フルサイズミラーレスEOS R用のレンズが多く登場しようとしている。これが更新されたRFレンズのロードマップだ。
■ Canon RF シフトレンズ (AFを搭載)
・Canon TS-R 14mm f/4L
・Canon TS-R 24mm f/3.5L■ Canon RF ズームレンズ
Canon RF 10-24mm f/4L USM
Canon RF 14-35mm f/4L IS USM
Canon RF 18-45mm f/4-5.6 IS STM
Canon RF 70-200mm f/4L IS USM (2020年11月4日発表)
Canon RF 100-400mm f/5.6-7.1 IS USM■ Canon RF プライムレンズ
Canon RF 35mm f/1.2L USM
Canon RF 50mm f/1.8 STM (2020年11月4日発表)
Canon RF 135mm f/1.4L USM■ Canon RF マクロレンズ
Canon RF 24mm f/1.8 IS STM Macro
Canon RF 100mm f/2.8L Macro IS USM■ Canon RF 超望遠ズーム
Canon RF 400mm f/2.8L IS USM
Canon RF 500mm f/4L IS USM
Canon RF 600mm f/4L IS USM
Canon RF 800mm f/5.6L IS USM
Canon RF 1200mm f/8L IS USMこのリストは完全なものではなく、時とともに変化する可能性がある。これらのレンズすべてが2021年に発売されるとは限らない。また、世界的な新型コロナウィルスのパンデミックが続いており、サプライチェーンや製造に影響を与えるかもしれない。
(記事を一部引用して意訳しています)
RFマウントレンズの噂
CanonWatchが今後2年間で発表される可能性があるレンズのリストを公開しています。画像はすでに発表されている600mm f/11です。
記事によれば、上記で引用したレンズがここ2年間で発表されるかもしれないとしています。レンズは全部で17本ありますが、2本はすでに発表されているということで、合計で15本のレンズが発表される可能性があるようですね。そうすると、仮に今後の2年間でこれだけ発表されるとした場合、1年あたり約8本ずつのレンズが発表されることになります。これはかなりの本数が発売されることを意味することになりますね。
レンズの中身をみてみます。まずシフトレンズの発売が検討されているようですので、より多くのプロフェッショナルカメラマンをミラーレスに取り込みたいという意図があるのかな?と思いますね。静物の撮影や、テーブルフォト的な撮影はミラーレスで十分になっているということかもしれません。
さらにズームレンズについては、どちらかというと大口径レンズは少なめで、f/4あたりの廉価なレンズが多くなっているような印象です。逆に超望遠ではf/11といった暗いレンズは少なくf/4付近の明るい大口径超望遠レンズのラインナップがあることから、スポーツ撮影向きのレンズとして用意されているのかな?という印象ですね。そうなるとEOS-1D X Mark IIIのミラーレス版の登場も期待してしまいます。
レンズ拡充を急ぐキヤノン、ニコン
いまソニーのミラーレスカメラが本当によく売れていて、販売期間も長かったのでレンズのバリエーションも非常に多くなっています。そしてソニーはEマウントの仕様を公開していますので、シグマ、タムロンなどサードパーティー製のレンズも多くなってきていて、ユーザ的には嬉しい状況になっていますよね(ソニー的には、今はなってはあまり嬉しくないかもしれませんが)。
自分が欲しいレンズがあるからソニー製品を買うという人も一定数いると思いますので、キヤノン、ニコンとしては、できるだけ早くレンズのラインナップを揃えないといけない状況にあると思います。キヤノンもそのことについてはよくわかっていて、全力でレンズラインナップを拡充しようとして、このように多くのレンズを短期間で発売するということになっているのかなという印象です。
キヤノンはEOS R5もEOS R6も好調で、既存のキヤノンユーザがミラーレスに移行しているようなので、少し安心という状況ですが、ソニーの牙城を崩せることができるかどうかはまだ不透明です。これからがキヤノンの本気を見ることになると個人的には思っています。
(記事元)https://www.canonwatch.com/here-is-an-updated-canon-rf-lens-roadmap-for-the-next-2-years/
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コメント
コメント一覧 (2件)
RF 24mm f/1.8 IS STM Macro は等倍から無限遠まで対応していれば
他社にない焦点距離のマクロですね。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM も短いですがフルサイズで24mmは
初めてかもしれません。
ワーキングディスタンスをどう確保するのか構造が見物です。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM は売れているようで在庫がない店舗が
沢山ありますがこのレンズも売れそうです。
この記事、昨年11月のCanon Rumorsの記事の引用ですよね?
https://www.canonrumors.com/this-is-the-canon-rf-lens-roadmap/