なぜ心霊写真が少なくなったのか
この記事は、2024年1月29日に配信した記事の一部を再編集・加筆し、再掲載したものです。情報や記述内容は当時のものとなります。
かつては写真に幽霊と言われる「何か」が写ったり、特殊な光が写っていたり、足や手が消えている写真がよく話題になっていました。まとめて心霊写真などと呼ばれていたわけですが、そんな写真を鑑定するみたいな番組も子供の頃にやっていたように記憶しています。
しかし、最近ではほとんど心霊写真といった写真を見ることがなくなりました。なぜ見なくなったのでしょうか?そこで、なぜ心霊写真をあまりみなくなったのか少し考えてみたいと思います。なお、これは筆者の個人的な考えで、必ずしも正しいとは限りませんのでご了承ください。
では、はじめましょう。ふふふ
理由その1 フィルム写真でなくなったから
まず最も大きいと思われるのがデジタル化され、フィルムカメラからデジタルカメラになったことです。フィルムカメラではフィルムをカメラの中に入れるときや、巻き戻してフィルムを取り出すとき、現像するときに何かしら失敗して感光してしまう可能性がありました。また、カメラの密閉性が悪くなっていて余計な光が入り込んだり、フィルムの撮影期限を大幅にすぎていて化学的に変化して性能を発揮することができずに、余計なものが写ったり、写らなかったりといった可能性がありました。
しかし、デジタルではフィルムそのものがありませんので、フィルムそのものに関する問題や、フィルムであることで求められるカメラの性能による問題、現像方法などで失敗してしまう可能性が少なくなり、心霊写真と思われるものが写らなくなった可能性が高いのかなと思います。
理由その2 感度が向上したから
一部の心霊写真では足や手の一部などが写っていなかったという写真などがありますが、これは恐らくシャッター速度の関係で長時間露光していたときに、手や足を動かしてしまい、背景に溶け込み、そして消えてしまった可能性が高いと思います。フィルムはISO固定です。概ねISO100やISO400のフィルムで撮影していたと思いますが、暗い場所などでは明かりが足りずに、より長いシャッター速度で撮影しようとしてしまい、そこで被写体が動くことで写真に写らなくなってしまった可能性があります。
しかし、デジタルカメラではノイズは増えるもののISOは可変なので、長いシャッター速度を無理に使う必要がなくなりました。そのため、手や足が消えてしまうといった現象も少なくなっているのだと思います。
カメラとレンズの性能向上
理由その3 レンズの性能が向上した
時代が進むごとにレンズの性能も向上しています。これによりゴースト、フレアといった現象がなくなったり、より少なくなっています。古い設計のレンズでは盛大にゴーストやフレアがでるレンズもあったりして、それもレンズの味わいと捉えられているわけですが、それらの光が「オーブ」「火の玉」と言われ心霊写真として扱われた可能性もあっただろうと思います。
しかしレンズの性能が向上し、フレアやゴーストへの耐性が高まることで、心霊写真と言われる写真も減っていったのではないかと思います。
理由その4 解像性が増したから
最近のデジカメはセンサーの高画素化が進み、レンズの解像性もそれにつれて良くなっていっています。
そもそも人間は本能的に敵や味方、周辺に動物がいることを認知しやすくするために、顔のようなものに反応しやすいという性質があるようです。例えば、木の節目や木目が人間の顔のように見えたり、壁にできたシミのようなものを顔と認識してしまったり、木漏れ日、葉っぱや木の形などが偶然に重なり合って人間の顔のように見えてしまう可能性があります。
しかし、高画素化が進みレンズの性能もよくなると、これまでぼんやりと写っていたものが、よりシャープに撮影できるようになり、それが人の顔なのか、葉っぱや木の形で偶然に人のような顔のように見えるのかを判断することがより簡単になりました。カメラの解像性が向上したことで、心霊写真と言われる写真が少なくなっている可能性もあるのではないかと思いますね。
理由その5 自動化が進んだから
これまでの理由と重なりますが、以前のカメラはすべて自分で設定を行う必要があるカメラもありました。しかし、今はほとんどがオートで撮影できるようになっていて、それによりカメラまかせでそれなりに撮影できる状況になっています。
以前はまったくデジタルカメラの仕組みがわからないか、よく分からない人が適当に設定して撮影し、理由2の人間の手や足が消えてしまうような状況が作られていた可能性がありますが、いまはカメラがオートで撮影してくれるため、そのような人間の設定ミスにより撮影されてしまう心霊写真はかなり減っていることも理由として挙げられるのではないかと思いますね。
理由その6 お化けが学習した
これまではフィルムカメラなどで撮影されることが多かった心霊写真ですが、フィルムカメラでは撮影できる枚数に制限があり、お化けが撮影される数も自然と限られていました。しかし、今はデジカメやスマホの普及で、より多くの人がデジタルカメラで撮影するようになり、しかも撮影枚数を気にせずに撮影できるようになってしまいました。
もし非常に数多くの心霊写真が撮られてしまっては、お化けがその場所にいる、ある人に取り憑いていると認知されてしまうかもしれません。そうなると、その場所や人を供養したり除霊をしようとする人によって、自分が浄化されてしまう可能性が高まってしまいます。さすがにこうなると「お化け」も何も考えないわけにはいきません。
このような状況になると、お化けもバカではありません。しっかりと対策をみんなで考えて、どのようにしたらデジカメで撮影されなくなるか検討し、その対策を実行している可能性が考えられると思います。
最後に
といったわけで、いくつか記述してみました。結局のところ心霊写真が減少したのはデジタル技術の進化により、写真撮影が高度に制御されるようになったからだと思われます。フィルム時代の不確定な要素がなくなり、より高感度に強くなったため、かつては心霊現象とされていた誤解やミスが少なくなりました。これにより「超常現象」の存在が薄くなっていったのではないかと思います。
他にも様々な理由があると思いますが、皆さんはどのような理由で心霊写真が少なくなっていったのだと思いますか?


コメント
コメント一覧 (6件)
理由その6のオチがいいですね
子供の頃は盛んだった心霊番組を真剣に(笑)見てたのが懐かしいです
理由6に一票投じたいです(笑)
理由その7 ストロボを使う機会が減ったから
以前は、部屋に舞っているホコリにストロボ光があたり、
それが前ボケの位置に居ると「オーブ」という霊現象と捉えられていました。
しかし、高感度性能の大幅な向上、手振れ補正技術の出現により
今は ほとんどストロボを使わなくなりました。
蛇足、別件。
心霊ではなくUMAですが「スカイフィッシュ」も、低速シャッターによるブレ画像が正体でしたね
私は広島在住ですが、20年くらい前の原爆の日に、オリンパスのデジカメでフラッシュも炊かず撮影していたのですが、異常な数のオーブが写りました。
私自身、幽霊もオカルトも信じていませんが、さすがに晴れた屋外でフラッシュなしで、こんなもんが写るとか…
いつもと違うことは、当時付き合っていた霊感のある彼女と一緒に撮影したこと。
彼女は見えるとよく言ってました…
写真はまだ残っていますので、いつでも披露できます😎
哲学的にいうと写真が現実を映し出すものとみなされなくなったからだと思います。
デジタルになってからは自分のパソコンでいくらでも加工して霊みたいなものを入れ込むことがカンタンになりました。
だから特別なものじゃなくなり、心霊写真自体が廃れてしまったのでは?