キヤノンR6 Mark IIがR6から2年4ヶ月で投入された理由
キヤノンのEOS R6 Mark IIがR6からたった2年4ヶ月で投入されたことに驚いた人もいると思いますが、なぜそのような短期間で後継機種が投入されたのかがわかるインタビュー記事が掲載されています。
それでは、その記事をみてみましょう。
―― EOS R6の発売から2年4ヶ月での市場投入となりました。
橋本 カメラを取り巻く環境は急速に進化しています。そこへ少しでも早くお応えしたい気持ちから、EOS R6から今回のEOS R6 Mark IIの発売まで、インターバルが2年4ヶ月とこれまでに比べてやや短くなりました。EOS R6を使用するお客様からも買い替えに悩んでいるといった声をお聞きします。実際に手に取って新機能をお試しいただいた方には「やっぱりMark IIだね」と買い替えられる方が多い状況です。
センサーの大きさやレンズの明るさなどのスペックも比較検討する上で大切な要素ですが、それ以上に大事な選択基準となるのは、自分が撮りたいものにいかにマッチしているか、フィットしているかです。お客様が求めているのは製品品質だけではなくて、お客様が実際に使用する現場品質を含めてのものだということ。そのために、被写体別にどういう使い方や撮り方があるのか、レンズにはどんなバリエーションがあるのか。お客様にご理解いただけるように、もっとわかりやすくお伝えしていく必要があります。
記事によれば、キヤノンはカメラに関して急速に進化しているため、少しでは早く期待に応えたいということでEOS R6 Mark IIを矢継ぎ早に投入したということのようです。
確かに、いまはAF性能や被写体追尾性能が著しく短期間に大きく向上している状態ですので、それに併せて新製品を投入することは理にかなっていると思いますし、それができるキヤノンはすごいなと思いますね。
一方で、ニコンはNikon Z 6から抜本的に進化したNikon Z 6 IIIを発売できておらずカメラの性能差でキヤノンに先を越されている状況になっているといえそうです。
ニコン製品の発売日はイカの通りになっています。Nikon Z 6の発売日からは4年以上が経過しており、フルモデルチェンジが待たれる状況ですね。
Z 7II 2020年12月11日
Z 6II 2020年11月6日
Z 6 2018年11月23日
Z 5 2020年08月28日
半導体不足の影響や、Nikon Z 9がバックオーダーを抱えている最中に新製品を発表することはためらわれた可能性もありますが、多くの人はZ 6、Z 7の最新機種を期待しているのではないかと思います。
キヤノンへのインタビュー記事全文は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/f594f9975ab6706817519260dce1671b7434b6e4
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コメント
コメント一覧 (4件)
たったの2年でMKⅡの発表が出た時はちょっとショック
でしたが最初のR6(MKⅠ)はかなり気に入っている(給与所得が増えない中高価なものは中々買えない)
ので買い換えるならばMKⅢと考えいます。
D90に比べ月日が経っているので当たり前ですがAF(特に動態追尾=トラッキング)性能には驚愕するほど気に入っており三脚置きピン主体から手持ち置きピン無しへ
撮影方法すら変えてしまいました。
EOS R6 IIはソニーα7 IVへの対抗を見越して開発されていたのではと思います。
今キヤノンは明らかにソニーをライバル視してると感じますし、トップシェア争いはこの2社で行われているのでEOS R6 IIが2年4ヶ月ほどで出てきてもそんなに違和感は抱きませんでした。
α7R Vも出てきたのでおそらく今年中にはEOS R5も後継機が出てくるのではと思います。
ニコンはミドル/ハイアマ層の獲得は後回しで、プロ向けのZ 9に注力してて1年以上経ちましたが、さすがに今年中には初代Z 6/Z 7からフルモデルチェンジしたZ 6III/Z 7IIIが登場してほしいですね。
そうでないとパナソニックもS5 II/IIXを出してきてますしニコンはますますミドル/ハイアマ層から縁遠い存在になってしまいます。
今、被写体認識についてはまだまだどのメーカーも発展途上の時代だと思います。ファームアップのみでは対応しきれない様々なハード面でのアップデートもやむを得ないと思います。
R6→R6mark2の更新期間は特段早いように感じません。どこかの動画で見ましたが、R6はRシリーズでも人気のある機種だとメーカーの人が話していました。そういった機種であれば尚更、ライバルとなるメーカーを意識して早めに手を打つのは当然だと思います。
早すぎる後継機にガッカリする気持ちは分からなくもないですが、使っているメーカーのカメラが常に進化し続けて、頻繁に新製品がリリースされていることは喜ばしいことなのではないでしょうか。
ニコンもD800が出て2年足らずでD810が出た時はかなり驚きました。800系はセミプロ、ハイアマ機でしたから更に上のクラス、キヤノンでいう5系です。
おそらくR5も今年くらいにmark2が出るでしょうね。むしろこれだけ各社凌ぎを削っている時代に、同じハードで2年以上も戦えていることに驚きます。
R6ユーザーとしては買い換えるか随分悩みましたが、結局見送りました。間違いなく大きな進化をしていますし、買うための資金も用意はできますが、スタジオでの人物撮影、という自分の用途を考えるとR6IIにする必要性は薄いと結論付けました。R6に不満があるわけではないですし……情勢も気にせず湯水の如く使えるほどお金持ちなら買っていたでしょうが。
私も初代を愛用しながらMark IIIを待とうと思ってます。次も2、3年で来るといいなぁと……R5IIは間違いなく今年来ますね。CP+で開発発表、飛んで正式発表とかありますかね……?