ソニー α7S IIIなどの供給不足を告知
2021年10月12日
ソニー株式会社
ソニーマーケティング株式会社お客様各位
デジタルイメージング商品の供給に関するお知らせとお詫び
平素よりソニー製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。現在、デジタルイメージング製品につきまして、世界的な半導体不足などの影響により部品調達に遅れが生じております。
これにより、一部製品の生産に影響が出ており、お届けにお時間がかかる場合がございます。
製品を心待ちにしておられるお客様には、多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
一日でも早くお届けできるよう、最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。
【お届けにお時間をいただく主な商品】
デジタル一眼カメラ: α7S III / α7 IIシリーズ / α6400シリーズ / α6100シリーズ / ZV-E10シリーズ
デジタル一眼カメラ交換レンズ: SEL20F18G / SEL50F18F / SEL50M28 / SELP18105など
プロフェッショナルカムコーダー: PXW-Z190
ソニーがデジタルイメージング商品の供給に問題がある可能性を公表しています。
ソニーは上記のように商品の供給状況についてお知らせをしていて、具体的には以下のような製品が供給不足になる可能性があるとしています。
【お届けにお時間をいただく主な商品】
デジタル一眼カメラ: α7S III / α7 IIシリーズ / α6400シリーズ / α6100シリーズ / ZV-E10シリーズ
デジタル一眼カメラ交換レンズ: SEL20F18G / SEL50F18F / SEL50M28 / SELP18105など
プロフェッショナルカムコーダー: PXW-Z190
半導体不足が原因
理由は当サイトでも何度かお知らせしていますが、やはり半導体不足が原因となっているようです。カメラはいまや電子機器ですから、様々な電子部品がないと製造することができません。いまはセンサーもそうですが、音声をアナログから動画に変換したり、充電に関して制御をしたり、レンズを動かすモーターの制御など様々なところで半導体を利用しています。
そのため、これら一つでも部品の供給がなかったり、代替製品を得られなかったりすると、商品そのものが製造できなくなってしまうという状況になってしまいます。
日本では過去に東日本大震災や熊本地震などの災害があったので、工場を分散させたり、部品の納入先を複数にするなど生産に冗長性を持たせ、災害があっても最小限の生産ができるように、かなり調整されてきていると思います。
ですが、今回は世界的な半導体不足で、そもそも部品を作る工場を確保できないという状況になってしまっているので、どうしようもなくなっていると思いますね。これは数年は続くとみられているので、日本の産業全体の問題になる可能性があるので心配です。
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コメント
コメント一覧 (1件)
カメラに限らず様々なメーカーがどこも部品調達に苦労していますね。
注文はあるのに物が作れないとは企業にとっては最悪ですね。
報道に寄れば半導体の本物を模した中国、韓国製の偽物が大量に
出回っているようなので企業の調達部門も大変です。