CP+2022の会場イベント開催中止
CP+2022パシフィコ横浜会場イベント開催中止について
一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA:代表理事会長 石塚茂樹)は、2月24日より4日間開催を予定していたCP+2022パシフィコ横浜会場イベントを中止し、オンライン単独開催とすることを決定しました。
CP+2022は、コロナ禍の中で開催するイベントとして『来場者と出展社の安全・安心』を最重要事項に掲げ、万全な安全対策を行う前提で、パシフィコ横浜会場とオンラインのハイブリッド開催に向けた準備を進めてまいりました。
しかしながら、年明け以来急拡大しているオミクロン株の猛威によって、現在、感染者や濃厚接触者の急増、抗原検査キットの供給逼迫など、安全なイベント運営に支障をきたす事態になっております。また、現下の感染状況を見ますと、2月末までに感染者数が大幅に減少し、安全・安心にイベントを開催できる状態まで回復する可能性は低いと考えられ、来場者、出展関係者の方々の心理的不安も拭えない状況にあります。
主催者として、常にコロナ感染状況を注視しながら、考え得る限りの対策をとってまいりましたが、来場されるお客様、出展社スタッフ、その他すべてのイベント関係者の安全・安心を最優先に考えた結果、この状況でCP+2022をリアル開催すべきではないと判断し、パシフィコ横浜会場イベントを中止して、オンライン単独開催とすることを決定いたしました。
3年ぶりのパシフィコ横浜での開催を楽しみにされていた多くのお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に心苦しい限りですが、何卒よろしくご理解いただきたく存じます。
-CP+Webサイトより
また、開催直前の中止発表となりましたことを心よりお詫びいたします。
日本最大のカメラ展覧会の一つであるCP+の会場イベントが中止されることが明らかになりました。CP+のホームページで明らかになったもので、イベントの参加するすべての参加者の安全、安心を最優先に考え、会場イベントを中止することを決定したとしています。
これにより、2020年、2021年、2022年と3年連続で会場イベントの開催が中止されることになりました。今年は各社からフラッグシップミラーレスが発売されたり、メインストリームとなるミラーレスカメラが発売されたあとの初めての会場イベントとなりますので、楽しみにしていた人も多いと思いますが、残念なことになってしまいました。
なお、オンラインイベントは開催されるということですので、セミナーやステージプログラムなどの閲覧は可能のようです。
厳しい開催時期とカメラという展覧会事情
毎年2月に開催されているCP+ですが、やはり季節的に厳しい時期ですよね。冬は乾燥し寒い季節ですので、風邪が蔓延する条件が整っています。新型コロナウィルスに感染する人も増加するのではと言われていましたが、やはり実際に多くの人が感染する状況になっています。
これまでだったら開催する季節など気にする必要なかったわけですが、新型コロナウィルスのパンデミックで冬にイベントを開催することの脆弱性が改めて示された形になってしまいました。まあ、このあたりは予見できるものではなかったので、不運だったと言うしかありません。
そして、カメラのイベントということがまた事態を複雑にしています。こういう製品のイベントは、実際に製品を触ってなんぼというところがありますので、製品を媒体にしてウィルスが人から人に感染してしまうリスクは高くなってしまいます。
感染経路を追っていったら、共通していたのがカメラのイベントに参加したことだったというようなことになったらカメラメーカとしてのイメージは低下する可能性がありますので、今回のイベントの中止というのは仕方がない側面もあると思いますね。
当サイトでは、当初よりCP+が開催されない可能性を指摘していましたが、今回、実際に会場イベントが中止ということになって非常に残念です。
カメラメーカとしても、イベントにあわせて各種のチラシ、ポスター、アテンダントさんやモデルさん、会場のセットなどを発注しておきながら、イベントを開催できないということになってしまいましたので、金銭的にもかなりのダメージがあったと思います。
新型コロナウィルスが発生してから、もう2年が経過したわけですが、来年こそは完全に収束して無事に開催されることを祈りたいですね。
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント