Nikon Z 9の購入は最短で10ヶ月待ちが確定へ
Nikon Z 9の10ヶ月待ちが確定してしまったようです。
ネットショップをいろいろと見ていたのですが、ビックカメラではNikon Z 9の在庫・納期に関して以下のような表記がありました。画像タップで拡大します。
ビックカメラでは納期は入荷次第出荷で、次の出荷予定は10月上旬以降となっています。つまり来年の10月以降にならないと出荷されないことになります。
次はヨドバシカメラです。ヨドバシカメラのNikon Z 9の入荷状況は以下のようになっています。画像タップで拡大します。
こちらも商品の納期として、2022年10月上旬の入荷になるとしています。やはり来年の10月以降にならないと入手できないことを意味しています。当サイトに先日コメントいただいた内容は、これで確証を得られたということになりました(書き方が悪いですが、疑っていたわけではありません)。
10ヶ月待ちの不思議
先日の記事でも記述していますが、通常であれば少量であっても、生産した分だけ出荷して、現在予約されている人に少しずつでも販売するのが一般的だと思います。しかし10ヶ月も待たなければならないというのはどのような理由なのでしょうか?
可能性としては販売店にすでに大量のバックオーダーがあり、製品が入庫しても予約分ですぐに製品在庫がなくなってしまうので、次に予約を開始するのはバックオーダーが解消してからということも考えられると思います。月々の入荷予定数がわかれば、予約数から計算してバックオーダーがなくなるのが10月になる計算なので、次の予約開始はそれまで行わないということです。
しかしヨドバシとビックカメラで申し合わせたかのように10月上旬の出荷予定となっていますので、偶然でこのような時期になってしまっているとは考えにくい状況です。そう考えると、ニコンが国内にNikon Z 9を供給するのが来年10月以降になると考えるのが自然なようにも思えます。
そうなるとなぜニコンは10ヶ月のあいだ日本国内にNikon Z 9を供給しないのでしょうか?まったく製造しないのでしょうか?もしくはプロフェッショナル向けへの供給を優先して市場に製品を投入するのが来年10月以降になるということなのでしょうか?
Nikon Z 9はプロフェッショナルモデルですので、NPSに加入しているユーザや、マスメディアなどに優先的に販売し、市場での販売を見送るという可能性もあるでしょうし、Nikon Z 9の製造に必要な部品が来年の10月以降にならないと手に入らないという可能性は考えられそうなシナリオですが、いずれにしてもしっくりしないなという印象です。
いずれにせよ、日本国内で購入する非プロフェッショナルな一般ユーザは、確実に来年の10月以降にならないとNikon Z 9が入手できないというのは、状況が変わらない限り確実な状況になってきました。Nikon Z 9が発表された当初には、1年待ちという噂もありましたが、それが現実になろうとしています。Nikon Z 9が人気なこともありますが、半導体不足の影響もありそうですので、今後の状況がちょっと心配ですね。
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