Zマウント版が発売されると新製品がでるの法則
これまでZマウント用として、タムロンが発売/発表しているレンズは以下の2本です。
- 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
- 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
そして、ニコンがタムロンから部品の供給を受けてZマウント用に発売したのではないか?と言われているレンズは以下の3本です。
- NIKKOR Z 17-28mm f/2.8
- NIKKOR Z 17-28mm f/2.8
- NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
これらのレンズのタムロンのオリジナルレンズは以下のレンズになると言われています。
- 17-28mm F/2.8 Di III RXD
- 28-75mm F/2.8 Di III RXD
- 70-180mm F/2.8 Di III VXD
しかし、その後、ニコンがタムロンの部品で作成したレンズを発売するたびにタムロンから後継レンズと思われるレンズが発売されています。それが以下のレンズです。
- 20-40mm F/2.8 Di III VXD
- 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2
20-40mm F/2.8 Di III VXDを後継というのはちょっと苦しいかもしれません。ま、それはおいておき、このことから、どういう理由なのかわかりませんが、タムロンの旧型レンズを利用してニコンがZマウント用のレンズを製造して販売していることがわかります。タムロンとしては新設計のレンズを発売することで旧レンズとの差別化になりますし、ニコンは旧型のレンズの部品を安価に供給を受けるというようなメリットがそれぞれにあるのでしょうか?タムロンとしては、一気に複数マウント用のレンズを発売するとレンズの部品製造が追いつかないということを考えているのかもしれません。
そして歴史は繰り返す
そして、唯一のミッシングリンクだったのが、NIKKOR Z 70-180mm f/2.8のオリジナルとみられる70-180mm F/2.8 Di III VXDの後継レンズです。いままでの傾向から考えれば、当然、70-180mm F/2.8 Di III VXDの後継が発表されるはず・・・と思ったら実際にありました。
ニコンがまたもや新レンズを発表したとともにタムロンが新レンズを発表したことで、海外では「ニコンユーザ激おこ」などと話題になっています。
というわけで、このことからニコンが旧型のレンズ部品の供給を受けて、Zマウントレンズとして今後も発売を続けていく可能性みたいなものが見えてきました。いま、ソニー用として発売されているレンズで、更新が期待できそうなレンズが、今後、ニコンがNIKKORブランドとして発売していく可能性が高いのではないかと思いますね。
そうなると次に発売されそうなレンズはどのようなレンズになる可能性があるのでしょうか?フルサイズ対応で数年前に発売されているレンズを集めると以下のようになります。
- 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011) 2011/12/15
- 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053) 2019/12/ 5
- 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F051) 2019/12/ 5
- 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F050) 2020/1/30
- 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071) 2020/6/25
- 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047) 2020/10/29
これ以外のレンズは2021年以降の発売になるので後継レンズの可能性は低いだろうと思います。そう考えると、上記が候補になるのかなと思いますね。さらに単焦点については、似たような仕様のレンズをニコンが発売しているので、可能性が低いと考えると、ズーム3本の可能性が高そうです。しかし、70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDはタムロンブランドで発売されていますので、NIKKORブランドでの発売の可能性はありません。
またAPS-Cレンズの拡充もニコンにとっては重要になると思います。そうすると、APS-C向けの高倍率ズームなども候補に入ってくるかもしれません。
次にはどのようなレンズが発売されるのでしょうか?
主要メーカレンズの最新情報
ニコン
- NIKKOR Z 35mm f/1.4の価格調査 在庫復活傾向も多くのショップで在庫切れ
- ニコン Z 35mm f/1.4はf/2.8~f/11で最高のパフォーマンスを得られる
- 噂されていたカメラとレンズの多くが発売されず いま”噂界隈”で何が起きているのか?
- ニコン135mm f/1.8 S Plenaの実力 美しいボケと卓越した解像性を備えたレンズ
- NIKKOR Z 50mm f/1.4の販売状況を徹底解説 在庫状況と価格動向
キヤノン
- キヤノン 10月30日のレンズ3本の発表の後、さらに最大で2本のレンズを発表か!?
- キヤノン RF 24mm f/1.4、50mm f/1.4、70-200mm f/2.8を10月30日に発表か??
- RF100-300mm F2.8 LとRF100-500mm F4.5-7.1 Lはどちらを選択すべきか??
- キヤノンのRF24mm F1.8 MACRO IS STMは多用途に利用でき良い価値を提供する
- キヤノンのRF200-500mm f/4 L IS USMには1.4倍テレコンが内蔵されるとの噂
ソニー
- ソニーが11月末に新製品発表と噂 α1 IIの可能性が高いとの憶測 いよいよ旗艦機登場か??
- 噂されていたカメラとレンズの多くが発売されず いま”噂界隈”で何が起きているのか?
- ソニー新パンケーキFE 28mm f/2.8の噂 キヤノンやニコンとの競争を見据えて発売する?
- FE 85mm f/1.4 GM IIは前モデルをはるかに優れたレンズ 価格も悪くない
- 世界的な供給不足がソニーを直撃?? 新製品発表が遅れる可能性を指摘
富士フイルム
- 富士フイルム XF16-55mmF2.8 R LM WR IIはなぜ小型軽量化を実現できたのか?
- 富士フイルム XF16-55mmF2.8 R LM WR IIを正式発表 予想価格18万9200円
- 富士フイルムの年内の新製品発表は10月14日が最後!? より多くの製品発表に期待する声
- 富士フイルム XF16-55mmF2.8 IIは小型軽量化したが画質に影響なしとの噂
- 富士フイルム X-M5のフルスペックシートが流出か!? 主要仕様が判明
シグマ
- シグマ 28-105mm F2.5 DG DN Artはオールインワンレンズとしてほぼ完璧
- シグマ フルサイズ用50-100mm f/1.8ズームレンズの特許
- シグマ24mm f/1.4 DG DN ARTはf/2.8まで絞ると素晴らしくシャープになる
- シグマの28-45mm F1.8 DG DNは記録的な解像度で性能を考えれば価格は妥当
- シグマ 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsの新ファーム公開 120コマ/秒に対応
タムロン
- タムロンの大口径超広角ズームレンズの特許 16-24mm f/2.8ほか
- タムロン “タムキュー” 90mm F/2.8 Di III MACRO正式発表
- タムロンが20-400mm f/4.7-7.1で革新を起こせば写真撮影を永久に変えるかもしれない
- タムロン90mm F2.8 Di XXX VXD 1:1 MACROを9月26日に発表か!?
- タムロンの20-400mm F/4-7.1 Di III VC VXDの噂はフェイクか
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント