ソニーのAPS-Cセンサーのカメラの噂
ソニーの新しいAPS-Cセンサーのカメラの噂が投稿されています。これまで、ソニーはZVシリーズとしてAPS-Cのフラッグシップモデルを発売するだろうという噂がありましたが、新しい噂ではその噂を明確に否定しています。
それでは、その新しい噂を見てみます。
私は他のサイトが、新しいZVカメラが信じられない性能のハイエンドカメラになるというフェイクを拡散していることを知っている。みんなをがっかりさせてすまない。私の仕事はクリック集めの噂を拡散することではない、噂は信頼できる情報筋からのものだ。そして、情報筋は、新しいカメラはハイエンドモデルになることはないようにみえると述べた。誤解して欲しくないが、このカメラはとても有能なカメラだが、今まで通りブロガー向けのエントリークラスAPS-Cモデルになる。もし、小さなα1のようなものを夢見ているのであれば、他のサイトが拡散されているフェイクニュースを読んで欲しい。
SonyAlphaRumors
このように、以前の噂は全否定という感じになっていますね。ちなみに、以前はこのような噂でした。
ソニーがα9/α1のような積層型裏面照射センサーの新しいAPS-Cカメラを発表すると噂されている
私は、ソニーがちょうどα9/α1のような積層型の裏面照射センサーの新しいAPS-Cカメラを発表すると噂されているといういくつかの情報を得た。そのカメラはまた、ZVシリーズ(ZV-1、ZV-10)の製品の一部となり、クロップなしの4k 60p動画の機能と、5軸ボディ内手ぶれ補正の機能が組み合わされたカメラになると噂されている。それは、新しいカメラは現在の市場に存在する動画向けのAPS-Cのミラーレスカメラのなかで最も優れた製品の一つになるということを示唆している(少なくとも仕様上は)。
PhotoRumors
このように中身的には完全に真逆というような内容になっています。どちらの情報が正しいのでしょうか?
それぞれの噂の可能性
前者は廉価な動画撮影モデルになるとしていて、後者はハイエンドカメラになるとしています。まったく違う噂なわけですが、どちらの噂についても好意的に解釈すれば、両方とも正しいという可能性もあるのではないかと思いますね。
つまり、ZVシリーズには新しい製品が投入され、さらにαシリーズの新製品としてAPS-Cフラッグシップモデルが発売される可能性です。もし両方の噂が混在して伝わってしまったとしたら、このような表現になってしまうことも考えられるのではないかと思います。
ただ、ZV-E10は発売されたばかりでソニーの製品ページでも新製品扱いになっています。さらに、ZV-E10でも本体価格が記事執筆時点の最安値で8万6900円となっていて、比較的廉価なカメラです。ZV-E10の後継機種が発売されるとは考えにくいので、ZV-E10よりも廉価な機種として発売されるということになると思うのですが、そうするとα6100やα6000クラスの動画撮影モデルということになるのでしょうか?それとも、レンズ交換式などとは記述されていないので、APS-Cセンサー搭載のコンデジスタイルの動画撮影向けのモデルという可能性もあるのでしょうか。
そしてハイエンドカメラの噂に関しては、もしZVシリーズになるとするとEVFがないモデルに可能性が高いと思うのですが、ボディ内手ぶれ補正や裏面照射積層型センサーまで採用して、静止画に対応しないモデルというのもちょっと考えられないのかなとも思います。
そう考えると、どちらもこれらの噂だけでは決定打に欠ける印象ですが、恐らくこれまで数多くの新製品の正しい噂を提示してきたSonyAlphaRumorsの情報のほうが、ソニー製品に関しては確度が高いのかなと思います。
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コメント
コメント一覧 (5件)
いつも思うけどRumorsの中の人達ってすぐ他人に噛みついてホント大人気ないよね。
SARとかFujiRumorsとか特に。
個人的な感想の域を出ないと思いますが、PRの方は噂感しか感じないのですが、SARは信頼できる情報筋は実機(試験機)などを見たことがある(映像も含む)というようなことではないのでしょうか。外観がZV-E10系で、α6400などようにも見えなかったし、ましてやファインダー類が中央にあるようなものでもない、話としては良いカメラだと聞いた、とか。
ブロガー向けのエントリーはまさにZV-E10がありますからね。
でもソニーなら1年くらいで改良したZV-E20?を出してきても驚かないですが。
というかソニーは需要があるとわかれば次々と新製品を投入するタイプだと思うので (RX100シリーズなど) 。
そう考えると順当にZV-E10の後継機でZV-E10は最廉価機として併売されるのではとも思います (α6400/6600のようにZV-E40/E60といった感じかも) 。
APS-C機がクロップなしの4K60pを撮影できるような仕様だとα7IVの販売の一部を食ってしまう可能性が高いと思います。α7IVから静止画機能の一部を削って、α7Cの後継機としてフルレーム版のZVを販売するのが妥当じゃないかと思います。α7IVと同じセンサー・メカシャッターなし・シャッタースピード1/4000まで・動画性能同じ・R7と同価格帯で販売できれば競争力があると思います。私的には面白くない内容ですが、、、
まあ、SARの予測の方が的確に見えますね。R7やX-H2Sの売れ行き次第でもあるでしょうが、静止画性能の高いハイエンドAPS-Cにどれだけの需要があるのか……それよりは強みで伸び筋の動画向けの方を出しそうですよね、先日の新レンズ3本を見ても。
それにしても最近、PhotoRumors発の噂がSAR・FujiRumors・43Rumorsといった実績のあるサイトに否定される流れが目立つ気がします。
一目でフェイクとわかるRF-S22mmの画像を出したのもPhotoRumorsでした。
アクセス数稼ぎのために怪しげな情報でも垂れ流しているのを、他サイトは界隈全体の信憑性低下に繋がりかねないと危惧しているのかもしれません。
いずれにせよ、PhotoRumors発の噂はしばらく色眼鏡で見た方がいいのかもしれませんね。もちろん的中の可能性もまだまだあるわけですが、そのうちTNCのように扱われる可能性も高そうです。