が出来ているのか、出ている製品については逆に余剰な部分のない練られたものになっているような気がします。
    しかし、ニコンの開発力や生産力はもうちょっと余裕があっても、それに応える需要はまだあるような気がしますし、ちょっとスリム化が行き過ぎているのではないか、という気もします。

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