ヨドバシカメラ売れ筋ランキング
データ集計期間 : 2022年4月16日~4月30日
第1位 ソニー α7S III ボディ
CAPA CAMERA WEB
第2位 キヤノン EOS R5 ボディ
第3位 ソニー FX3 ボディ
第4位 キヤノン EOS R6 ボディ
第5位 ニコン Z 9 ボディ
第6位 キヤノン EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット
第7位 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
第8位 OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM OM-1 ボディ
第9位 ソニー α7R IV ボディ
第10位 ニコン Z 50 ダブルズームキット
ヨドバシカメラが4月下期のデジタル一眼売れ筋ランキングを公開しています。ランキングによれば、今回1位になったのはソニーのα7S IIIで、2位にはキヤノンのEOS R5が、3位にソニーのFX3がランクインしたそうです。ランキングの詳細な解説もありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
動画コンテンツの作成目的で購入されている割合が高いのでしょうか?ソニーのα7S IIIとFX3が上位にランクインしているのが特徴的だなと感じています。いまは動画を撮影しようとすると、ビデオカメラではなくミラーレスというような状況になっていることが大きいのでしょうね。
youtubeなどをみても、動画を配信している人は動画撮影に強いと言われているミラーレスを使っている人が多いですし、動画の手持ち撮影もでスタビライザーを利用したミラーレスカメラで撮影している人が多くて、やはり今は動画撮影も一眼カメラで行う時代なんだなと改めて感じます。
メーカ的にはソニーとキヤノンが強いのですが、ソニーは供給不足が解消されてきたのか、急に売れ始めているような印象をもっています。
そしてニコンからはNikon Z 9が5位に、Nikon Z 50が10位にランクインしていて、ニコン製品はZ 9とZ 50が比較的好調なのがわかりますね。Z 50は以前はあまりランキング上位にランクインすることがあまりなかったのですが、ここ最近はまれにランキングに入ってくる状況です。
ランキングの推移
それでは、ヨドバシカメラのデジカメ売れ筋ランキングの推移を見てみたいと思います。
これをみると、やっぱりキヤノン製品が強いですね。常にEOS R5、EOS R6、EOS RPがランクインしていて、ランキングの常連になっています。以前、ランキング上位にあったOMデジタルのOM-1はじわじわとランキングを下げている様子がわかります。OMデジタルもアナウンスしているように、供給不足が原因なのか、それとも初期需要を満たしてしまったのかは、まだよくわかりません。しかし、価格.comで生産在庫を確認すると、ほとんど在庫がない状況ですので、供給不足でランキングをおとしている可能性が高そうです。
気になるNikon Z 9ですが、ここまでまったくランクインしていなかったのですが、急に5位にランキングが復活です。これは、ニコンから一時的にヨドバシカメラにNikon Z 9の製品供給があり、それでランキングに顔をだした可能性が高そうです。一時的な在庫復活とはいえ、それでもNikon Z 50ダブルズームや、EOS RPより売れていることになりますので、かなりのバックオーダーを抱えていて、入荷と同時に一気に売り切れになってしまうため、瞬間的にランキング上位に入ってくるというパターンが続いているのだと思います。
そう考えると、プロフェッショナルやハイアマチュア向けの販売としては、Nikon Z 9はかなり売れていると考えることができそうですね。そして、それに併せてサブ機としてZ 50が購入されている可能性も考えられそうです。
あとは、こればNikon Z 6シリーズやZ 7シリーズの売り上げに続けばいいのになと思いますので、これらの後継機種には期待が高まりますね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
α7S III, FX3 の存在に加えて、バリアングルモニター搭載のボディの比率が高いことが動画優勢の時代を感じさせますね。
Z 6シリーズやZ 7シリーズの後継機はバリアングルモニター化するのかが気になるところです。
バリアングルは写真でも自由度が高く特に縦構図を多用する人にはとても便利ですしね。
横構図でのX軸上ズレが気になる人や開く動作が気になる人はいると思いますが、キヤノンRF機は全てバリアングルだったりソニーやOMDSのバリアングル機もよく売れてるのでバリアングルを特段嫌ってる人は少ないのでしょう。
私もバリアングルでも別に問題ないのでミラーレスはバリアングルが主流になる (もうなってる?) でしょうね。
某デジカメ情報発信サイトでは、X-H2がこれまでの3軸チルトからバリアングルになったことで、ほとんどの書き込みが反対派でした。
私もバリアングルになるとのことでX-H2の購入は瞬時に見送りとなりました。α7IVを見送ったのもバリアングルになったためでした。
もちろん、軽量コンパクトのカメラでは自撮り用途と、グルグルしやすい点からバリアングルモニターは歓迎で、OM-1やX-S10は受け入れています。一方、3軸チルトのZ9やチルト&バリアングルのGH6は本当に使い勝手が良く、ワンフリップでチルトできるので重宝しています。大きく重いカメラはレンズも重くなるため、右手だけでホールドし、左手でグルグルし、1枚撮ってまたグルグルして閉じることを1日100回も繰り返すとストレスでカメラを投げつけたくなります(笑)。
R3は液晶を引っ張り出すのも固くて大変なので実質液晶固定カメラになっていますが、R1はぜひZ9かGH6のタイプでお願いしたいです。