週間デジカメランキング公開
集計期間:2022年02月14日~02月20日
1 キヤノン EOS Kiss M2 ダブルズームキット ホワイト
-BCN
2 キヤノン EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック
3 キヤノン EOS Kiss M2 ダブルズームキット ブラック
4 キヤノン EOS Kiss X10i ダブルズームキット
5 オリンパス OLYMPUS OM SYSTEM OM-1 ボディー
6 キヤノン EOS Kiss X10 EF-S18-55 IS STM レンズキット ブラック
7 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
8 ソニー α6100 ダブルズームレンズキット ブラック
9 ソニー α7 III ボディ
10 パナソニック LUMIX G100 標準ズームレンズ トライポッドグリップ付属
BCNが2022年2月14日~20日のデジカメ販売ランキングを公開しています。ランキングは50位までありますので、気になるカメラのランキングは記事元リンクからご覧ください。
今回のランキングをみると、キヤノンのカメラ製造は比較的に半導体不足の影響が少ないと言われていますが、いやあそれにしてもキヤノン絶好調という感じですね。特にAPS-Cセンサーのカメラでは圧倒的な強さで、先鞭を付けて開発していたEOS Mシリーズ、一眼レフのKissシリーズが絶好調に売れているという感じです。
今回の驚きはOMデジタルのOM-1が5位にランクインしているところだと思いますね。そんなに高くないカメラで、発売前という状況ですが、製品的にはかなり魅力的なので既存のオリンパスユーザがOM-1への買い換え目的として需要を得ているのではないかと思います。
個人的には、いまのカメラの技術においては、センサーサイズ、レンズのサイズ、解像度、センサーサイズが小さいことによりシステム全体を小さくできることなどを考えると一般的な利用をするカメラの初心者やスナップシューターにとってはマイクロフォーサーズのセンサーサイズがベストだと思っていて、このままOMデジタルはMFTに注力することでニッチな市場で存在感を増してくるのではないかなと思います。将来的にさらに技術が進むと、実は1インチあたりがベストバランスになるのではないかなと思いますが、1インチのフォーマットがないのは非常に残念です(遠い目。
ニコンは廉価なAPS-C市場に参入するべきか否か
キヤノン製品がここまで上位にランクインしているのは、ライバルが少ないことが理由になっているのではないかと思います。APS-C一眼レフに関してはニコンがほぼ撤退しているような状況で、さらにペンタックスが存在感を出せていないということで、ランキング的にはキヤノンが上位にランクインしてしまっています。
APS-Cミラーレスに関しても、キヤノンが圧倒的な認知度のあるKissブランドのミラーレスカメラとして投入し、さらに製品的にも価格と性能のバランスとして優れたカメラを発売していて、ソニーのAPS-CミラーレスはKiss Mを超えるようなシェアを得られていません。
これだけAPS-C一眼レフの需要があるのならば、まだニコンはD5x00やD3x00を作り続け、少しでも利益を得られるようにしておいたほうがよかったとも考えられますし、今後は縮小していくはずだし今からでも少ないリソースを完全にミラーレスに集約させたほうがいいという考え方もあると思いますので、なかなか判断は難しいところだと思います。
そしてもしミラーレスに注力するとしたら、ニコンは廉価なAPS-Cミラーレスを発売する予定はあるのでしょうか?Kiss M対抗となる製品も期待したいところではありますね。
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