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NIKKOR Z 24−50mm開発秘話 “想像以上に良いレンズが出来ちゃった”

2020 11/03
レビュー・製品情報
ニコン
2020年11月3日
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——いわゆる“出来ちゃった”というやつですか?

鈴木 :はい。想像以上に良いレンズが出来ました。S-Lineのレンズでは多くの項目に対して厳格に「これ以上の性能にする」という基準があるのですが、S-Lineではないレンズの基準は、それが少し緩和されたものになります。

今回のNIKKOR Z 24−50mm f/4-6.3はコンパクトさを重視し、サイズをFマウントレンズの「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」(全長52.5mm)程度に抑えるという目標を掲げました。重さについても200gを切れました。グレードがS-Lineではないこと、サイズと重量に制約があること。これらの理由によって、描写性能に関してはそこまで高いハードルを設定せず、「相応の性能を目指して」という話をレンズ設計チームと進めていたのです。

しかし、いざ出来上がってみるとMTF性能も解像性能もとても高いレンズが誕生しました。設計者の誇りなのだろうと思いますが、「DX時代も含めて伝統的にキットレンズには力を入れているので、今回も頑張っちゃった」ということでしょうか。

——あまり褒めるとヨイショと邪推されそうなのですが、周辺までビシッと解像していますし、収差も少ない。それに歪曲補正や周辺光量補正をOFFにしても全然問題がない。この性能でこのサイズとは、恐れ入りました。

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/interview/1276563.html

NIKKOR Z 24−50mm f/4-6.3開発秘話

デジカメWatchがNikon Z 5に関する開発者へのインタビュー記事を掲載しています。記事は前編・後編にわかれていて、今回、引用した内容は後編の一部になります。インタビュー記事はかなり面白いので、全文は記事元リンクからご覧ください。

記事によれば、ニコンは伝統的にDX時代を含めキットレンズに力を入れているのだそうです。確かにAPS-C一眼レフのキットレンズもかなり優秀で驚いたことがあります。Nikon 1のキットレンズの望遠ズームレンズもかなり優秀でした(標準ズームはいまいちでした・・)。

そして、Nikon Z 50のキットレンズとなっている標準ズームと望遠ズームもかなり評価が高いものとなっています。そう考えると、確かにニコンはキットレンズに力を入れているというのは理解できることろですよね。

記事の中で興味があるのはS-Lineの品質管理に関する部分です。ニコンではレンズに様々な最低条件のようなものを設定していて、それを全部クリアした場合にはS-Lineというレンズにしているようですね。恐らく、どれか一つかが条件を満たせない場合にはS-Lineという名称を付けることはではないのでしょう。

そしてFマウント用のレンズよりも性能のよいレンズでなければならないということで、レンズの品質に関してはかなり意識しているような様子が窺えます。Zマウント用のレンズは大きくて重いという意見もありますが、一方で品質を追求すると、こういうレンズになってしまうということなのかもしれませんね。

難しいレンズロードマップの設定

そして記事によれば、NIKKOR Z 24−50mm f/4-6.3は本来はレンズロードマップのかなり後に発売される予定のレンズだったのだそうです。ですが、Nikon Z 5の開発時にどうしても、この小型なレンズを採用したいということで、NIKKOR Z 24−50mm f/4-6.3の登場が早まったということのようですね。

エントリー向けのレンズの一つとしてロードマップに乗っていたと思うのですが、Nikon Z 5の計画が持ち上がって、登場が早まったということなのかもしれません。

レンズのラインナップについては、結構様々な意見がありますよね。性能の高いレンズが欲しいという人もいますし、性能はそこそこでいいから廉価なレンズが欲しいという人もいます。さらに多少高くてもいいので高倍率な便利ズームが欲しいという人もいますし、高倍率だと高くなるので廉価な中倍率程度の便利ズームが欲しいという人もいます。さらに、マクロレンズや宣伝商材撮影用にシフトレンズが欲しいですとか、魚眼レンズが欲しいという人もいると思います。

そう考えると様々なレンズを計画する必要があり、そして、どの順番で開発すれば、より多くの人のニーズを満たすことができるのか?といったことも考えなくてはなりません。そしてレンズが少ないとシェアを他社に持って行かれてしまう可能性が高まりますし、ソニーなどはEマウントの仕様を公開していますのでラインナップの充実も早く、ニコンやキヤノンはそれに追いつくために、それぞれ独自にラインナップの充実に努めなければなりません。

ニコン製品に話を戻すと、ニコン製品は他社より価格がちょっと高いのですが、そのぶんキットレンズが本当にいい性能のレンズになっています。一般的なユーザではキットレンズと、あと自分の欲しい焦点距離や性能のレンズ、例えばポートレート用の中望遠とか、スナップ用の35mmか50mmのf/1.8ですとか、マクロレンズがあれば十分な感じになっているのかな?という感じもしますね。

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ニコン

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コメント

コメント一覧 (7件)

