α7 Vがα7 IVより進化した主な15の機能

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α7 V
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α7 V 進化した15の機能

要約

  1. 新開発の部分積層型 3300万画素 イメージセンサーを採用 読み出し速度と画質の両方が向上し、従来の α7 IV を大幅に超える性能を実現する。
  2. 最大16ストップのダイナミックレンジを達成 より豊かな階調表現が可能になり、ハイライトからシャドーまで情報量が増している。
  3. Pixel Shift/NR合成/HDR合成などの多重合成モードを新搭載 最大約199MP相当の高解像合成や高精度ノイズ低減が可能となり、静止画の表現幅が広がる。
  4. 電子シャッターの読み出し高速化によりローリング歪みを大幅に低減 高速被写体でも電子シャッターで自然な描写が得られる。
  5. 最大30コマ/秒の高速連写に対応(AF/AE追従) 決定的瞬間を逃さない圧倒的な連写性能を実現する。
  6. ブラックアウトなしの連写ビューを実現 EVF性能が実質的に強化され、連写時でもストレスなく被写体を追える。
  7. 次世代画像処理エンジン BIONZ XR2 を搭載 AI処理統合により、AF、WB、画質処理が総合的に強化されている。
  8. AIによる多被写体認識AFの大幅進化 人・動物・鳥・虫・車両などを高度に検知し、追従性能が向上した。
  9. ホワイトバランス精度の向上による自然な色再現 複雑な光源下でも肌色や自然色を安定して再現する。
  10. フルフレーム4K 60p 動画に対応 動画性能が大きく強化され、ハイブリッド撮影で高い汎用性を発揮する。
  11. 4K 120p(APS-C/Super 35)動画に対応 スローモーション撮影の幅が広がり、映像制作の自由度が上がる。
  12. 手ブレ補正性能の向上 静止画・動画問わず手持ち撮影の安定性が大きく改善されている。
  13. ハイブリッドカメラとしての総合力が向上 静止画・動画双方の性能が大幅に底上げされ、用途に応じた柔軟な運用が可能。
  14. USB-Cポートの拡張(2系統) データ転送と給電を同時に行えるなど、ワークフロー効率が大幅に改善された。
  15. バッテリーライフの改善 実撮影可能枚数が増え、長時間の撮影でも安心して運用できる。

細かな部分で大幅な進化

α7 Vがα7 IVから進化した15の機能についてPetaPxelが取り上げています。

記事では、それぞれ15のポイントを説明しています。内容をみると仕様に現れる部分で大きな変更があったというわけではなく、様々な機能で細部が大幅に進化している様子がわかります。例えばダイナミックレンジの向上、ローリングシャッター歪の低減、ブラックアウトフリー、次世代のイメージプロセッサ搭載、AIによる被写体認識性能の向上などば、仕様表には表現しにくい機能で、実際に製品の説明をみなければわからない部分の性能向上です。

このようにみると全体的に競合機種にあるような機能を詰め込んでおり、他社と同等のカメラに仕上がっているという印象ですね。価格も高くなり、機能的には一般の写真家にはあまり求められない機能の向上も含まれているため、プロフェッショナル向けに近づいた印象ですが、確実に機能向上していることは間違いないようです。

いまは一般向けにはα7C IIが売れているので、こちらを低価格で提供すれば一般ユーザー向けのカメラも揃ってラインナップの穴もなくなるのかなと思いますね。

またアンチダスト機能の有無について、α7 IVの仕様では「● (帯電防止コートおよびイメージセンサーシフト駆動による)」と記述されているものの、α7 Vでは「●」という対応を示す文字だけになっており、帯電防止コートやイメージセンサーシフト駆動がしない形でのアンチダスト機能になるのではとの憶測が流れていますが、実際にはどうなのか気になるところですね。

さらにα7 IVでのレンズの互換性について「α7 V サードパーティー製レンズの多くが正常に動作しない可能性??」で詳しくお伝えします。

PetaPixel

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α7 V 最新情報

ソニー 最新情報

α7 V主な仕様

α7 V 主な仕様
スクロールできます
センサーサイズ35mmフルサイズ、部分積層型Exmor RS CMOSセンサー
画素数約3300万画素
センサークリーニングアンチダスト機能
イメージプロセッサBIONZ XR2
手ぶれ補正イメージセンサーシフト方式5軸補正
手ぶれ補正効果中央最大7.5段、周辺最大6.5段
高速連続撮影電子:最大約30コマ/秒
メカ:最大約10コマ/秒
動画撮影7Kオーバーサンプリング 4K 60p
4K 120p(APS-Cクロップ)
シャッター速度静止画撮影時 (メカシャッター): 1/8000-30 秒、バルブ
ISO静止画撮影時: ISO 100 – 51200 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 204800)
フォーカスポイント静止画時:最大759点 (位相差検出方式)
動画時:最大759点 (位相差検出方式)
EVF0.5型 約369万ドット
背面液晶3.2型4軸マルチアングル液晶モニター 約210万ドット
メモリカードスロットSLOT1: SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress 2 Type Aカード用マルチスロット
SLOT2: SD (UHS-I/II対応)カード用スロット
サイズ約130.3 x 96.4 x 82.4 mm、約130.3 x 96.4 x 72.3 mm
質量バッテリー、 メモリーカード含む: 約695 g
α7 V

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