FX5 あらたなデュアルゲインモードを搭載か
ソニーによると、このカメラにはセンサーから読み出される低ゲイン信号と高ゲイン信号を組み合わせることでダイナミックレンジを向上させる「デュアルゲイン」モードが搭載されている。この機能は、カメラの最低ネイティブゲインモード(ISO 800)およびそこから派生するモード(つまりEI 3200まで)で利用可能である。ほとんどの解像度では最大60pまで、またはオープンゲートモードでは最大30pまで使用できる。
ただし、これはα7R VIが動画で提供している統合デュアルゲインモードとは異なる動作をする可能性があると伝えられている。我々が説明を受けた内容では、画像が解析され、高ゲイン(低ノイズ)のデータは画像のシャドウ領域でのみ利用されるため、すべてのピクセルに対して両方のゲイン設定を組み合わせる処理よりも高速になるという。デュアルゲインモードを(ISOメニューから)有効にすると、読み出し時間は2.1倍に増加する。これは、我々がα7R VIで測定した増加比率と非常によく似ている。
暗部だけ異なるゲインでデーターを出力か
動画向けデジカメのFX5のイメージセンサーには、これまでとは異なるデュアルゲインモードが搭載されている可能性があるとDPREVIEWが伝えています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、FX5にはデュアルゲイン出力に対応したイメージセンサーが搭載されているようです。FX5の製品ページを見ると、確かに以下のような記述があり、デュアルゲイン出力機能が搭載されていることがわかります。
FXシリーズとして初(*1)となるデュアルゲイン撮影機能(*2)(*3)
FXシリーズとして初めて対応したデュアルゲイン撮影機能では、イメージセンサーの性能を最大限に引き出すことで通常時よりさらに広いラチチュードでなめらかな階調再現が可能となり、シャドウのディテールを損なうことなく効果的なノイズ低減を実現します。
*1 2026年7月発表時点。ソニー調べ
*2 ゲインは18dB相当が上限になります。撮影設定によっては使用できない場合があります
*3 FF 5K 3:2時は最大30fps、FF 5K 16:9/17:9時は最大60fpsまで対応しています。ベースISOは800に固定されます。Log撮影時、EIの上限は3200になります。カスタムモード撮影時、ISO上限は2500になります。FFc 4.5K 17:9、FFc 4.5K 16:9、FFc 3.8K 16:9およびフルHD撮影時は使用できません
このデュアルゲインとはどのような機能なのでしょうか?
デュアルゲイン出力とは、イメージセンサーの1画素から低ゲインと高ゲインでそれぞれ画素データーを読出し、これを合成して画像にする仕組みです。
例えば明るい部分では低ゲインの出力を使用することで白飛びを防ぐことができ、暗い部分では高ゲインの出力を使用することで黒つぶれを防ぐことができます。これをそれぞれ合成することで高いダイナミックレンジを実現することが可能となります。しかし、これにはデメリットがあり、1画素につき低ゲインと高ゲインの2回のデーターの読み取りが必要になるため、読出し速度が遅くなってしまいます。
今回のFX5ではすべての画素でこのような処理を行っているわけではないようです。記事によれば、暗い部分のみに高ゲイン出力のデーターを使用するとしています。このため、画素の読み出し速度が以前の機種よりも高速な読出し速度になっているとしています。
しかし、記事によれば、実際にデュアルゲイン出力を適用すると読み出し速度が2.1倍になるということで、それほど有効に機能しているとは思えない数値が計測されているというのは興味深いところですね。
おそらく今後、様々なテストデーターがでてくると思いますので、それをみて判断することになるのだと思います。
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FX5 主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ(35.9×24.0mm)Exmor RS CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 最大約1,660万画素 |
| 連写性能(メカシャッター) | 記述なし |
| 連写性能(電子シャッター) | 記述なし |
| 動画フォーマット(最大) | X-OCN、XAVC HS(H.265)、XAVC S(H.264) |
| フォーカス方式 | ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式) |
| 測距点数(静止画) | 記述なし |
| 測距点数(動画) | 最大759点(位相差検出方式) |
| 被写体認識対象(静止画) | 記述なし |
| シャッター方式 | 記述なし |
| シャッター速度範囲(メカ) | 記述なし |
| シャッター速度範囲(電子) | 記述なし |
| ISO感度 | ISO 320~409600相当、AUTO対応 |
| ファインダー形式(インチ数、ドット数) | 記述なし |
| 背面液晶 | 3.5型TFT液晶、約276万4,800ドット、タッチパネル対応、バリアングル式(横開き約180°、回転約270°) |
| 手振れ補正の有無 | あり |
| 手振れ補正効果 | イメージセンサーシフト方式5軸補正(効果値の記載なし) |
| ワイヤレスLAN | Wi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax、2.4GHz/5GHz/6GHz) |
| Bluetooth | Bluetooth Ver.5.3 |
| マイク端子 | 3.5mmステレオミニジャック |
| ヘッドホン端子 | 3.5mmステレオミニジャック |
| USB端子 | USB Type-C(USB 3.2 10Gbps×1、USB 2.0×1) |
| 質量(バッテリー、メモリーカード含む) | 約734g |
| サイズ | 約132.2×79.0×87.0mm(幅×高さ×奥行) |



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