1位 OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット シルバー(オリンパス)
2位 α6400 ダブルズームレンズキット ブラックILCE-6400Y(B)(ソニー)
3位 EOS Kiss M ダブルズームキット ホワイトEOSKISSMWH-WZK(キヤノン)
4位 α6400 ダブルズームレンズキット シルバーILCE-6400Y(S)(ソニー)
5位 EOS Kiss M ダブルズームキット ブラックEOSKISSMBK-WZK(キヤノン)
6位 α6100 ダブルズームレンズキット ブラックILCE-6100Y(B)(ソニー)
7位 OLYMPUS PEN E-PL9 EZ ダブルズームキット ホワイト(オリンパス)
8位 OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット ブラック(オリンパス)
9位 α7 III ボディILCE-7M3(ソニー)
10位 Z 50 ダブルズームキットZ50WZ(ニコン)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/32fdfdc030e4e99ebb851fe5937cd9744d053a98
ミラーレスランキング
BCNがミラーレスカメラのランキングを公開しています。集計期間は9月21~27日となっています。
今週のランキングでは1位がオリンパスのOM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキットとなっていますね。カラバリ違いで8位にもランクインしているので、かなり売れているということがわかります。
なのでオリンパスがかなり売れているという印象なのですが、α6400もカラバリ違いで2位と4位、EOS Kiss Mもカラバリ違いで3位と5位にランクインしていますので、実質的な製品のランキングでは、これは想像ですが、α6400>OM-D E-M10 Mark III=EOS Kiss Mという感じかな?と思います。
そしてニコンからはNikon Z 50のダブルズームキットが10位にランクインしています。かなりの高価格な製品のわりに10位にランクインしているというのは、健闘していると言えるかも知れません。
オリンパスは売れてるけれども
めでたく1位を獲得したのはオリンパスです。オリンパスは理由はよくわからないのですが、日本でかなり売れていて、今回のランキングで上位に入るようにシェアがかなり高いです。そのかわり、最近は海外でもじわじわとシェアを伸ばしているようですが、世界的なランキングでは下位に低迷しているような状況です。
今回、OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキットが上位にランクインしていますが、価格をみると、そりゃ売れるよねというのもわかる価格になっています。執筆時点の最安値は、4万8080円となっていて、ダブルズームで5万円を切っている価格で、EVFもあるカメラということで、そりゃ売れるよねということがよくわかります。それでいて300mm相当のズームレンズがついていて、マイクロフォーサーズなので望遠レンズも小型軽量となると、売れるというのもわかりますね。
その点、キヤノンのEOS Kiss M ダブルズームキットは2018年に発売したときの初値が約11万円だったのに、2年半を経過した今でも最安値は約8万4000円と高値をキープしています。ここまで価格がキープできていて、さらに高価格なのに売れているというのはすごいことだと思います。
それでいて上位にランクインしていますので、キヤノンとしては粗利を稼いでくれるいい機種になっていると思いますね。逆にE-M 10 Mark IIIは売れてるけれども、それは安いからということで、利益はあまり期待できない機種になっていることが想像できます。
消費者は同じような機能なら安い方やブランド力がある製品を購入します。少しでも高い価格を維持するには、他社にない性能を設定するか、ブランド力を高める必要があるわけですが、カメラ市場が縮小するなかで、そういうブランディングをするのはかなり難しいと思います。EOS Kiss Mやα6400が比較的高値で売れているのは、そのへんがうまくできているのだと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
BCNのランキングは家電量販店の普段カメラとあまり縁のない層の売れ行きが中心かと思いますが、なぜフルサイズのα7 IIIがそこにいるのか…
Z 50は家電量販店でも見かけており、販売数量としてAPS-Cの底堅さを実感します。
これらAPS-CやM4/3の中では高額域に入る十万円台半ばのZ 50が好調なことはZ DXシリーズ展開の今後には好材料でしょう。
マーケティング次第でもう少しランキングで大きくなれそうです。