スマホに”殺された”デジカメ市場 カメラが生き残るために必要なこと

デジカメは生き残ることができるのか

デジカメに勝機は?

市場を奪われた商材に勝機はあるのか。ソニーはミラーレス一眼「α(アルファ)」シリーズに力を注ぐ。「(デジカメ)全体としては厳しいが、伸びている部分を見極めて注力する戦略」だ。動画撮影により的を絞った「ブイログカム」も好調。静止画と動画の垣根を越える新しいスタイルを提案する。

同社はスマホ「エクスペリア」の高機能化も進めている。今年7月発売の最新機種は高速オートフォーカスなどにαの技術を生かし、業界初となる可変式望遠レンズも搭載した。「需要を食い合うことはないのか」との質問に対し、同社は「スマホから興味を広げ、αに来てくれればいい」と意に介さない。

「写真の撮影枚数は飛躍的に増えている。裾野は広がっており、マイナスの話だけではない」と話すのはキヤノンの広報担当者。コロナ禍も2年目となり、自粛に疲れた人々は再びカメラを手に取り始めた。CIPAが今年1月に発表した市場調査では、コロナ禍の被写体として「花・植物」の人気が高まっている。「海外旅行や国内旅行が戻る時、顕著な再拡大が期待できる」。業界はデジカメの将来に決して悲観してはいない。

JIJI.COM

時事通信社がデジカメの今後についての記事を掲載しています。全文はデジカメ市場が縮小した原因などを含め長文で記載されていますので、詳細を知りたい方は記事元リンクから全文をご覧ください。

記事によれば、スマホが普及した結果、カメラの需要が減り、それに伴ってカメラ市場も縮小していったとしています。そして、CIPAなどの統計を発表している団体によれば、デジカメは2008年の約10分の1に、ビデオカメラも2012年の10分の1に縮小してしまったとしています。

ちょっと前までは、スマホやガラケーの画像品質はとても悪くて、ノイズが乗っているので点描画みたいな画質でがっかりしたものですが、その後はセンサーサイズが大きくなったり、ノイズ除去の技術が発達したりして、以前の廉価コンデジ程度の画質で撮影することができるようになっています。

そしてスマホレンズの複眼化や、光学ズームの搭載、センサーの大サイズ化などにより、コンデジのメリットだったものが、どんどんつぶされていって、今ではコンデジにとって変わられてしまっていますね。

カメラでしかできないこと

そのような中でもソニーやキヤノンなどのカメラメーカは様々な施策を行っているようです。記事によれば、ソニーはカメラ市場は厳しいけれども、伸びている分野に注力してカメラに取り入れていくことでカメラの販売を目指しているとしています。

キヤノンは撮影の裾野はむしろ広がっているので、何かをきっかけにカメラで撮影することの楽しさを知って貰えるようになることが期待できるとしています。

ですが、このような施策はすでにかなり前から言われていたことですし、それでカメラ市場が増えているとは言えない状況だと思いますので、もっと別な施策が必要になるのかな?と思いますね。

ほぼマニュアルで撮影することの楽しさをカメラに発見して、そしてカメラを趣味にする人も多いと思います。しかし、ボタンを押すだけである程度のキレイな画像を撮影できるのに、わざわざこれからマニュアルで撮影してもらって、楽しさをしってもらおうというのはかなり難しいだろうと思います。

車もマニュアルならではの運転の楽しさはあると思いますが、いますでにオートマの車に乗っている人に、次の車はマニュアル車にしようと思わせることは並大抵のことではないと思いますね。それと同様にカメラもマニュアル撮影をしてみようと思う人は限られてくるのではないのかなと思います。

しかし、やはりカメラが生き残るためには、やはりマニュアル撮影の楽しさを知ってもらうような方向性しかないのでしょうか?

期待できることとしては、富士フイルムのクラシカルなカメラや、Nikon Z fcのようなマニュアル撮影に適したカメラの人気が思いのほか高いということです。単にデザイン的に好まれているということだけでなく、自分で各種のダイヤルを回して設定して撮影する楽しさが伝わることができればいいなと思います。

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レンズのイメージ画像
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