交換レンズランキングでは、10月上期に続きソニーのAPS-C機向け高倍率ズームレンズ「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」が首位をキープ。2位は2ヶ月連続でソニーEマウント用大口径標準ズーム「タムロン28-75mm F2.8 Di III RXD」となった。
3位は1ヶ月ぶりに「富士フイルムXF16-80mmF4 R OIS WR」がランキングに返り咲き。フジノンレンズとしては軽量級のコンパクトな標準ズームだ。4位はソニーEマウント用標準ズーム「FE 24-105mm F4 G OSS」で5位はタムロンのソニーEマウント用広角ズーム「17-28mm F/2.8 Di III RXD」。
6位と10位は今回ランキングで少数派の単焦点レンズで2本ともニコン製。6位がレフ機用の超望遠レンズ「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」、10位がミラーレス機用の明るい広角レンズ「NIKKOR Z 24mm f/1.8 S」となっている。
7位はソニーの大口径広角ズーム「FE 16-35mm F2.8 GM」で、8位はキヤノンのミラーレス用高倍率ズーム「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」、9位にソニーの超望遠ズーム「FE 100-400mm/F4.5-5.6 GM OSS」が入った。
データ集計期間 2019年10月16日~2019年10月31日
第1位 ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
第2位 タムロン 28-75mm F2.8 Di III RXD(ソニーEマウント)
第3位 富士フイルム XF16-80mmF4 R OIS WR
第4位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
第5位 タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD(ソニーEマウント)
第6位 ニコン AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
第7位 ソニー FE 16-35mm F2.8 GM
第8位 キヤノン RF24-240mm F4-6.3 IS USM
第9位 ソニー FE 100-400mm/F4.5-5.6 GM OSS
第10位 ニコン NIKKOR Z 24mm f/1.8 S(記事を一部引用しています)
Eマウントレンズ絶好調
ヨドバシカメラが10月下期のデジタル一眼カメラ用交換レンズの売れ筋ランキングを公開しました。ランキングでいうと、ソニーのEマウント用レンズが1位、2位、4位、5位、7位、9位と6本ものレンズがランクインしています。まさにソニーカメラ絶好調だということが、このランキングからもわかりますね。
売れているレンズの内訳をみると、主に便利ズーム系が主に売れていることがわかりますね。高倍率望遠ズームや、超高倍率ズームが比較的ランクインしています。そして大口径レンズが売れているのも見てとれますね。タムロンの二つのEマウント用レンズはソニーのフルサイズミラーレスに対応していて、f/2.8通しの大三元レンズのうち広角ズームと標準ズームに該当するもので、それぞれ最安値で10万円以下で購入できるレンズですので、憧れの大三元レンズを揃えたい人にはとてもよいレンズであると言えますね。
レンズのランキングでいえばソニーのフルサイズミラーレス用レンズが5本ランクインしていることになりますので、ソニーのフルサイズカメラがどれだけ売れているかがわかるというものです。
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交換レンズ販売が低調なニコンとキヤノン
そのなかで、ニコンとキヤノンは残念ながら交換レンズにおいても低迷しているように見えます。問題が大きいと感じられるのは、これがヨドバシカメラのランキングであることですね。ヨドバシカメラは文字通りもともとカメラ販売を生業にしていた会社で、カメラ専門館をいまでも抱えています。そのため、ハイアマチュアやプロフェッショナルといった玄人が購入するカメラ店でもあります。そのショップでのランキングでニコンとキヤノンが低迷しているというのは、非常に大きな意味をもつ可能性があるとも考えられそうです。
それでもキヤノンはRFマウント用の超高倍率ズームがランクインしていて、ニコンはZ 24mmがランクインしていますので、それなりに期待の持てそうな結果にはなっています。最近はどちらかというと高性能なズームレンズや高倍率ズームなどが売れている傾向が強いように感じますので、ニコンやキヤノンについてもフルサイズ、APS-Cミラーレスとも様々なバリエーションのレンズを発売する必要があるので非常に大変な状況になっていると言えそうですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010001-capa-ind
コメント
コメント一覧 (1件)
ニコンもキヤノンも立派なレンズ生産設備を持っていますので、順当にミラーレスボディを発展させていければ、特に問題無いと思います。
今はカメラ業界全体の低迷期でありますし、2者が高級ミラーレスのトレンドに乗り遅れているのも間違い有りません。しかし、2社1D-XやD5を作った老舗メーカーですのでそのうちに盛り返してくると思いますよ。
暫くは悪い話も続くでしょうが、心配する必要は無いでしょう。