NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaレビュー
NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaのボケは実際にかなりきれいで、玉ボケもほぼ円形のものが出力されるそうです。レビューがありましたので、どのような評価なのかみてみましょう。
ボケ
私たちが実際に使用してみた時間は、曇りで、雨の降る暗いシアトルの日だったので、夜の裸電球や、該当のネオン、または湖に反射する太陽光など、通常の状態で試すことはできなかった。しかし、木漏れ日を通じて解放f値でいくつかのポートレートを撮影することができた。これによって、レンズが突き刺さるハイライトのピンドロップにレンズがどのように反応するか理解することができた。カメラから直接入手したjpeg画像では、ほとんど猫の瞳を見ることができず、そしてボケはクリーンだった。
解放では被写界深度もスムーズに溶け込んで、背景はほぼクリーミーな状態になるようだ。これにより、前景、背景、被写体の間を十分に分離させることに役立てることができる。
実際の製品を入手するまで最終的な判断は保留しなければならない。私たちは最終的な性能がPlenaの名前を持つレンズにふさわしいものかどうか確認するため、様々な照明条件下でボケを完全にテストするのを楽しみにしている。
結論
レンズを1日使用してみて、NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaは実際の期待に応えるかもしれないと楽観的に思えた。未発売のレンズを使用したが、画像は鮮明、詳細、なめらかなフォーカスの落ち込みと均一な明るさだった。レンズは頑丈で精巧に作られていると感じた。また、雨のシアトルでの散歩中に、防塵防滴性能が役立ったとこもありがたかった。
NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaの高い評価
DPREVIEWがNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaのファーストインプレッションを公開しています。記事には豊富なサンプルや、その他のレビューがありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューによれば、NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaは口径食もなく、ボケも非常にきれいで、被写体までの距離が変化することで変わるボケもスムーズで、背景はクリーミーになるとしています。かなり高い評価ですね。
周辺の光量落ちは補正でなんとかなるかもしれませんが、玉ボケに関しては補正ではどうにもなりません。そのため、こういうレンズは非常に貴重になるのかなと思いますね。面白いレンズを発売するものです。
ただし、このレンズは貸し出されたもののようで、実際の製品ではどのようになるかは注意しなければならないとしています。実際の製品版のレビューが待ち遠しくなりますね。
そしてPlenaの気になる売り出し価格について「Z 135mm f/1.8 S Plenaの売り出し価格が判明」にて詳しくお伝え。
型式 | ニコン Z マウント |
---|---|
焦点距離 | 135mm |
最大口径比 | 1:1.8 |
レンズ構成 | 14群16枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ1枚、SRレンズ1枚、メソアモルファスコートあり、アルネオコートあり) |
画角 | 18°10′(撮像範囲 フルサイズ/FXフォーマット) 12°(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) |
ピント合わせ | IF(インターナルフォーカス)方式 |
最短撮影距離 | 0.82m |
最大撮影倍率 | 0.2倍 |
絞り羽根枚数 | 11枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/1.8 |
最小絞り | f/16 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 82mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約98mm(最大径)×139.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約995g |
付属品 | • レンズキャップ82mm LC-82B(スプリング式) • 裏ぶた LF-N1 • レンズフード HB-108 • レンズケース CL-C2 |
MTF曲線
レンズ構成図
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