ソニーの次の新製品はZV-E10になると噂
次のソニーのAPS-C Eマウントカメラの名称をいまシェアすることができる。それはSONY ZV-E10だ。これはビデオプロガー、動画配信者用であり、なぜZVと命名されているのかということを意味している。
・2400万画素
・バリアングル液晶
・EVFのないα5xxxの筐体
・価格は約899ドル(900ユーロ)発表は今週にあるはずだったが、ソニーが遅らせた。
ソニーの新製品の噂について報告されています。記事によれば、ソニーの次の製品はEマウントを採用した動画撮影用のミラーレスカメラになる可能性が高いようですね。価格は899ドルということで、日本円では記事執筆時点のレートが9万9000円となっています。ボディ本体の価格としては、まずまずというところだと思います。
そしてEVFがないことからも、動画撮影に割り切ったカメラになっているようですね。昔はビデオカメラもかなり売れていましたが、今はもうほとんど新製品が発売されないような状況になってしまいました。今の売れ筋のソニーのHDR-CX470は2017年の発売ですし、パナソニックのHC-VX992Mも2019年5月の製品です。
ビデオカメラはセンサーサイズが小さく、高倍率ズームレンズが内蔵されていることが多いので、小型軽量で超望遠の撮影も可能なのですが、今時はミラーレスカメラや一眼レフカメラで動画も撮影できてしまうので、わざわざビデオカメラを購入するまでもないというところではないかと思います。
ビデオ撮影需要をうまく取り込んだソニー
ソニーというと民生用のビデオカメラや、業務用のビデオカメラには早くから取り組んでいたわけですが、ミラーレスカメラやコンデジへの動画需要をいち早く認識し、高い動画性能を取り入れたことで、より多くの動画を撮影したいユーザを取り込むことに成功していますね。
今回のZV-E10も、ZV-1の成功を受けて、これならAPS-C用のビデオ撮影用のレンズ交換式ミラーレスを発売しても確実に売れるだろうと判断したのだろうと思います。ソニーは1インチコンデジ、フルサイズミラーレスで動画用のカメラを投入していますので、APS-C用を投入すると、ほとんどのフォーマットで動画用のカメラが出揃うことになり、本当に隙が無くなりますね。
これはかなり強い資本力があるソニーだからできたことで、多のメーカだったら確実に利益をだせるかどうかわからないということで、手が出せなかった領域だと思います。恐らく今のニコンだったら思いついても経営的に難しかっただろうと思います。
今はリモートワークが推奨されていますし、Youtubeでの動画配信なども当たり前になっていますので、よりキレイに動画を撮影できるカメラの需要はかなり高いと思いますし、サブカメラとして購入したい人もいるでしょうから、APS-Cセンサーの動画用というのはかなり売れると思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
おそらくα6400をVlog特化させたものになるのだと思いますがどれだけ売れるか興味深いですね。
α6400がそもそもかなり売れてるようなので動画重視でα6400を買ってた人は待ち望んでいたカメラになるかもしれませんね。
さらにZV-1に広角側や望遠側の不足を感じてた人や画質のステップアップしたい人もこのZV-E10は魅力的に映ると思うのでいいとこを狙ってきた商品だと思います。
ソニーは商品の転用が上手いですね。
個人的には名前に違和感があります。ZV-10Eなら違和感を感じないですが、どうもZV-E10は長ったらしい感じが。ZV-Eとか、ZV-CとかでもOKで、自分でもなんでやろう感ありで、どうでもいいことかもしれませんが。。。