Nikon Z fcが1位を獲得
1位:ニコン Z fc
2位:キヤノン EOS R6
3位:ニコン Z 6II
4位:キヤノン EOS R5
4位:富士フイルム X-T4
6位:ソニー α7C
7位:ニコン Z 5
8位:キヤノン EOS RP
9位:リコー RICOH GR III
10位:ニコン Z 7II-ImpressWatch
カメラ専門店として有名なマップカメラが8月期のカメラ売上げランキングを公開しています。ランキングの解説などもありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、1位はNikon Z fcだったようです。このランキングではキットやカラバリによる区別はされていないようですので、Nikon Z fcに関してはNikon Z fc単体と標準ズームキットの両方を合わせたランキングで1位になったと考えることができそうです。
また、ニコン製品は、3位にNikon Z 6II、7位にNikon Z 5、10位にNikon Z 7IIがランクインしていて、ニコン製品が久しぶりに好調という印象です。その理由はよくわかりません。キヤノン製品は相変わらず好調で上位にランクインしています。ただソニー製品が、α7Cを除いて、その他の製品がすべてランク外になっているというのは珍しいのかな?という印象です。ソニー製品のランキングが下がったぶん、相対的にニコン製品のランキングが上昇したということなのでしょうか?
ちょっと調べてみないとわからないのですが、ひょっとしたら半導体不足などの影響で製品供給が足りずに、そのぶんソニーのランキングが下位になってしまっている可能性もありそうです。
ランキング1位も喜べないかもしれない理由
今回、マップカメラの売れ筋ランキングで1位になったNikon Z fcですが、発売日は7月23日でした。今回のランキングの集計期間は8月1日~31日ですので、1ヶ月間まるまるNikon Z fcの販売期間と重なっていることになります。なので発売直後の初期需要がかなり高かったこともあり、ランキング上位に入っている可能性もありますので、Nikon Z fcは9月のランキングでどのぐらいの順位にあるのか?といったことが重要になるのだと思いますね。
ただし、Nikon Z fcは相変わらず製品供給に問題を抱えていますので、実際の販売台数が多いのか少ないのかなかなか見えづらい状況になっていることも確かです。なので、もしかなり供給が不足しているとなると、9月のランキングではNikon Z fcは大幅にランキングが下落していたとしてもおかしくありません。
半導体不足や新型コロナウィルスの影響で海外の工場の稼働率が低下していたりして、サプライチェーンに問題を抱えている可能性もあるため、ランキングが正確に製品の人気度を表しているとはいえない状況が続いていると思いますので、なかなかランキングからのカメラの人気度の判断は難しいのかな?という印象です。
また、マップカメラはカメラ専門店で、どちらかというとハイアマチュアやプロフェッショナルな人の割合が顧客として多いショップです。なのでマップカメラのランキングは一般的なユーザを対象にしたランキングとは乖離している可能性が高く、このランキングに入っているからといって素直に喜べるものではないというのも事実だと思います。
ニコンはNikon Z fcを若い人向けに開発したとしていますので、マップカメラのランキングで上位になるよりも、より一般的なランキングであるBCNランキングで上位に入ったほうがZ fcの売れ行き的にはいいのかな?と思いますね。
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コメント
コメント一覧 (9件)
>4位:キヤノン EOS R5
>4位:富士フイルム X-T4
中古メインの店なので、そもそもヨドバシなどと比べて販売数が一桁少ない可能性がありますね。
ヨドバシやBCNランキングで4位が2機種なんて見たことないので。
1位30台・2位20台・3位15台・4位12台くらいなのかもしれません。
とはいえZfcの1位はニコンにとって喜ばしいことですが。
これに気を良くしてホントにフルサイズ版のZ ff ・・・名前はわかりませんけど^^;出しますかねえ。
出してほしいなあ。
デザインはF3っぽくするんですかね、それともやっぱりFE FM系か?
フルサイズ版Z fc出してほしいですね。
Zマウントはせっかくオールドレンズの母艦として優秀なのでレトロ調のフルサイズミラーレスとオールドレンズを合わせたいですね。
マップカメラの結果だけから見ればソニーの勢いも落ちましたね。
上位常連だった α7IIIが ランク外になってしまいました。
ニコン Z fc 供給不足と言われながら1位なのは予約分がカウントれて
いるのでしょうか。
それとも実売台数なのかどちらでしょうね。
いずれにしろニコンにとっては良いことです。
α7IIIは3年間もトップ付近をウロウロしていたこと思えばものすごい販売台数なのでしょうね。
α7Ⅳが出たらまたしばらくトップ独走することは容易に予測できます。
一方、Z fcが年単位でトップテンに存在できるとは思えません。
まして、フルサイズ版のZ fcなんてニコンは出さないでしょう。
DFで学習していますから。
今回のランキングはただの瞬間風速ですね。
ニコンファンにはスクショ案件だと思います・・・・
ランキング変動を見るに、α7Ⅳの発表と発売が近づいているので、買い控えユーザーがそれだけいるような気がします。
元記事に書いてありますが、Zfc以外の3機種はキャンペーン効果と品薄によって浮上したのでは、とマップカメラ自身が分析しています。
Z7II、Z6IIはXQD同梱、Z5はキャッシュバックがプラス要因。一方でキヤノンはキャンペーンの谷間、富士は各機種の品薄、ソニーはキャンペーン終了&α7SIIIの品薄がそれぞれマイナス要因とのこと。α7IIIのランク外はα7IVに向けた買い控えもありそうです。
いずれにせよZfcがトップなのは事実ですが、瞬間風速の可能性は否めませんね……BCNか、せめてヨドバシで載ればとは思いますが、ヨドバシは8月上期も下期もランク外でしたし、BCNでKissM2やα6400と競える機種とも思えませんし……
https://news.mapcamera.com/maptimes/2021%e5%b9%b48%e6%9c%88-%e6%96%b0%e5%93%81%e3%83%bb%e4%b8%ad%e5%8f%a4%e3%83%87%e3%82%b8%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e4%ba%ba%e6%b0%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0/
BCNの8月の月間ランキングでは、Zfcの16-50キットが24位(7月は8位)ですね。すでにZV-E10ブラックの16-50キットが8位で、週間ランキングでは前週2位で、前々週は3位。このままいくと、ソニーの新しい売れ筋機種ですね。ソニーはα6400、α7cが強い感ありで、キャノンは一眼レフのKissの強さの方に個人的には目が行きますね。
Zfcは、その製品コンセプトのユニークさからのランクインかと思います。
需要が一巡すると販売数も落ち着くと思いますね。
ただ、1年ほど前、Nikonのミラーレスは充分な存在感が見られなかったのですが、あの時点からは確実に上向いて来てる印象です。下手をすると、益々存在感が薄れてしまう方向もあったわけですからね。まずは一安心というところでしょうか。
ミラーレスのために特化した映像エンジンがZ9へと搭載されることは既定路線でしょうから、Zレンズの性能を遺憾なく発揮できる中堅機種も徐々に近づいて来てると思います。
個人的には、今から1年半後ぐらいに、Nikonの真価を問われる機種(D850クラスのミラーレス版、Z8)が出るような予感です。
私は今から虎視眈々とこのクラスを狙っています。それまでは、Z7、Z6で頑張ります。
でもZFcも欲しいな~、何となく。