X-H2S、X-H2のセンサー名が確定
富士フイルムのX-H2Sと、X-H2のセンサー名が明らかになりました。そして、ここまで来るには紆余曲折がありました。思わせぶりですが、それでは実際の記事をみてみましょう。
このような話だ。
私は匿名の情報筋から、X-H2SとX-H2のセンサーと思われるスペックシートを得た。
私はその情報に懐疑的で、ここでアクセス数稼ぎのようなことはしたくなかったので、その情報を共有しなかった。
匿名の情報筋は、FujiRumorsが騙されずその情報を投稿しなかったので、数日後に世界に向けてX-H2Sのセンサーのスペックシートを公開した。
世界はアクセス数に飢えているので、その情報を投稿した。
この時点でアクセス数稼ぎに消極的だったFujiRumorsも情報を投稿しなければならなかったが、私はこの情報に懐疑的だと読者に忠告した。
そして、ある信頼できる情報筋は疑いを消したいと、私は何かを渡され、これがこの続報の記事を書くことになった。
そして、本日、それらのセンサーの名前を公開することができる。
・X-H2S:IMX695
FujiRumors
・X-H2:IMX795
富士フイルムのX-H2Sと、X-H2のイメージセンサーのモデルネームが明らかになったという情報です。話すと長くなるのですが、だいたい上記の記事の通りなのですが、よくわからないという人もいると思いますのでちょっと解説します。
フェイクな情報が多かった時期
最初は、このFujiRumorsの筆者のところにねつ造した(と思われる)X-H2SとX-H2のイメージセンサーのスペックシート(仕様)と思われる情報が、恐らく電子メールで送られてきたのだそうです。しかし、このとき筆者は情報が怪しいということでサイトに掲載することはしませんでした。
しかし、情報を送りつけた人はFujiRumorsに自分が送った情報がサイトに公開されることがなかったため、他のサイトやSNSなどで情報を公開し、それが全世界のカメラ関連サイトに伝わって公開されてしまったというのが主な流れです。
そしてFujiRumorsの筆者は、この情報に懐疑的だということを主張せざるを得なくなり、後日、このことや一連の経緯を明らかにしていました。そのフェイクと思われるセンサーに関する噂がフェイクかもしれないという話については当サイトも掲載していますので詳しくはこちらをご覧ください。
さて、そして今回の記事ですが、以前に出回っていた恐らくフェイクの情報では、X-H2Sのイメージセンサーのモデル名はIMX671だとしていましたが、やはりそれは間違いで、実際にはX-H2SはIMX695、X-H2がIMX795だったというのがこの記事の主眼です。
そして、さらっとネタバレされていますが、もしこの情報が正しければ、次に発表されると思われるX-H2のセンサーの画素数は4000万画素で確定ということになりました。カメラ名がX-H2Rになるのか、X-H2になるのかは未だ不明ですが、現時点ではX-H2の可能性が高いようです。
最近は少なくなっているみたいですが、当時はかなりフェイクと思われる情報が多く出ていた時期でした。なので情報に対しては慎重に扱わなければならないねというような意識の高まりがあったような時期でしたね。
ところで、前から思っていたのですが、通常、このようなフェイクな情報を流すのには目的があって、ネット界隈ですと大概がアクセス数稼ぎ目的です。炎上商法的とも言えるかもしれません。しかし、今回の情報の場合、自分が作成したスペックシートを他のサイトに載せてもらうという行為になりますので、仮にフェイクだとしたらフェイクの情報を作っても自分にはまったくうま味がありません。
なのでこのような情報をばらまくことにどのような意味があるのでしょうね?単なる愉快犯や自己満足ということなんでしょうか。少し理解に苦しみますね。
X-H2に関するさらなる情報があります
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