ニコンの生物顕微鏡が好調
ニコンの生物顕微鏡が評価されて販売を伸ばしているそうです。なぜ好調なのでしょうか?
営業益目標を前倒し達成…ニコンの「生物顕微鏡」が好調なワケ
ニコンの生物顕微鏡が細胞の自動観察・判定をできる点が評価され、販売を伸ばしている。
(中略)
ニコンは2025年度にライフサイエンスを含むヘルスケア領域で営業利益100億円の目標を掲げてきたが、生物顕微鏡システムが好調に伸び、22年度に115億円と前倒しで達成した。23年度も進行するプロジェクト数で20年度比倍増を見込んでいる。
(後略)
ニコンの生物顕微鏡の販売が伸びているとニュースイッチが報じています。詳し内容は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事によれば、ニコンの顕微鏡が細胞の自動観察、自動判定ができるということで人気となっているようです。細胞の培養などにも使われているようで、研究費の制限や働き方改革などで、自動化に関する需要が高まってきているようですね。
記事では、ニコンは2025年度に営業利益100億円を見込んでいたそうですが、2022年度ですでに115億円を達成し、さらに2023年度では営業利益がどうなるのかはわかりませんが、プロジェクトの数は倍増しているようです。3年も前倒しして目標を達成していたのですから、かなりのニーズがあったということになりますね。
顕微鏡ですからレンズも必要でしょうし、イメージセンサー、被写体を認識する能力なども必要なので、ミラーレスで培った技術を投入できるいい分野に目を付けたなと思いますね。他の事業も成長して映像事業も長く続けて欲しいですね。
さらに次の記事「Nikon Z 6III、Z 7IIIの兆候は今のところないと噂」ではNikon Z 6III、Z 7IIIの噂について詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/81123f689f466e5a8f5d593fb10a4ff67ab7251b
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コメント
コメント一覧 (5件)
ちょうど先日、カメラ事業を切り離したオリンパスがデジタルイメージング技術についてソニーとの協業を発表したところでした。
カメラ事業を抱えていたらニコンと同様に自社技術で賄えたというわけでも無いでしょうが、
経営は集中と選択さえすればよいものでもない、ということを示唆しているように思います。
ソニー・オリンパスメディカルソリューションズの設立が2013年。
そんなに早くから合弁会社を立ち上げていたんですねぇ。
恥ずかしながら知りませんでした。
映像事業部の分社化や工業用顕微鏡などを手がける科学事業の売却といったニュースも合わせて、オリンパスが崩壊していくような印象を拭えずにはいられません(協業が悪いと言いたいわけではありません)。
今記事におけるニコンの事業は新規で立ち上げたものと認識しています。
長らく映像事業部と精機事業部の二本柱でやってきて、昨今苦境に立たされているニコンにとって新しい屋台骨は必要不可欠。
新しい経営の柱として成長出来るよう頑張ってほしいですね。
オリンパスとソニーは少なくとも2012年から協業を開始、2013年には合弁会社を立ち上げており、今回の件は協業開始ではなく拡大です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC086HI0Y3A201C2000000/
当時の協業もオリンパスの医療とソニーの映像技術を組み合わせるためで、自前の技術だけではダメだと決断してのことでしょう。
「オリンパス事件」の直後で、この頃ソニーが筆頭株主になっていたので、その辺の絡みが無いとは言い切れませんが……
ソニー・オリンパスメディカルソリューションズの設立が2013年。
そんなに早くから合弁会社を立ち上げていたんですねぇ。
恥ずかしながら知りませんでした。
映像事業部の分社化や工業用顕微鏡などを手がける科学事業の売却といったニュースも合わせて、オリンパスが崩壊していくような印象を拭えずにはいられません(協業が悪いと言いたいわけではありません)。
今記事におけるニコンの事業は新規で立ち上げたものと認識しています。
長らく映像事業部と精機事業部の二本柱でやってきて、昨今苦境に立たされているニコンにとって新しい屋台骨は必要不可欠。
新しい経営の柱として成長出来るよう頑張ってほしいですね。
何故か返信してしまうような形で連続送信してしまいました。
混乱させてしまい申し訳ありません。