  • Nikon1 V2 より:
    2020年11月3日 17:28

    このレンズは良さそうですね。
    これに繋がるダブルズーム用の小型望遠ズームがあれば
    商売がしやすいと思います。
    あとは50mmf1.8の並レンズ(3万以下)があれば良さそうです。

    返信
  • 匿名 より:
    2020年11月4日 05:36

    このレンズは結果的に”想像以上に良いレンズが出来ちゃった”ようなのでいいですが、ニコンは市場のニーズをちゃんと読めているのか心配ではあります。
    おそらく今は二極化していて「大きく重く高くていいから一眼レフ時代では不可能だった最高性能のレンズを」という層と「光学性能は一眼レフ時代のレンズでも十分だったのだからミラーレスでは小さく軽く安いレンズを」という層に分かれていると思います。
    そして今のトレンドは売上ランキングを見るとタムロンやシグマのEマウント用レンズがずっと上位にランクインしている状況です。
    その中にちょいちょい純正メーカーの高性能高額レンズが入ったりしてますが圧倒的な売れ線は光学性能はもう十分レベルで小型軽量で買いやすい価格のレンズです。
    シグマが一時期大きく重いけど光学性能追求したレンズを一眼レフ用で出してましたがある意味あれがキッカケで大きく重いレンズに辟易した層が増えたように思います。
    もちろん大きく重く高くてもいいから光学性能追求したロマンあるレンズも必要ですがそれだけではユーザーが集まるどころか離れていくこともあると思います。
    ニコンはサードにマウント情報を公開してないので自社のレンズロードマップの展開が要になってきますが並レンズの展開を急いだほうがいいように思いますね。
    もしくは自社レンズは妥協なき性能でいくからS-Line重視というならサードを積極的に迎え入れるべきだと思います。

    返信
    • 暴走老人 より:
      2020年11月4日 15:42

      全く同感です。

  • 匿名 より:
    2020年11月4日 16:13

    せっかくフルサイズで画質にこだわっているのに並のレンズ性能では満足できるわけもないので
    ニコンの方針は正しいでしょうね。
    並の画質で満足できる人ならAPS-Cに便利ズームが最強ですから。
    このままZレンズにハズレ無しの最強画質路線で突き進んで欲しいです。

    返信
    • 匿名 より:
      2020年11月5日 09:39

      私もこの路線突き進む方が良い派ですね
      いまさら方針転換しないでいいと思います
      とはいえ、ロードマップにある薄型レンズはそろそろ出した方が良いとは思いますね

  • ロンサム・カーボーイ より:
    2020年11月4日 18:32

    ニコンとキヤノンはソニーと違い、レンズ規格を公開していません。従って、例えサードパーティーがリバースエンジニアリングをして両社の規格を模倣したとしても常に互換性の問題は付きまとう事になるかと思います。

    ニコンとキヤノンにとっては最も利益率の高いレンズ販売を独占することが出来ますし、ユーザーにとっては互換性を気にせずレンズに投資できます・・・・と、ここまではいいことずくめの様ですが。ただし、間違えてはいけないのは、EマウントのサードはSONY以外が作る紛れもない”純正レンズ”ですし、価格はほぼSONY製の約半額程度となっているという事です。

    さて、ではどちらがユーザーの利益を最大化しているでしょうか?私は現状ではソニーの戦略がユーザーの支持を得られていることに共感します。

    言い換えれば、キヤノンとニコンは自社で幅広いユーザーに請求できる様なレンズラインナップを構築する義務があると思いますね。上から下まで全部を自社で揃えるという事です。そうして初めて幅広い層のユーザーを取り込めるんだと思います。

    今は国盗り合戦ならずマウント取り合戦勃発中ですので、大きな出遅れは将来に遺恨を残すことになると思います。キヤノンは今回素晴らしいボディを仕上げてきました。ニコンもExpeed7を積んだプロ機種を用意中だと思います。私はニコンユーザー(F&Z)ですが、キヤノンとニコンが張り合わないと面白くないので両者には早急にレンズラインナップの拡充を期待します。

    返信
  • toka413 より:
    2020年11月5日 18:42

     画質の良し悪しがわかる方ではない身なので、偏った意見なのだろうとは思いますが、もう少しNikonには頑張ってほしい気がしています。やはりキャノンの方が上手というか、(失礼に当たるのでしょうが)挽回のために必死というか。。。。F値を少し暗めにして、長焦点側を伸ばした100ー500mm、より極端には600mmF11などを出してくる。付加的マクロ機能や明るいズームの投入、インナーズームを排して見事な小型軽量化等、少し目を引きます。決して画質にこだわっていないわけもないでしょうし、だからといって他も十分に重要視しているように思えます。
     24-50mmは小型化にするためにその焦点距離、2倍ズームなんやろな的な感じで、個人的にはもう少し色を付けてほしかった(最低でも、長焦点側は60mmにする&最大撮影倍率は0.25倍など)。

    返信

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