Nikon Z 9は他社を圧倒するカメラになると噂
遡ること8月、私はすでにニコンにとってNikon Z 9が2007年にニコンから登場したNikon D3のようなものになるだろうと述べていた。これにより、少なくとも技術という観点からはニコンは再びトップに立つことになるだろう(売上げもそれに続くことを願っている)。これは私が聞いたことであり、実際に見たり使ったり触っていないので、私の言葉ではない。
私は複数の情報筋から、Nikon Z 9はカメラの技術と性能を大幅に進化させた”Nikon D3″の再来になる可能性があると聞いている(2007年に発表されたNikon D3は、ニコンを再びトップに押し上げた)。カメラには”Nikon D3レベルのイノベーション”があるだろう。それは、ミラーレスの形をしたNikon D6を大幅に超えるものになる。デュアルピクセルセンサーにより、光学ファインダーとほぼ同等のEVF、より速い連写性能、事実上のブラックアウトフリー、大きなローリングシャッター歪みがないことを実現している。またAFシステムが大幅に進化されている。このカメラをテストしていたり、懐疑的な人々も、非常に肯定的な意見を述べている。
すでにNikon Z 9は製造段階にあり、アジアの製造過程に近い人から、いくつかのヒントを得ている。
・今週、Nikon Z 9を手に取った人から聞いたが、彼は圧倒されていた。すべてのレベルで
・そして、これはニコンの話題造りではなく、大幅に競合メーカを圧倒している
・Nikon Z 9の価格はポジティブな意味でサプライズになるだろう
ニコンのNikon Z 9がとても画期的なカメラになる可能性があるだろうという噂があるようです。噂によれば、Nikon Z 9はNikon D3の再来になるだろうと言われていて、当時としては画期的だったNikon D3のように他社を圧倒して技術、性能的に再びニコンがトップに返り咲くだろうとしています。
そしてNikon Z 9はすでに製造されていて、その製造現場に近い人の意見としては、あらゆる性能が圧倒的に他社を超えていて驚いている様子がわかります。価格も性能を考えるとリーズナブルになることが示唆されていて、このあたりも非常に気になりますね。
今回のリーク情報でわかったこと
というわけで、今回のリーク情報からわかることをまとめてみます。
・Nikon Z 9はカメラの技術と性能が大幅に向上している
・D6よりも高性能であることが示唆されている(単なるD6のミラーレス版ではない)
・デュアルピクセルセンサー搭載
・光学ファインダーとほぼ同等のEVF
・より速い連写性能
・ブラックアウトフリー(事実上)
・ローリングシャッター歪みが少ない
・AFシステムの大幅な更新
・サプライズになる価格設定
これをみるとかなりの情報量であることがわかります。本当ならば、ものすごいカメラになりそうなことがわかりますので、確かに画期的なカメラになる可能性はあるようです。
まず、驚くのがデュアルピクセルセンサーを搭載していることですね。恐らくですが、すべての画素を二つにわけ、それぞれの画素が位相差センサーのように働くので、すべての画素で測距が可能になるのだろうと思います。キヤノンの専売特許だった技術がニコンのカメラにも搭載されることになるのでしょうか。
またもともと定評のあるニコンのEVFが、さらに性能が向上してOVFと同等になっているらしいことが示唆されています。また連写性能については、より速い連写性能がある事が示唆されています。Nikon D6が約14コマ/秒ですので、それ以上が期待できそうです。昨日公開された3本目のティザー広告の分析では、Nikon Z 9のシャッター音を解析すると少なくとも30コマ/秒の連写が可能になっているという解析をしているサイトもあります。ただし、これは疑似シャッター音の可能性がありますので、実際にそうなのかどうかはわかりません。ですが、ティザー動画は性能を匂わせてナンボという側面もありますので、たぶん30コマ/秒は実現されているのだと思いますね。
そして、AFシステムも大幅に向上されていることが示唆されています。上記の3本目のティザー動画をみても確かに瞳AFの認識精度がかなり向上しているようですし、モータースポーツのバイクや車の認識もしているので、かなり向上しているらしいことがわかります。
気になるのは価格はかなり良い意味でサプライズになる可能性が高いということです。Nikon Z 9は恐らく製造はタイ製になると思いますので。そうなるとNikon Z 9はかなり割安な価格で発売される可能性があるのではないのかなと思います。他の海外のサイトでは価格情報もでていて、日本円で70万円台になる可能性があることが示唆されていました。ただ、これはあくまで噂レベルの話なので注意が必要です。
発表が近づくに従って、だんだんと情報がでてきていますが、とても期待できそうなだけに非常に楽しみになってきました。
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コメント
コメント一覧 (4件)
AFを中心とした基本性能がレベルアップしていれば、あると便利程度の飛び道具のような機能はZ9には不要です。これまでリークされた噂情報どおりに順調に動画等で裏付けがされている感じなので、このまま噂どおりで正式発表されれば御の字です。
やはり、Z7IIの後、こんなに急速にいろんなことが開発できるとは思いませんので、技術はあったが一眼レフ機に遠慮して最新技術をミラーレス機には導入しなかったということでしょうか。
もし噂どおりの価格であれば、かなり戦略的な値付けですね。
ニコンが開発していたデュアルピクセルセンサーが実装可能になったようですね。
何年か前に特許出願していたので、いつ頃実用化するのかと思っていました。
まだ仕様の一部しか分かりませんが D6 以上ならば素晴らしいですね。
技術は振り子の様に片方に傾けば、また一方が押し返すというような運動を繰り返すのでしょうか?
結果として、Z7Ⅱ、Z6Ⅱは、旧機種の改訂&マイナーバージョンアップだったため、ここで力の込もったカメラを出しておかないと、ミラーレスにおけるニコンの立ち位置が少なくともプロ用途からは脱落してしまう所でした。
ディザーを見ていると、弱点の一つであったAF性能はZ7.6系を凌駕しているような印象です。想像するに、新画像処理エンジンのEXPEED7が完成し、その性能が素晴らしいのではないかと思われます。
長年のニコンユーザーである私も、もし噂が真実なら今使っているZ6、Z7に加えてニコンを応援する意味でZ9も購入してみようかなと思います。
まずは、正式発表が待ち遠しい限りです。
Z9の性能がD850やD780クラスに降りて来れば再びニコンへ
結局出し惜しみしていた感もありますが
発表を楽しみにしてます