D500用ファームウェア
• CFexpress カード(Type B)に対応しました。
※ 詳細は、ニコンの各地域・国のサポートページを参照してください。
• 以下の現象を修正しました。
– フラッシュ撮影時、[カスタムメニュー]> e3[フラッシュ使用時の露出補正]で、[全体を補正]と[背景のみ補正]のどちらに設定しても[全体を補正]と同じ撮影結果になる。(ダウンロード)https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/383.html
D850用ファームウェア
• CFexpress カード(Type B)に対応しました。
※ 詳細は、ニコンの各地域・国のサポートページを参照してください。
• カスタムメニューの b6[中央部重点測光範囲]の初期値をφ8mm からφ12mm に変更しました。
• 以下の現象を修正致しました。
– 非 CPU レンズを装着し、[セットアップメニュー]の[レンズ情報手動設定]にて焦点距離と開放絞り値を登録して、[静止画撮影メニュー]の[サイレント撮影(静止画Lv)]にて[する(モード 2)]を選択した場合、レンズの絞り環を開放絞り値に合わせても、レンズの種類によっては画像モニター上の F 値表示および撮影した Exif 情報の F 値が正しく表示されない。
– 動画ライブビュー時に外部レコーダーへ HDMI 出力した際、カメラの画像モニターの音声レベルインジケーターと外部レコーダーの音声レベルインジケーターの R と L の表示が逆の動きとなっている。
– サイレント撮影時に、以下の条件をすべて満たす時に、画面の一部が暗くなる場合がある。
▹ [静止画撮影メニュー]>[サイレント撮影(静止画 Lv)]>[する(モード 1)]
▹ レリーズモード:低速連続撮影(CL)
▹ [カスタムメニュー]> d1[低速連続撮影速度]>[2 コマ / 秒]
– VR レンズ装着時に、以下の条件をすべて満たす時にカメラが作動しない。
▹ 静止画ライブビュー撮影
▹ シャッタースピード:1.3 秒以上
▹ [静止画撮影メニュー]>[長秒時ノイズ低減]>[する]
▹ [静止画撮影メニュー]>[HDR(ハイダイナミックレンジ)]>[HDR モード]>[する(連続)]もしくは[する(1 回)]
▹ レンズの VR(手ブレ補正)スイッチ:ON(ダウンロード)https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/384.html
D5用ファームウェア
• CFexpress カード(Type B)に対応しました。
※ 詳細は、ニコンの各地域・国のサポートページを参照してください。
• ワイヤレストランスミッター WT-6 および WT-5 を装着してネットワークに無線接続する場合に、接続する SSID の周波数帯(2.4GHz または 5GHz)が選べるようになりました。
また、接続ウィザード内にある接続する無線接続先の選択画面および接続完了後の[ネットワーク]画面にて、SSID の周波数帯が確認できるようになりました。
• 静止画ライブビューで撮影するときに、以下の条件をすべて満たす場合に正常にレリーズができずエラーが発生する現象を修正しました。
– E タイプレンズと SB-5000 等のスピードライトを装着する。
– FP 発光でシャッタースピードを 1/500 秒以上の高速になるように設定する。
– レリーズモードを[1 コマ撮影]に設定する。または self_time (セルフタイマー撮影)でc3[セルフタイマー]の撮影コマ数を 1 コマに設定する。※ 本カメラの NVM Express 制御部分に含まれるオープンソースソフトウェアに適用されるライセンスは、「BSD License(NVM Express Driver)」をご参照ください。
(ダウンロード)https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/370.html
「D5」「D850」「D500」用最新ファームウェア公開
ニコンがD5、D850、D500の最新ファームを公開しています。修正内容は上記で引用した内容になりますね。様々な不具合の解消がメインのようですが、CFExpress Type Bカードに対応したのは大きな変化かもしれません。
CFExpressカードは高速読み書きが可能な最新のメモリ規格で、最近のデジカメは連写性能が向上したり、動画機能が向上していますので、より高速なデータのやりとりが必要になっています。そのため、CFExpress Type Bに対応したというのは嬉しいことですね。
ですが、内部接続的にはカードスロットとの接続をPCI Express 2.0という規格で接続している可能性があるので、これがボトルネックになりXQDカードからCFExpressカードに変更しても書き込み性能は向上しない可能性があります。
XQDカードの規格では、今のところ発売しているカードではPCIe Gen 2.0という規格でデータ転送を行っています。PCI Express 2.0は最大で500MB/sの転送が可能です。CFExpressカードではPCI Express 3.0という規格でデータを転送していて、こちらは1000MB/sまでの速度があり、さらに2本を束ねているので最大で2000MB/sまでの速度がでるようになっています。
なので今回のファームアップで転送速度がどうなっているのか、レビューをみてからCFExpress Type Bカードの購入を検討したほうがいいと思いますね。
ただ、今回のファームアップでCFExpressカードが利用できるようになったということで、すでにCFExpress Type Bを利用できる環境やカメラを所有している人が、XQDカードとCFExpressカードを区別して利用する必要がなくなる点において、いちいち異なるメモリカードを管理しなくて済むというメリットがあります。さらにメモリカードを取り外してCFExpressメモリリーダライタを経由してPCに保存する場合には転送速度が向上するということのメリットは得られます。
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コメント
コメント一覧 (1件)
発表から大分時間が経ってしまいましたが、対応して頂けたのは有難いです。
これで、購入予定のZ7IIと、所有しているZ6、D850、D500のメディアをCFExpress Type Bカードで統一できます。
(もうXQDは買い増ししないでしょう。。。)
ニコン頑張った!