キヤノン エントリー一眼に納期が設定
キヤノンが販売するエントリー一眼レフに納期が設定されていることが明らかになりました。
それでは、どのような一眼レフに納期が設定されたのでしょうか。みてみましょう。
キヤノンのオンラインショップでエントリークラスの一眼レフに納期が設定されるようになりました。具体的にどのような商品に納期が設定されているのか、納期が設定されていないキットを含めてまとめてみます。
- EOS Kiss X10i
- ダブルズームキット ■納期約2ヶ月
- ボディー(レンズは付きません) ■納期約1ヶ月
- EOS Kiss X10
- ダブルズームキット ■納期約1ヶ月
- EF-S18-55 IS STMレンズキット ■納期約1ヶ月
- ボディー(レンズは付きません)【在庫あり・最短翌日出荷】
- EOS Kiss X90
- EF-S18-55 IS II レンズキット ■納期約6ヶ月
- ボディー(レンズは付きません) ■納期約3ヶ月
- EOS 90D
- EF-S18-135 IS USM レンズキット ■納期約1ヶ月
- ボディー(レンズは付きません)■納期約2週間
これまで、EOS Kiss 10iと、EOS Kiss 10については、プロテクターセットのみに納期が設定されていました。このプロテクターセットというのは、カメラ本体とレンズプロテクター、SDメモリカードがセットになっている商品です。
カメラ単体、またはレンズキット単体のみでは、先日まですべて「在庫あり 最短翌日出荷」の記述があったのですが、それがなくなって納期が設定されてしまっている状況です。
EOS Kiss X90については、かなり前から納期が設定されており、しかも予約制となっていました。今回、新たに納期が設定されたのはX10iとX10になります。
ディスコンの前触れ?
さて、先日まで翌日出荷だったのですが、今日までに納期が設定されたことは上記からわかりました。それでは、これが何を意味するのか?といったことが非常に気になります。
例えばですが、EOS Kiss X90などは予約制になっていて、しかも納期が6ヶ月になっているキットも存在します。恐らく、これらの予約制になっているカメラについては、オーダーが一定数たまったら製造というようなことをしているのだろうと思います。
そして、それ以外の予約の設定がなく、納期が設定されているカメラについては、もう毎日のように製造しているということではなく、一定期間ごと定期的に一定数を製造というようなことに切り替えている可能性があるのかなと思いますね。
この仮説が正しいとすると、キヤノンはこれまで在庫をすべて売り切ってしまって、あとは受注生産的な生産をしていく可能性があるのかなと思います。
いずれにせよキヤノンが一眼レフの生産を縮小していることは間違いないと思います。今後はこの納期がどんどん延びていってディスコンということになるのでしょうか?
また、キヤノンのオンラインショップでは、EF-Sレンズもほとんど予約制になってしまいました。こちらも納期の長いレンズでは5ヶ月待ちというレンズもあり、かなり生産を絞っているようです。たぶん予約しているということは、予約すれば購入できるだろうと思うのですが、果たして5ヶ月の入荷待ちの商品を購入しようと思う人がいるのかは、ちょっと微妙かなと思いますね。
こう考えると、ある一定まで需要が減った場合には、エントリークラスの一眼レフ、EF-Sマウントをディスコンにしてしまう可能性もあるのかなと思います。
(記事元)https://store.canon.jp/online/secure/eoskissx10.aspx
(記事元)https://store.canon.jp/online/c/c110407/
(記事元)https://store.canon.jp/online/secure/eos90d.aspx
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コメント
コメント一覧 (1件)
キヤノンオンラインショップでは即納以外だと「予約」バナーが付くようなので、これをもって受注生産体制に移行したとは断言できないかと。
ただ、生産をやめている、少なくともガッツリ絞っていることは間違いないでしょうね。修理対応期間(製造打ち切り後7年)のページではまだ「未定」ですが、打ち切り後すぐではなく何ヶ月かしてから記載されるでしょうから……
https://canon.jp/support/repair/period