SIGMA FP2 “高性能で超小型 携帯性重視なら他に類を見ない”

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SIGMA FP2

SIGMA FP2 レビュー

SIGMA FP2は、良いところに強く魅力を感じる人にこそ向いているカメラだと思う。というのも、このカメラを魅力的な存在にしている特徴が、そのまま大きな弱点にもなっているからだ。

非常にコンパクトなサイズは本当に素晴らしく、小型の単焦点レンズと組み合わせれば、旅行やストリートフォト、あるいは大きなカメラを持ち出したくないときに気軽に携帯できる、優れたカメラになる。画質は申し分なく、ミニマルなデザインも美しい。初代fpからシグマが改良を加えた点も高く評価したい。

しかし、ボディ内手ブレ補正を搭載していないことは、どうしても避けて通れない。また、屋外で写真を撮影していると、内蔵ファインダーがないことが特に不便に感じられた。さらに、大きなレンズを装着すると、小さなボディはすぐに持ちにくくなってしまう。オプションのグリップやファインダーを取り付ければ、今度はコンパクトなカメラであることの利点が薄れてしまう。

一方、動画撮影機能については話が変わってくる。6Kオープンゲート記録への対応は非常に魅力的だ。ProRes RAW、L-Log、外部レコーディング、ジャイロデータがもたらす柔軟性も相まって、映像制作者にとって実に魅力的な小型カメラに仕上がっている。特に、コンパクトな動画撮影システムを構築したい人や、ジンバルに搭載する小型のフルサイズカメラを探している人にとって、SIGMA FP2は最も納得できる使い方ができるカメラだと思う。

SIGMA FP2は、心から好きになりたいと思わせてくれるカメラであり、実際に多くの点で気に入っている。しかし同時に、ほかのカメラではなかなか得られない魅力を追求するために、かなり多くの妥協を求められるカメラでもある。

購入する理由

  • 非常にコンパクトなフルサイズのボディ
  • 優れた写真・動画画質
  • 6Kオープンゲート記録に対応
  • 内蔵ストレージを搭載

購入を避ける理由

  • ボディ内手ブレ補正非搭載
  • 内蔵ファインダー非搭載
  • 大型レンズとの組み合わせでは扱いにくい
  • 液晶モニターの可動範囲が限られている

刺さる人には刺さるデジカメ

シグマの最新デジタルカメラSIGMA FP2のレビュー記事をDigitalCameraWorldが公開しています。上記はまとめ部分の引用になり、より詳細なレビューや解説、作例などがありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

レビューによると、小型単焦点レンズと組み合わせれば旅行やスナップに最適で、ミニマルな見た目も大変魅力的とのことです。画質は細部描写や自然な色味が高く評価されており、RAW編集の柔軟性も十分だそうです。ただ、2450万画素ではトリミングに余裕がなく、測光が暗めに出る傾向もあるようですが、こちらは試作機での評価であり、製品版で改善される可能性もあるとしています。AFは速く顔検出も優秀とされる一方、広いエリア設定では被写体を拾いにくい場面があったとのことです。

最大の強みは動画だといわれています。6Kオープンゲートや、ProRes RAW、L-Log、ジャイロデータ記録に対応し、小型の映像制作機材としてとても魅力的だと評価されています。

その一方で、ボディ内手振れ補正がないことが最大の弱点とされています。内蔵EVFもなく、グリップもほとんどないため、大きなレンズでは持ちにくくなるそうです。別売のEVFやグリップを追加すると小型の利点が薄れる点も指摘されています。背面液晶は進化したものの、晴天下では見づらかったとのことです。バッテリーは公称の約2倍撮影できた一方、内蔵70GBの記録領域は高く評価されていました。

レビューをみると、極端まで小型化したことのデメリットがある一方で、本当にミニマルなデジカメが欲しい人、携帯性を最優先したい人、主に動画を撮影する人に向いているデジタルカメラと言えそうですね。ボディ内手ぶれ補正などはありませんが、先代のSIGMA fpが人気でしたので、こちらのデジカメも人気がでるかもしれません。

