シグマがNikon Z7との動作状況についてリリースを出しています。
平素よりシグマ製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
2018年9月28日にご案内させていただいた、ニコン「Z 7」と当社製ニコン用交換レンズの動作状況について詳細な確認を行いましたので、その結果をご案内申し上げます。
下記の現行製品につきましては、ニコン「Z 7」に同社の「マウントアダプターFTZ」の組み合わせにおいて、AF、AEともに連動いたします。
また、手ブレ補正OS機構を搭載したレンズについては、手ブレ補正OSスイッチを[ON]にすることで、レンズ側の補正とボディ側の補正がともに働き、最大限の補正効果を発揮します。<対象となる製品>
DG レンズ
12-24mm F4 DG HSM | Art
14-24mm F2.8 DG HSM | Art
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
24-105mm F4 DG OS HSM | Art
60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports
APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
70-300mm F4-5.6 DG MACRO
100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary
120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports
APO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DG
APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM
14mm F1.8 DG HSM | Art
20mm F1.4 DG HSM | Art
24mm F1.4 DG HSM | Art
35mm F1.4 DG HSM | Art
105mm F1.4 DG HSM | Art
135mm F1.8 DG HSM | Art
500mm F4 DG OS HSM | Sports
MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM
APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM
APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMDC レンズ
8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
10-20mm F3.5 EX DC HSM
17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary
18-35mm F1.8 DC HSM | Art
18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary
18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary
50-100mm F1.8 DC HSM | Art
4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM
10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM
30mm F1.4 DC HSM | Art(プレスリリースを一部引用しています)
シグマが発売する交換レンズについて、Nikon Z7での動作状況についてプレスリリースを発表しています。
シグマによれば、かなり多くの商品でAF、AEともしっかりと連動できるようで、さらに手振れ補正をONにすると本体とレンズの両方で手振れ補正が利用できるようになるようですね。
ニコンはマウントの電子接点に関する情報を公開していません。なのでレンズメーカはカメラとレンズがどのような通信をしているかを自分で調べて、そして自社でレンズの製品を作っています。これをリバースエンジニアリングと言います。
ニコンは自分自身で仕様を作ってそしてレンズを作っているので問題が発生することは少ないですが、他社は動作した結果から仕様を類推するという帰納的推論で仕様を想像するしかないので、まれに細かい部分でミスがあり動作しなかったり、機能に制限がでてしまったりすることがあるわけですね。
新しいZマウントはどのような通信を本体としているのかは、また新たに推論するしかないわけですが、ニコンはやろうと思えば公開鍵暗号の秘密キーをレンズに仕込むなどして通信を暗号化し、他社にレンズを作らせないような方法も可能だと思いますが、それだと復元するのに時間がかかるので、恐らくそういうことはしていないと考えられますね。また他社のレンズがあるというのも魅力の一つですので、メーカとしては痛し痒しというところで仕方の無いところなのでしょう。
これ以外にも一部のレンズでの作動状況などの報告があります。詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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