キヤノンの超望遠ズームの特許
キヤノンが超望遠ズームの特許を複数、出願していることが明らかになりました。どのような特許が出願されているのでしょうか?
ちょっと数が多いですが、それでは特許の内容をみてみましょう。
ズーム比 4.99
広角 中間 望遠
焦点距離 200.00 384.79 998.33
Fナンバー 5.71 8.00 11.00
画角 6.17 3.22 1.24
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 346.80 414.38 456.78
BF 43.85 57.79 105.49
ズーム比 3.77
広角 中間 望遠
焦点距離 205.98 384.96 775.84
Fナンバー 5.77 6.80 9.20
画角 6.00 3.22 1.60
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 336.95 386.89 426.95
BF 38.57 65.58 108.88
ズーム比 3.77
焦点距離 206.00 390.62 775.95
Fナンバー 5.83 7.10 8.00
画角 6.00 3.17 1.60
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 330.08 375.10 420.12
BF 38.46 38.46 38.46
ズーム比 3.69
広角 中間 望遠
焦点距離 157.59 299.83 581.33
Fナンバー 5.15 6.00 6.50
画角 7.82 4.13 2.13
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 298.01 366.01 398.03
BF 38.46 65.38 110.60
ズーム比 3.14
広角 中間 望遠
焦点距離 309.00 550.00 969.91
Fナンバー 6.30 8.00 9.00
画角 4.01 2.25 1.28
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 350.21 418.99 440.21
BF 38.10 56.62 108.19
ズーム比 2.59
広角 中間 望遠
焦点距離 300.00 500.00 775.98
Fナンバー 5.83 6.30 9.00
画角 4.12 2.48 1.60
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 300.03 372.57 400.05
BF 20.03 20.03 20.03
ズーム比 2.37
広角 中間 望遠
焦点距離 205.00 315.68 485.99
Fナンバー 5.77 6.13 6.50
画角 6.02 3.92 2.55
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 352.32 352.32 352.32
BF 49.59 49.59 49.59
ズーム比 4.71
広角 中間 望遠
焦点距離 205.79 399.97 969.72
Fナンバー 5.83 7.10 9.20
画角 6.00 3.10 1.28
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 353.74 411.26 453.74
BF 40.62 58.80 85.06
数多くの超望遠ズームの特許
キヤノンが複数の超望遠ズームの特許を出願していることが明らかになりました。特許1、特許2、特許3になります。まとめるとだいたい以下のようなレンズになります。
- 200-1000mm f/5.8-11
- 200-800mm f/5.8-9
- 200-800mm f/5.8-8
- 150-600mm f/5-6.5
- 300-1000mm f/6.3-9
- 300-800mm f5.8-9
- 200-500mm f5.8-6.5
- 200-1000mm f/5.8-9
というわけで、眺めてみると、どれも超望遠ズームであることに違いはないのですが、f値が非常に小さいので恐らくですが、非常に廉価な超望遠ズームになるのではないかと思いますね。たぶん、RF100-400mm F5.6-8 IS USMのような系統のレンズになるのではないかと思います。
キヤノンは比較的高価なレンズを揃えているわけですが、安いレンズを欲しい人に、このようなレンズを発売していくのかもしれませんね。
そしてキヤノンのボケ味コントロール機能のあるレンズの噂について、「キヤノン 35mm f/1.2 Lを2種類発売? 一方にボケ味コントロール機能搭載と噂」にて詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (3件)
超望遠としては対物レンズが1本を除いて100mm研磨機に乗るサイズなので
Lレンズではないかもしれませんね。
この上の研磨機サイズは150mmと思われるのでそれはLレンズになります。
RF100-400mm F5.6-8 IS USMはもう1~2ランク下ですね。
対物レンズの大きさから望遠側1000mmの物はPFレンズを使っていなければ
安くても100~150万円程度になりそうな気がします。
ソニーの200-600mmやニコンの180-600mmの系統がキヤノンにはありませんからね。
とはいえ、EF時代にもそういった汎用ズームはなかった訳なので望み薄ではありますが、RFではタムロンやシグマの超望遠という選択肢もありません。自社でこういったレンズを用意しないとエントリー層のユーザーには選ばれにくいのでは?
いわゆる銀鉢巻、黒の超望遠レンズのラインとなると防塵防滴無し、STMなどの懸念がありますが (100-400はナノUSM)、他社より後出しとなるとその辺は付けて訴求力を持たせる必要はあるように思います。
何か多すぎてよくわからなくなってきています。それにこれら特許は、APS-C派には長すぎて大きすぎて、個人的には対象にはなりずらいですし(勝手な言い分ですが)。といことで妄想的には、Ⅱ型としてテレコンバーター取り付け可能なRF100-500mm F4-6.7 L が出て、外装他を簡略したLレンズでない黒色 RF100-500mm F4.5-7.1が27万円ぐらいで出るとか。