α7 V レビュー
オートフォーカスの大幅な進化だけでも、従来モデルから魅力的なアップグレードとなるには十分だったかもしれない。しかし、ソニーは操作性、手ブレ補正、連写速度も改善しており、新しい部分積層型センサーによって、動画性能も大きく向上している。4K/120pに対応し、ローリングシャッターもより抑えられている。
完璧というわけではない。動画性能は改善されたものの、オープンゲート撮影に対応していないこと、最大解像度が4Kであること、対応コーデックが限られ、内部RAW記録にも対応していないことなど、競合機と比べると動画仕様にはまだ制約が感じられる。また、最新の高性能機能を最大限に活用するには、CFexpress Type Aカードへの高価な投資も依然として必要となる。
しかし、結論として、α7 Vはα7 IVよりも高速かつ高機能であり、アップグレードする価値のあるカメラだ。さらに愛好家向けというよりもプロ向けの領域に踏み込んでおり、多くの写真家にとってはオーバースペックかもしれない。それでも、本格的な愛好家やプロ、写真と動画の両方を手がけるクリエイターにとって、α7 Vはここしばらくのソニー製カメラの中で最高の1台である。
購入する理由
- 新しいAIプロセッサーと被写体自動認識によるオートフォーカスの大幅な進化
- ブラックアウトフリーの30コマ/秒の撮影
- ローリングシャッターがより効果的に抑えられている
購入を避ける理由
- 動画仕様は競合と比べるとやや物足りない
- CFexpress Type Aカードは依然として高価で、Type Bカードほど広く普及していない
久々の良モデルだが高価
ソニーのデジタルカメラα7 Vのレビュー記事をDigitalCameraWorldが伝えています。上記はまとめ部分を引用したもので、より詳細な解説や作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
レビューによるとα7 Vの最大の進化点はオートフォーカスで、AIユニットをプロセッサーに統合したことで、人物だけでなく動物や鳥、昆虫、乗り物まで被写体認識が広がったとのこととされています。動作は非常に素早く確実で、追従も粘り強いと評価されているようです。部分積層型センサーの採用により、ブラックアウトフリーの30コマ/秒連写が可能になり、動画ではローリングシャッターも大幅に抑えられたと言われています。
静止画の画質は驚きこそないものの、細部の描写が豊かでJPEGやHEIFの仕上がりも良好、ホワイトバランスの精度も好印象だったようです。
一方で、動画にはオープンゲートや内部RAWがなく、4K60pもクロップが必要など、競合に見劣りする点が指摘されています。CFexpress Type Aカードが高価で普及していないことも、気になる点として挙げられています。
操作面では、ボタンが豊富でカスタマイズしやすく、4軸可動の高精細な背面液晶も好評です。ただし、メニューの多さには戸惑う場面もあるようです。
価格はシリーズ最高額で、より安価に同等以上の性能を持つ競合機もあるとされています。それでも、本格派のアマチュアやプロ、ハイブリッドクリエイターにとっては、ここ数年で最良のソニーデジタルカメラだと結論づけられています。
| 項目 | レビュー内容 |
|---|---|
| 製品品質 | レビューなし |
| 静止画の画質 | 前世代との差は小さいが細部描写豊富。JPEG/HEIFも良好。ISO6400まで高評価。AWB正確 |
| AF性能 | 非常に高速で確実。被写体認識の精度が高く、追従も粘り強い |
| 連射性能 | ブラックアウトフリーの30fps。プリキャプチャも便利 |
| 動画の画質・性能 | 4K画質は極めて優秀。ローリングシャッターは大幅改善。オープンゲートや内部RAWなく競合に見劣り |
| オーバーヒート耐性 | レビューなし |
| ボディ内手振れ補正 | 軽い動きには安定。歩き撮りは不得手。デジタル補正が有効 |
| 操作性 | ボタン豊富でカスタム可能。メニューは迷いやすい。タッチ操作は便利 |
| EVF | A7 IVと同一。最高水準ではないが十分 |
| 背面液晶 | 大型・高解像度化。4軸可動でローアングルやケーブル干渉に強い |
| 重量 | レビューなし |
| バッテリー | 良好。公称値には届かないが改善。予備数個で一日の撮影も安心 |
| 記録メディア | CFexpress Type Aは高価で普及せず |
| アプリ連携、WiFiなどの接続性 | レビューなし |
| 総合的な使い勝手 | ハイブリッド向けの万能機。ソニー機として久々の最良モデル |
| 価格 | シリーズ最高額。より安価で上回る競合あり |
ソニーの次の新製品の噂について「ソニー 次の新製品にα1 III登場を予想する声」で詳しくお伝えします。
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α7 V 最新情報
ソニー 最新情報
α7 V主な仕様
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ、部分積層型Exmor RS CMOSセンサー |
| 画素数 | 約3300万画素 |
| センサークリーニング | アンチダスト機能 |
| イメージプロセッサ | BIONZ XR2 |
| 手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| 手ぶれ補正効果 | 中央最大7.5段、周辺最大6.5段 |
| 高速連続撮影 | 電子:最大約30コマ/秒 メカ:最大約10コマ/秒 |
| 動画撮影 | 7Kオーバーサンプリング 4K 60p 4K 120p(APS-Cクロップ) |
| シャッター速度 | 静止画撮影時 (メカシャッター): 1/8000-30 秒、バルブ |
| ISO | 静止画撮影時: ISO 100 – 51200 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 204800) |
| フォーカスポイント | 静止画時:最大759点 (位相差検出方式) 動画時:最大759点 (位相差検出方式) |
| EVF | 0.5型 約369万ドット |
| 背面液晶 | 3.2型4軸マルチアングル液晶モニター 約210万ドット |
| メモリカードスロット | SLOT1: SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress 2 Type Aカード用マルチスロット SLOT2: SD (UHS-I/II対応)カード用スロット |
| サイズ | 約130.3 x 96.4 x 82.4 mm、約130.3 x 96.4 x 72.3 mm |
| 質量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約695 g |


コメント
コメント一覧 (1件)
確かにこれは良いカメラです。動画はDJI 4Pで撮るので動画機能は最低限で良い。
CFexpress Type Aカードは価格高騰する前に2枚買ったので良かった。後から買おうと思っていたら2-3倍の価格になっていたでしょう。今は買う気にならない。
私にとってはオーバースペックのカメラとも言えますね。α6700の方を主に使うのでこちらはそれほど使っていません。ブラックアウトフリーは良いんだけど、横の被写体に向けるときにタイムラグを感じる。ゆがまないのは主に電子シャッターで撮るのでこれはなかなか良い。
画質と高感度性能はS5の方が上だと思う。特に画質で感動は何もなかった。AFは良いね。普通動きものはそれほど撮らないのでS5でも十分。だけどたまに鳥とかも撮るので優秀な方が良い。
AI-AWBは素晴らしい。マルチアングルモニターもバリアングル主流の今では素晴らしい。最低限としてチルトでも良いんだけど。T5の3軸も良さそう。なんでキヤノンやニコンはこれを出さないんだろうか。パテントの関係かな?パテントはパナが持ってる?パナが初号機だろう。ソニーはクロスライセンスで使っているとか。よく知らないけど。
操作性はS5の方が良い。6年前の機種だから気楽に撮るにはこれで十分。α7Vは私に取っては高価だから気合いが入るね。