PowerShot V10レビュー
珍しい形をしたVlog用カメラ、PowerShot V10のレビュー記事が掲載されています。どのような評価になっているのでしょうか?それでは記事をみてみましょう。
キヤノンは2019年のG5 X Mark IIとG7 X Mark IIIを発表して以来、新しいPowerShotをマニアック向けの写真家に製造していないが、新しい市場をみつけるために、ほかの従来とは異なるコンセプトに取り組んでいる。V10のVlog用カメラは、やや風変わりなPowerShot Zoom デジタル単眼鏡と、PowerShotと自律カメラに続いて登場したが、どちらも世界を熱狂させたとは思えない。というのも、他の動画撮影用のZV-1は明確に市場での地位を確立しているからだ。
V10が際立っているのは、その使いやすさにある。カメラをバッグから取り出し、画面とスタンドを広げれば、テーブルに置いてすぐに録画を開始するこがでぎる。私も従来のカメラのデザインよりも、片手で使用するのはより実用的な形であると感じた。従って、特にV10はZV-1Fなどの代替品よりも安価であるため、非常に地位が確立されたライバルに対してさえ、ここに本当に潜在的なセールスポイントがある。
この斬新なデザインには欠点もある。画面が非常に小さく、静止画のフレーミングには使いたくないほどだが、録画開始前の動画のフレーミングには問題はなかった。付属のマイクの風防は、最初の設計では無視されてた問題に対する不格好な修正で、ソニーはこの問題をより優雅に解決した。その結果、V10は屋内撮影に向いている可能性が高いが、それでも多くのVloggerは屋内で撮影を行っている。
全体として、PowerShot V10は大胆かつ珍しいデザインであり、ターゲットとする市場に食い込む可能性があると思う。実際にどのように展開されるか、時間が経過してみなければわからないが、メーカが何か違う試みを行うことは常に良いことだ。
PowerShot V10のデザインとスタイリングを気に入った場合、このカメラはあなたにとって興味深いカメラになるかもしれないが、ニーズに応じて難しい選択を迫られる可能性のある制限がいくつかある。
外出先で動画を撮影する場合、光学式手ぶれ補正がないことは大きな欠点となる可能性がある。ほとんどのスマホやカメラには光学式手ぶれ補正(およびデジタル手ぶれ補正との協調補正)を提供しており、これはデジタル手ぶれ補正だけよりも大幅に優れている。
HDR動画が必要な条件で撮影する場合、HDR動画に対応していないため、ほとんどのスマホのほうがより良い動画を撮影でき、スマホは画面が大幅に大きいというメリットもある。
PowerShot V10は内蔵スタンドがあり、サイズがコンパクトで、比較的低価格のため、低価格のスタジオカメラを設置したり、ライブ音楽を録音したりする人にとって、このカメラが良い選択肢になることを意味している。ただし、4k動画撮影に利用する場合、オーバーヒートにより録画時間が大幅に制限される可能性がある。
しかし、短時間の4k動画だけを撮影したい場合や、FullHDを利用してV10を主に1カ所で仕様する場合には、良い選択肢になる可能性がある。現在、最も安価なVlog専用カメラの一つだ。
記事元
一長一短の性能
記事ではサンプル画像や、さらに詳細な解説がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、PowerShot V10のデザインは斬新で、特に自撮りに優れているとしています。レンズの下の録画ボタンがあるので、自分のほうに向けながら親指で簡単に撮影を開始できるスタイルで、自撮り棒からいらないというデザインになっていることがわかります。また、非常にコンパクトで軽量なため、ポケットからすぐに取り出して簡単に撮影を開始できるということもメリットになっているようですね。
以前のキヤノンへのインタビュー記事によれば、ユーザへの調査を徹底的に行ったそうです。その結果、スマホと同じスタイルで、しかしスマホよりも高画質、高音質な動画を撮影したいというニーズが高く、このデザインに決まったということでした。
それだけ斬新な動画向けのカメラですが、それでもいくつかデメリットがあるようです。まずは単焦点レンズで画角を変更できないことや、レンズ内に光学式手ぶれ補正がないこともデメリットの一つだとしていますね。しかし、記事執筆時点での最安値は約5万円となっていて、金額的にはかなり安いです。なので、この価格であれば仕方がないのかなと思うデメリットもいくつかありますね。
非常に小型で軽量なので、いつも動画用に持ち歩きしたい人、定点カメラ的に設置しておきたい人、すでにVlog用のカメラを持っている人のサブ用のカメラとして、飲食店などで料理を撮影したいけどあまり大がかりな機材を使いたくない人などに向いているのかなと思います。
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コメント
コメント一覧 (3件)
キヤノンはカメラユーザーの裾野を広げようと積極的に展開していますね。
CP+2019 で披露されたいくつかの出品が製品化さ、まだキッズカメラ等
いくつか残っているのでこれからの展開が面白そうです。
ソニーもニコンも裾野を広げようとは努力はしていませんね。
マニア向け、儲けの多い高額製品が主です。
キヤノンを見習って面白い製品を出してほしいものです。
今は儲からなくても将来に期待が持てそうな気がします。
何か個人的には盛り上がっているように見えないですね、自撮りカメラ。特にソニーのZV-1Ⅱは価格comを見ると、とにかく価格が下がっていますね、なぜか。Goproは新機種をまた出すようですし、やはり主流はアクションカメラ系なのでしょうか。V10は電池交換ができないのがどうなのでしょう?
Vlogという新しいカメラの使い方の提案
実際にシェアとして売り上げ1位になったZV-1
そのミラーレス版としてソニーのミラーレス機で
過去最高の販売数となったZV-E10
努力とかもうからなくても、どころか
ソニーはすそ野を実際に広げて商売として利益だしてます。