SIGMA FP2 レビュー要約
項目レビュー内容
製品品質極小ながら凝縮感のあるミニマルな外観を「非常にかっこいい」と評価。ダイヤルはクリック感が確かで堅牢な印象。一方でUSB-C端子が露出しており、ほこりや水分の侵入を懸念。冷却ファンなしの設計で小型化を優先。
静止画の画質画質は優秀。細部の描写、自然な色、DNG RAWの編集耐性が良好。50mm F2や小型40mm単焦点でも良好な描写。2450万画素は大幅なトリミングには余裕不足。測光はやや暗めの傾向で、+0.3〜+1EVの補正を頻繁に使用。
AF性能前世代から大幅に向上し、速く、顔検出も非常に良好との評価。一方でワイドエリアでは狙った被写体を拾いにくく、シングルスポットAFを多用せざるを得なかった。
連射性能部分積層型センサーにより最大20コマ/秒の連写が可能。ただしEVFや手ブレ補正を備えた扱いやすい機種が他にあるため、野生動物やスポーツ向けのメイン機として選ぶ人は少ないと推測。
動画の画質・性能動画こそ最大の強みと評価。6Kオープンゲートは縦横の再構図が容易で高評価。H.264、H.265、L-Log、ProRes RAW、外部SSD出力など選択肢が豊富。L-Logは手持ちのLUTが使えて好印象。軽量MP4形式が無い点は惜しい。
オーバーヒート耐性レビューなし
ボディ内手振れ補正非搭載が最大の妥協点で、無視しがたいと厳しく評価。手ぶれ補正付きレンズ頼みになり、補正のない小型単焦点との相性が惜しい。ジンバル使用なら影響は小さい。
操作性グリップがほぼ無く、実用には拡張グリップが必要になりそうと指摘。大きなレンズではフロント過多で両手持ちが必須。ダイヤルは好印象。ジョイスティックがなくフォーカス移動は直感的でなく、タッチ操作に頼った。メニューは簡潔で洗練されているが、設定の場所が分かりにくい。タッチでのメニュー操作も望んだ。
EVF内蔵せず、別売EVF-21は写真撮影では必須級のアクセサリーと評価。発表会で短時間試しただけだが画質は印象的。前世代より小型ながらかさばり、携帯性の利点を損なうとの指摘も。屋外撮影では内蔵EVFの欠如が特に不満だった。
背面液晶上90度、下45度のチルト式で、初代fpからの大きな改善点として歓迎。画面は精細で見やすい。前方に回転せず自撮りや自分撮り動画には不向きで、もう一歩踏み込んでほしかったとした。
重量小型レンズとの組み合わせはスリングバッグに楽に収まるが、ポケットには入らない。LUMIX S9やソニーZV-E1よりも小さい。ジンバル運用ではリグの重量を抑えられる点が大きな利点と評価。
バッテリーLUMIX共通の2,200mAh電池を採用。公称は静止画約370枚、動画130分だが、実使用では公称の約2倍の撮影枚数を得られたという好印象。
記録メディア内蔵70GBストレージをSDカードスロットと併用できる点を「大好き」と絶賛。メディア忘れ時のバックアップとして、すべてのカメラに欲しい機能と評価。
アプリ連携、WiFiなどの接続性レビューなし
総合的な使い勝手魅力的だが時に不満も残る一台。小型単焦点との組み合わせは旅行やスナップに最適。一方でグリップやEVFを追加すると小型の利点が薄れる。ボディ内手ぶれ補正、内蔵EVF、グリップの欠如で、一般的な機種より実用性は劣る。
価格超小型フルサイズと本格動画機能を求める人には妥当な価値と評価。ただし小型化に対して割高で、サイズにこだわらないなら、より実用的な選択肢があるとした。LUMIX S9は大幅に安く、S1 IIEは割引次第で価格が近い。

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SIGMA FP2 最新情報

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SIGMA FP2 主な仕様

SIGMA FP2 主な仕様
項目内容
センサーサイズ35mmフルサイズ(35.9×23.9mm) 部分積層型CMOSセンサー
有効画素数約2450万画素
連射性能(メカシャッター)-
連射性能(電子シャッター)最高約20コマ/秒(20/8/5/3fpsから選択)。20fpsでの連続撮影可能枚数はJPEG 200枚、DNG 180枚。8fpsではJPEG 3000枚、DNG 630枚
動画フォーマット(最大)6K(6Kオープンゲート収録対応)、最大59.94p。Apple ProRes RAW HQ / Apple ProRes RAW(12bit)、MOV(H.264、H.265)、L-Log対応。ProRes RAWでの6Kは29.97fps以下。4KはDCクロップ時に最大119.88p。連続記録時間は最長2時間
フォーカス方式位相差検出方式+コントラスト検出方式
測距点数(静止画)記述なし(AF測距エリアは6段階との記載のみ)
測距点数(動画)-
被写体認識対象(静止画)人物、犬+猫+鳥(瞳認識あり)
シャッター方式電子シャッター
シャッター速度範囲(メカ)記述なし
シャッター速度範囲(電子)1/25600〜30秒、Bulb(最長5分)
ISO感度静止画:ISO100-102400(拡張ISO6、12、25、50)。ベース感度はISO320/2500。動画(MOV):ISO100-102400。Log/RAW撮影時:ISO1250-102400(拡張ISO320、640)、ベース感度ISO1250/10000
ファインダー形式(インチ数、ドット数)本体にファインダーの記述なし。別売の外付け電子ビューファインダーEVF-21は0.5型、約576万ドット、有機ELパネル
背面液晶(インチ数、ドット数、可動方式、タッチ)3.15型、約210万ドット、チルト式(+90〜-45度)、静電容量方式タッチパネル、アスペクト比3:2
手振れ補正の有無動画のみ電子式(EIS)(6K動画を除く)。ボディ内手振れ補正は記述なし
手振れ補正効果記述なし
ワイヤレスLAN記述なし
Bluetooth記述なし
マイク端子あり(Φ3.5mmステレオミニジャック、プラグインパワー対応。USB(UAC2.0対応)も可)
ヘッドホン端子専用端子の記述なし(ヘッドホン出力はUSB経由)
USB端子ポート1:USB 2.0 Type-C(オーディオクラス、専用レリーズ、専用EVF、充電/給電)。ポート2:USB 3.2 Type-C(マスストレージ、ビデオクラス、オーディオクラス、専用レリーズ、充電/給電)
質量(バッテリー、メモリーカード含む)約460g(本体のみは約376g)
サイズ(幅×高さ×奥行)約112.8×69.9×41.8mm

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