ニコンは今後も新しい製品を次々と投入していくようです。
・ニコンはカメラ市場が50%も縮小すると考えていない(キヤノンが予測していた)
・ニコンはこれからも興奮し驚くような製品を発売していく
・Zマウントはより相似形(ご指摘があり、より正しいと思われる表現に改めました。ご指摘ありがとうございました。)対称形なレンズ構成の配置を可能としている。ユーザは光学的なアドバンテージを得ることになるだろう。(記事を一部意訳しています)
Imageing Resourceがニコンの幹部たちをインタビューした記事が掲載されています。その内容の印象的な内容は上記のようなインタビューだったようですね。
キヤノンは、以前にカメラ市場は大幅に縮小すると考えていると発言していましたが、ニコンはそのようには考えていないようですね。このことについては、富士フイルムもそう考えないと述べていました。
またニコンは今後もエキサイティングで驚くような製品を発売するとしていますが、これがどのような製品を意味しているのかはわかりません。これから発売するであろうミラーレスや一眼レフのカメラのことを述べているのか、それとも何かもっと違う製品や、驚くような機能を搭載されるのか気になるところですね。
最後のレンズについてですが、相似形対称形なレンズ構成が配置になるので、ユーザは光学的なアドバンテージを得ることになるというのは、どういうことでしょうか?
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たぶん、それはガウスタイプのレンズのことを言っているのだと思います。ガウスタイプのレンズ構成というのは、こんな感じのものです。
(wikiから引用しています)
このレンズ構成をみると、左右対称になっているのがわかりますね。このことを相似形対称形のレンズ構成と言っているのだと思います。
このような対称形のレンズはバックフォーカス(レンズの後部とセンサーまでの距離)を確保することが難しく、様々な工夫でバックフォーカスの問題を解消して、そして標準レンズとして採用されるまでになっていったようです。バックフォーカスが必要なのは、センサーとレンズの間にミラーが稼働する領域を確保するためです。
ですがミラーレスになって、このミラーがなくなったわけですから、近づけようと思えば、いくらでもセンサーとレンズを接近させることができるようになりました。そのため、バックフォーカスを気にしなくてすむミラーレスであれば、広角でも対称形のレンズ構成を採用できるため、ユーザにはメリットがあるといっているようですね。
いずれにせよレンズ設計の自由度が増したことで、より高画質になったり、より廉価な製品が作れるようになるとしたら、それはユーザにとってはメリットになりますから楽しみですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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コメント
コメント一覧 (2件)
原文では symmetrical lens と書いてあるので 、相似形は誤訳で対称形が正しいと思います。
2つのレンズを比較して相似形というなら意味がありますが、比較するレンズがないのに相似形なレンズと
いうのは無意味だと思います。
ご指摘ありがとうございました。
おっしゃるとおり、確かに「対称形」のほうが正しいと思いましたので、早速、修正させていただきました。このたびはご指摘ありがとうございました。
今後ともご迷惑をおかけすると思いますが、当ブログをよろしくお願い申し上げます。