1位 OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット シルバー(オリンパス)
2位 α6400 ダブルズームレンズキット ブラック ILCE-6400Y(B)(ソニー)
3位 EOS Kiss M ダブルズームキット ホワイト EOSKISSMWH-WZK(キヤノン)
4位 OLYMPUS PEN E-PL9 EZ ダブルズームキット ホワイト(オリンパス)
5位 FUJIFILM X-A5 レンズキット ブラウン F X-A5LK-BW(富士フイルム)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/1165a6f2d48d3163cfd036af927fa58589eae410
ミラーレスカメラランキング
BCNがミラーレスカメラのランキングを報告しています。
記事によれば、2020年7月13日から19日の集計データに基づくランキングを公開しています。ランキングは10位まで公開されていますので、すべてのランキングは記事元リンクからご覧ください。
ランキングでは、なんとオリンパス製品が11週連続TOP1を獲得したそうです。オリンパス製品はかなり売れていますね。オリンパスの製品としては、1位のE-M10 Mark IIIの他にも、4位のPEN E-PL9、7位のE-Mark IIIのカラバリ違いがランクインしていて、かなり売れている印象ですね。
堅実なのはソニー製品です。ソニー製品では2位にα6400がランクインしているばかりか、6位にα7 IIIボディ、10位にα7 IIIズームレンズキット、9位にはα6100がランクインしています。α6400や、α7 IIIは比較的価格の高い商品ですので、利益率的にソニーはかなりプラスになっているようなランキングになっています。
まとめるとセンサータイプ別では、APS-Cが5機種、フルサイズが2機種、マイクロフォーサーズが3機種となっています。メーカ別では、ソニー4機種、オリンパス3機種、キヤノン2機種、富士フイルム1機種という内訳になっていますね。
オリンパスのカメラが売れる理由
オリンパスの製品が上位にランクインしていますが、売れている理由はなんといっても価格の安さだと思います。例えば、現時点の価格では以下のようになっています。
・OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット 4万9000円
・OLYMPUS PEN E-PL9 EZダブルズームキット 5万5000円(価格.comによる)
E-M10 Mark IIIはボディ内手振れ補正があり、しかもダブルズームキットでありながら5万円を切るという、まさにバーゲンプライスとなっています。ミラーレスならではの利点と、マイクロフォーサーズであることのカメラの小型化、軽量化できることのメリットがあり、価格も5万円を切るということなら、これだけ売れるというのもわかりますね。個人的にもNikon 1の代わりに購入したいです。
PEN E-PL9についてもダブルズームキットで5万5000円ということで、こちらも破格という価格になっています。これでも、実は前週比5000円ほど値上がりしていますので、先週は5万円を割る価格が最安値でした。カメラがかわいらしいこともあり、女性などにかなり人気のある機種となっているようですね。こちらも売れる理由がわかります。
ただし、逆に言えば安くしなければ売れないということも言えるかもしれません。価格を安くすれば製品が売れるのは当たり前です。ですが、メーカとしてはできるだけ価格を高くして商品を売りたいはずです。そのためには、ブランドを維持したり、他の製品にはない付加価値となる機能を設定したり、様々な施策をして1円でも価格を高くして利益を得たいわけですが、ここまで安くせざるを得ないというのも逆に問題だと思います。
オリンパスは伝統的にほぼ同じような機能の製品を定期的に発売するのですが、時間が経過するとかなり値下がりして、今回のようにたたき売りのような値段になってしまうことを繰り返していました。このあたりもカメラ事業が赤字になっている理由と考えられます。消費者としてはできるだけ安く製品を手に入れることができるのは嬉しいのですが、それで元でメーカが潰れてしまい、自分の欲しい製品が手に入らなくなってしまっては元も子もなくなってします。市場での製品価格はユーザの購買意欲が決定するものですので、できるだけ購買意欲をかき立てられるような製品を作ることが求められるのかな?と思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
顧客心理としては【自分の考えも有】
写真撮影を趣味にしている人 高い金を出して買うなら大きく重くても最新機能を搭載したカメラが欲しい。
写真撮影を趣味にしていない人 カメラは単なる道具でいずれ壊れる物だから安くて小さく軽いカメラが欲しい。
と言う感じでは?
フルサイズミラーレスの売上が伸びない理由はこんな処でしょう。
α7シリーズが売れているのはニコンやキャノンのから切り替えた人が多いから売れているだけと思います。
オリンパスはニッチ市場で生き残る感はあります。
在庫処分なのではないでしょうか?
ただし、終末期のオリンパスブランドのカメラとしてコレクションするにはいいかもしれませんね。