シグマが富士フイルムXマウント用のレンズを計画中?
FujiRumorsがシグマの富士フイルムXマウント用のレンズの噂について報告しています。記事の内容をみてみます。イメージ画像はX-T30です。
2020年11月に、我々はシグマが2021年に富士フイルム用の何かしら製品が登場するかもしれない可能について、曖昧にほのめかしていることを報告した。
しかし、それは非常に曖昧だったので、私は信頼できる情報筋に連絡をとり、さらに調査をした。彼には2020年の12月に、富士フイルムXマウント用のシグマレンズが実際に2021年に予定されていることを確証した。
昨日、シグマは再び公式チャンネルにて燃料を投下した。
2021年にいくつかの富士Xマウント用が登場するかもしれない
これが意味することは、この時点でシグマは自分自身で、2021年に富士フイルムXマウント用レンズが登場することについて何回かほのめかしているので、我々の言うことを信用するまでもなく、シグマの言葉を受け入れるだけだ。
シグマのCEOがこのように言ったことを覚えているかもしれない。
富士フイルムの顧客は我々の理想的な顧客だが、富士フイルムは彼らのマウント仕様について公開していない。
当初、富士フイルムはXマウントの仕様を他社に公開する必要はないと回答していたが、富士フイルムユーザからの圧力は彼らの意見を変更するのに十分だった可能性がある。
我々はXマウントの仕様をサードパーティーに公開した。ケンコートキナーは、実際にすでにオートフォーカスを採用した3本のXマウント用レンズを発表している。多くの顧客はさらなるレンズをほしがっており、そのニーズを満たしたいと考えている。
記事によれば、シグマが富士フイルム用のレンズを2021年に発売する可能性があるとしています。どうやらシグマもXマウント用のレンズについてほのめかす発言を何度かしているため、かなり確度が高い情報ということがいえそうです。
また、Xマウントは仕様が公開されていないので、これまではシグマがリバースエンジニアリングしてXマウント用の仕様について明らかにする必要があり、このことがネックとされていたようですね。しかし、以前にも噂がありましたが、実際にケンコートキナーはAFが利用できるXマウント用のレンズを発売しているということで、シグマが他社に必要があればXマウントの仕様を公開している可能性があるとしています。
なので、シグマに関しても、これが適用されれば既存のシグマのAPS-C用レンズのXマウントバージョンを作ることができる可能性は高まっているという印象ですね。
各社のフランジバックについて
これまでシグマが製造してきたAPS-Cミラーレス用のレンズは、そのままXマウント用として利用することができるのでしょうか?
主な各社のマウントのフランジバックは以下のようになっています。
・ニコン Zマウント 16mm
・富士フイルム Xマウント 17.7mm
・ソニー Eマウント 18mm
・キヤノン EF-Mマウント 18mm
・キヤノン RFマウント 20mm(予想された数値も含みます)
これまで、シグマはソニーのEマウントを主に製造してきています。なので、マウント口径を無視して考えた場合、フランジバックが同じEF-Mマウントへ同じレンズ設計を流用することが可能だと思いますし、逆に0.3mmほど短いXマウントへの流用も可能だと思われますね。逆に18mmぎりぎりで作ったレンズについては、RFマウントに転用することは難しい場面もあるかもしれません。
選択できるレンズが増えると、ソニーのEマウントカメラのように、より多くのレンズから選択できる多様性が増しますので、ユーザとしては嬉しいことになりそうです。富士フイルムを購入したいというカメラを趣味にしているコアなユーザはきっと多いと思いますので、それを後押しすることになるかもしれませんね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
Xマウントで出すといっても、EF-Mでも出したあの3本くらいじゃないだろうかね。
2019→2020のミラーレス世界シェアで伸びたのはキヤノンだけ。
今一番シグマが力を入れて新たに出したいのはRFマウント用だろう。
まあフジもミラーレス世界シェア3位だから、一応出しとくかって感じだと思う。
RFマウントは出さないでしょう。
まだ、総販売台数も少ないし、リスクが大きすぎる。
新しいボディーが出るたびにファームアップの手間がかかるし、キヤノンの気まぐれで使えない機能もあるかもしれない。
フジは昨年、マウント情報開示したのでIシリーズを出すのではないでしょうか。
勢いもあるし。
富士のクラシカルなボディーにはデザイン的にも合うかもしれない。
Z用は販売シェア、将来性を考えてもほぼ可能性はないですね。
ちゃんとミラーレス世界シェアの推移を見てれば、そんな考えにはならない。
2019年ソニー42%キヤノン22%が2020年ソニー35%キヤノン30%になったのは、明らかにR5とR6が売れたからだろう。
フジは2018年17.5%2019年12.5%2020年12%だから、最近はむしろシェアを減らしている。