OMデジタル製品が値上げへ
最近は、様々なものが値上げされていますが、OMデジタルも各種製品の値上げを告知しています。どのような製品が値上げされ、そして何が原因なのでしょうか?
OMデジタルのプレスリリースをみてみます。
一部製品の出荷価格改定および希望小売価格改定のお知らせ
OM デジタルソリューションズ株式会社は、2022 年 7 月 1 日(金)より、一部の製品の出荷価格および希望小売価格を改定させていただきます。
昨今の半導体不足などの影響による原材料費、製造・物流コストなどの高騰が進む中、生産性の向上や合理化によるコストダウンなどにより、価格維持に最大限努めてまいりました。しかしながら、このような企業努力のみでは現行価格を維持することが困難な状況となりました。つきましては、下記の通り、一部製品の価格改定を実施いたします。
今後も、高品質な製品・サービスをお客さまにお届けできるよう努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
OMデジタルWebサイト
このように半導体不足、原材料や物流コストなどが上昇し、製品価格を値上げしなければならない状況になっているとしています。
それでは、どのような実際にどのような製品が値上げされるのでしょうか。以下、カメラ本体とレンズに関する製品を引用してみます。アクセサリやコンデジの値上げもありますので、すべての製品については記事元リンクからご覧ください。
値上げされる製品
プレスリリースによれば、以下のレンズが値上げされるとしています。
■ ミラーレス一眼カメラ
・OM-1 12-100mm F4.0 PRO キット オープン
・E-M10 Mark IV ボディー (シルバー) オープン
・E-M10 Mark IV ボディー (ブラック) オープン
・E-M10 Mark IV EZ ダブルズームキット (シルバー) オープン
・E-M10 Mark IV EZ ダブルズームキット (ブラック) オープン■ 交換レンズ
・M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 44,000 円
OMデジタルWebサイト
・M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 71,500 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 137,500 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 214,500 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 178,750 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO 220,000 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 220,000 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO 220,000 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 522,500 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 225,500 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 233,750 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 247,500 円
このように最近発売され、人気となっているOM-1についても12-100mm F4.0 PROキットが値上げするとしています。ボディは値上げされていないことから、恐らくレンズの値上げが本体の値上げにつながっているものと思いますね。逆にE-M10 Mark IVはボディ単体も値上げされていることから、こちらはカメラそのものの価格を値上げしなければならなくなったと考えられそうです。
ちなみに値上げ幅ですが、交換レンズの改訂前の価格について調べてみました。
・M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 41,250円→44,000円
OMデジタルWebサイト
・M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 65,450円→71,500円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 126,500円→137,500円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 198,000円→214,500円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 147,500円→178,750 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO 198,000円→220,000 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 198,000円→220,000 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO 198,000円→220,000 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 462,000円→522,500 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 203,500円→225,500円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 214,500円→233,750 円
・M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 225,500円→247,500 円
というわけで、これが改訂前と改訂後の価格です。どちらも税込みの金額になります。これをみると、レンズによって様々ですが、概ね10%ほどの値上げということになりそうですね。なので、カメラ本体に関してもおおむね10%ぐらいの値上がりになるのだと思います。
しかし、食料品を含め様々なものが値上がりしていますね。たぶん将来的に輸入されているものについては電子部品や電化製品を含めかなり値上がりすると思いますので、廉価なスマホ、PCのパーツや本体に関しては、新製品を検討していた人は、まだ価格が安いうちに買い換えてしまったほうがいいかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (1件)
つい先日、Panasonicが値上げをしないと表明したばかりですが、企業体力の差なのでしょうか。そうすると一番体力のあるCANONが値上げするとはこれいかに。
結局のところ、CANONは値上げしても営業的に影響がほとんど無かったようですが、OMデジタルの場合は果たしてどうなるかですね。