Nikon Z f正式発表
ニコンがかねてから噂されていたNikon Z fを正式発表しました。どのようなカメラになっているのでしょうか?気になる性能や価格についても気になります。
それではプレスリリースや製品概要をみてみましょう。
主な特徴
使うたびに気分が高まる使うたびに気分が高まる
フィルム時代を代表する「FM2」は、撮影する真の楽しさを伝え、多くの人々に愛されてきたカメラです。その FM2 にインスピレーションを得て洗練された外観デザインとダイヤル操作により、Z f は目にした瞬間、触れた瞬間から、カメラ表現への探求心を掻き立てます。
光と影で自分だけの世界を作り上げるモノクローム光と影で自分だけの世界を作り上げるモノクローム
モノクロームは単に白と黒の世界ではありません。光と影の純粋な質感で表現し、形と奥行きというシンプルなグラフィック要素で構成される世界。情報が少ないからこそ、これまでにない視点が生まれ、表現の可能性が拡がります。
Z f はピクチャーコントロールの「モノクローム」に加え、「フラットモノクローム」と「ディープトーンモノクローム」が選択でき、ボディーには瞬時にモノクローム撮影に切り換えられる専用のレバーを搭載しています。
映像に圧倒的没入感を映像に圧倒的没入感を
Z f は、通常の4K UHD動画を超えるシャープな解像力を実現。6Kオーバーサンプリングで4K UHD※に変換するため、撮影シーンの臨場感がさらに高まります。カメラ内で[H.265 10-bit(MOV)]の4K UHD動画を[SDR][N-Log][HLG]で記録することも可能です。
動く被写体を追い続ける多彩なAFエリアモード動く被写体を追い続ける多彩なAFエリアモード
ディープラーニング技術を用いたAFの優れた被写体検出と、Z 9 や Z 8 にも搭載の画像処理エンジン EXPEED 7により、被写体検出時に高い追従性を発揮。動く被写体をスムーズに追い続けることが可能です。
中央にない被写体をシャープに保つ、世界初※1のフォーカスポイントVR※2中央にない被写体をシャープに保つ、世界初※1のフォーカスポイントVR※2
世界初のフォーカスポイントVRによって、被写体が画面内のどこにあっても、フォーカスポイント付近のブレを抑えることが可能。画面の隅に被写体を配置しても、思い通りの構図でシャープに撮影できます。また、ボディー内VRは、Z シリーズで最も優れた8段分※3の手ブレ補正効果を実現しています。
Nikon Z f正式発表
速報でお伝えしています。
ニコンがNikon Z fを正式発表しています。製品ページはこちらから。
エクステリアによるカラバリも設定されています。
店頭予想価格はボディ単体で税込み約30万円、NIKKOR Z 40mm f/2(SE)が付属する単焦点キットが税込み約33万円、発売は10月を予定しているそうです。それぞれ個別の機能については、また別記事として報告したいと思います。記事になりました!「Nikon Z f正式発表 Zシリーズ初の機能や気になる機能を眺める」
Nikon Z f主な仕様
センサーサイズ | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー、ニコンFXフォーマット |
画素数 | 2450万画素 |
センサークリーニング | イメージセンサークリーニング、イメージダストオフデータ取得(Capture NX-Dが必要) |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 |
手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
手ぶれ補正効果 | 最大8段 |
高速連続撮影 | ・低速連続撮影:約1~7コマ/秒 ・高速連続撮影:約7.8コマ/秒 ・高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒 |
動画撮影 | ・3840×2160(4K UHD):60p/50p/30p/25p/24p ・1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p |
シャッター速度 | ・シャッタースピードダイヤル使用時:1/8000~4秒(1ステップ)、Bulb、Time、X(フラッシュシンクロ) ・メインコマンドダイヤル使用時:1/8000~30秒(1/3ステップ、撮影モードMでは900秒まで延長可能)、Bulb |
ISO | 標準ISO 100~6400 |
フォーカスポイント | 273点 |
EVF | 0.5型 約369万ドット |
背面液晶 | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) 約210万ドット |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC UHS-II対応 microSD/microSDHC/microSDXC UHS-I対応 デュアルカードスロット |
サイズ | 約144×103×49mm |
重量 | 約710g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く) |
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コメント
コメント一覧 (5件)
防塵防滴になったり真鍮製ダイヤル採用したりとZfcと比べて質感が上がっていますね。
他にも新機能が搭載されていて、他機と比べても見劣りしないカメラに仕上がっているように思います。
個人的にはCoolpixやレフ機で実装されていたにも関わらずZシリーズでは採用が見送られていた「タッチFn」の充実や「動画撮影中のシャッタースピード固定」機能がやっと搭載されたことが何よりも嬉しいです。
張り替えも今回は蓋の裏側までやってくれるとのことなので言うことありません。
予約決定です。
蓋の裏、ではなくバリアングルモニターの裏です。
失礼しました。
思ったよりもかなり良くて速攻予約です。
エクステンショングリップが必要かどうかは、ニコンプラザで触ってからにします。
AF向上他、きちんと作ってきましたね。これは売れそうな感じもして、どうなるか楽しみです。今まで通りだと、27万円辺りになると思いますが(30万円はポイント含む。4000ドルで54万円のZ8の関係とも一致)、α7CⅡの2200ドル、26万円台は謎が深まります。個人的には普通のデザインで1800ドルのZ5Ⅱの方が良いのですが(幅144mmは大きいですし)、世間の期待に応えるためにはしょうがないのでしょう。しかし、今後はどうなるのでしょう? フルサイズスタンダード機はすぐには出ずで、次はAPS-C機? Z70でもいいですが、α6700やG9Ⅱがどうなるかにもよって、かなり性能UPしたZ50Ⅱ辺りの可能性もありなのでしょうか。APS-C専用レンズも期待したいのですが。
Zfが正式に発表されました。
開発者インタビューで情緒に訴えた製品と強調しているところはDfの系譜のカメラだと思いますが、搭載された機能は斬新なものが多くありZfcの様に従来型をクラシックなボディをかぶせたものでないのが素晴らしい。
いよいよFマウントからZマウントへの移行を検討せざるを得なくなってしまいました。
これから登場するであろうZ6Ⅲ(仮称)がどの様な機能を搭載してくるのか老婆心ながら心配になってきました。