EOS R5の新ファームの噂
CanonRumorsがEOS R5の新ファームについての噂を掲載しています。具体的には以下のような内容になっています。
もし人々が新しいカメラを手に入れることができない場合、彼らは絶対にEOS R5、EOS R6とEOS-1D X Mark IIIのいくつかの機能更新を要望するだろう。新しい機能に関して得るほとんどの会話は、EOS R5に関するものだ。EOS R6とEOS-1D X Mark IIIの機能更新に関する手堅い情報は、あまり多くないままである。
ファームウェアV1.3.0は2月のいつかの時点で外部のテスターやレビューアーが手にすることになると想像されていたが、複数の人にそれはまだ行われていないと聞いている。パンデミックによるネガティブな状況が続くことにより、さらなる課題が発生したり遅延することが明らかに予想できる。
いくつかの国では、新しいファームウェアに関して4月の初めに複数の販売店へのイベントが行われると聞いている。これはファームウェアの発表時期を示している可能性があるかもしれない。
他の情報筋は、キヤノンは「少なくとも一つのコーデック」を追加するかもしれないと示唆していた。しかし、新しいコーデックに関する追加情報は得ていない。
・キヤノンCninema RAW lightの追加
・C-Log3
・1080p 120fps
・新しい(複数の)コーディック
・バグの修正繰り返しになるが、EOS R6とEOS-1D X Mark IIIのファームウェアアップデートに関する何の情報も得ていない。
記事によれば、EOS R5には主に動画に関係する上記のような機能が新機能として実装される可能性があるようですね。最近は本当にミラーレスカメラに動画の機能が求められていて、最新ファームによる機能の更新がほとんど動画関連の機能向上ということがほとんどです。
逆にいうと動画関連の技術がかなり進化し続けているということと、完全に動画関連の実装をする前にカメラを発売してしまっているという現実もあるのかなという印象です。逆に言うと、当初の想定した仕様で作っていると、時間を掛けすぎると動画機能のほうがどんどん進化していってしまって、時代遅れのものになっているという可能性も考えられそうです。今はそれだけ開発力が求められているのかもしれません。
新しくなって機能更新が容易になったミラーレスカメラ
以前ですと、カメラのファームウェアの更新というのは、基本的に細かな問題修正などがメインで、後から大きな追加機能を実現できるようなことは稀でした。しかし、一眼レフからミラーレスになり、既存の機種との互換性を無視できるようになったり、ゼロベースで開発できるようになり、後からファームの更新で様々な機能を追加できるようになっているのだと思います。
例えば、Nikon Z 6/Z 7では発売時に瞳AFは実装されていませんでした。その当時ではすでに瞳AFは当たり前の技術になりつつある状況でしたので、Z 6/Z 7に瞳AFが搭載されなかったことはユーザを非常にがっかりさせました。ですが、そのあとにまさかのファームウェアの更新で瞳AFの搭載を実現してきたことには驚きました。
たぶんカメラそのものがスマホやPCのように一種にコンピュータに近いような形に切り替わっていて、ファームウェアの更新で様々な機能向上ができるようになってきているのだと思われますね。
今後はカメラの基本機能がどんどんPC化していくのでしょうか?PCが高性能のCPUを搭載していると、より高性能で高価格になるように、カメラもCPU(イメージプロセッサ)の能力の違いで異なる価格や性能として販売される時代もくるのかもしれません。
[template id=”4241″]
コメント