
Nikon Z 9プロフェショナルミラーレスカメラ市場でトップシェア
Nikon Z 9が、2022年第1四半期のプロフェッショナルフルサイズミラーレスカメラのトップセラーとなった
NPDグループの市場データによれば、Nikon Z 9がプロフェッショナル向けフルサイズミラーレスカメラとして2022年第1四半期の最も売れたカメラであることがわかった。
このデータは、今年の最初の3ヶ月間の平均価格が5000ドル以上のフルサイズミラーレスカメラのアメリカでの販売数を比較したものを基にしている。Nikon Z 9は、このセグメントで57%のシェアを獲得しており、ニコンには機材に妥協しないハイアマチュア、プロフェッショナルのニーズに真摯に耳を傾ける能力があることを証明している。
米国ニコンWebサイト
米国ニコンが、Nikon Z 9が米国のプロフェッショナルフルサイズミラーレスカメラ市場でトップシェアを獲得したと発表しています。
これはアメリカのNPDという市場リサーチ会社の資料を基にしているもののようで、内容的には平均価格が5000ドル以上のセグメントにおいてNikon Z 9が57%のシェアを獲得したとしています。価格が高い=プロフェッショナル向けというわけではありませんが、概ねそのような傾向であることは確かではありますが、このあたりの違いは理解しておく必要があるかもしれません。
プレスリリースではその後に、Nikon Z 9はクリエイティブ業界を席巻、大成功、ニコンにとってここ10年で最も重要な意味を持つカメラ、DPReviewではカメラ・オブ・ザ・イヤーを獲得し、リーターズチョイス・アワードで史上最高得点の94%のスコアを獲得しているなど褒め言葉が続いています(自画自賛?)。
待ち受けるキヤノンのフラッグシップ
とはいえ、ライバルとなるキヤノンはまだEOS R1を発売していません。EOS R3は準フラッグシップモデルと位置づけられているため、まだ手を出さずにR1が発売されてから購入したいという人も多いと思います。さらにEOS R3は国内で在庫がまったくない状況で簡単に手に入ることは難しい状況です。Nikon Z 9はたまにヨドバシカメラのランキングなどで上位に顔をだしていますので、それなりに供給はあるようですが、EOS R3はそもそも供給量が圧倒的に少ないのではないかと思いますね。このことも、フラッグシップモデルでNikon Z 9が売れている理由の一つになっていると思います。
また、キヤノンはソニーのα1やNikon Z 9をじっくりと観察し、研究してからR1を発売することになりますので、性能的にはZ 9に近いかそれ以上の製品を出してくることは間違いないと思います。そうすると、今度は既存のキヤノンユーザがR1を購入するだろうことは目に見えていますので、そのときにシェアがどうなるかが本当の勝負になるだろうと思いますね。
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