2021年のニコンの新製品の噂まとめ
今年のニコンの新製品というとNikon Z 6II/Z 7IIが思いつきますが、一眼レフではD780、ミラーレスではNikon Z 5が発売されていて、案外たくさんのカメラが発売されていたんだなという印象です。画像はD500です。
D780はNikon Z 6のミラーレス版として発売されたこともあり、ライブビュー時の像面位相差センサーによる高速なAFが可能になり、一眼レフの最終進化形態という感じで印象が強かったのですね。Nikon Z 5のほうはZ 6ゆずりの性能ながら廉価な価格を実現しているということで注目度が高かったのですが、残念ながらランキングは振るわないようです。D780は一眼レフとしては販売は好調のようです。
Z 50は今年の発売じゃないの?と思った人もいると思いますが、Z 50は去年の11月末の発売でした。APS-Cの廉価ミラーレスは発売されないのでしょうか?気になりますね。
というわけで、ラインナップが揃ってきたニコンのカメラですが、来年はどのようなカメラが発売される可能性があるのでしょうか?
D880(D850の後継機種)
噂によればニコンはD850の後継機種を市場に投入すると言われているようです。具体的な仕様は以下のようになるかもしれないとしています。
■Nikon D880の噂される仕様
・4500万画素フルサイズセンサー
・14コマ/秒の連写速度
・4k 60p
・ボディ内手振れ補正
・約4000ドル
こちらについては、D780がNikon Z 6の一眼レフバージョンだったように、D880もNikon Z 7(またはZ 7II)の一眼レフバージョンと考えるのが妥当だと思われます。ボディ内手振れ補正が搭載されることがあれば、こちらのカメラもまた買い換えの需要がかなり見込めるかもしれません。
また、恐らくD780と同様に、像面位相差センサーを搭載してくると思いますので、ライブビュー時の撮影も便利になると思います。
D580(D500の後継機種)
D500の後継機種についても噂されています。具体的な仕様は以下のようになると予想されています。
■Nikon D580の噂される仕様
・2000万画素APS-Cセンサー
・14コマ/秒の連写速度
・CFExpress Type-B/SDメモリカードのデュアルカードスロット
・4k 60p
・価格は約2000ドル
こちらも画素数から考えると、Nikon Z 50と同じセンサーを利用している可能性が高いのかな?という印象ですね。なのでZ 50の一眼レフバージョンということになるのでしょうか?
恐らく一眼レフとミラーレスの両バージョンを開発していく余裕はないとおもいますので、中身はミラーレスでレフ機構とペンタプリズム(ミラー)を搭載した一眼レフが増えてくるのではないのかな?と思います。そうなると将来的にはNikon Z 30のような廉価APS-Cが発売され、D5800では像面位相差センサーが搭載されるようなことになるのでしょうか?
Nikon Z 8/Z 9
そしてミラーレスではNikon Z 8/Z 9の噂もちらほら年末になってでてくるようになりました。具体的な噂としては以下のようなものになっているようです。
・576万ドット、リフレッシュレート120Hzのビューファインダーのある6000万画素、16bit A/Dモデル(D850の後継機種は似たようなものになるかもしれないと予想している、明らかにEVFがない)
・次のモデルは少ない解像度で、スポーツ撮影向けに設計されていいて、同じく576万ドット、120HzのEVFで、とても高い連射性能があり(20コマ/秒以上)、見事なほどのAFトラッキング性能がある(D6よりも優れる)。
・3番目のモデルは4600万画素センサー、20コマ/秒で、このEVFも576万ドット、120Hzのリフレッシュレートだ。
この噂をみると、いずれもEVFが576万ドットということで、既存の369万ドットから大幅に画素数が増えていることがわかります。また120Hzのリフレッシュレートを実現していることから、恐らく既存の機種のフレームレートは60Hzで、ちらつきや画像のかくつき感を低減していると考えられますね。このことから、スポーツ撮影向けの高連写モデルになっているのかもしれません。
そして期待なのはNikon D6よりもAFトラッキング性能が優れるというところです。ニコンのフルサイズミラーレスのAFは動体に弱いというレビューも多いですが、D6以上ということであれば、かなりAF性能が改善している可能性があり楽しみですね。
そしてZ 8とZ 9が別々なのか同じ製品なのかも現時点では不明です。たぶん、D880の噂やD6のミラーレス版など噂が混在していて、よくわかっていない状況だと思います。画素数が少ない高連写モデルと、縦グリップ内蔵のD6のミラーレス版の両方も検討されている可能性がありますので、このあたりも次の噂がでてくるのが楽しみです。
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コメント
コメント一覧 (3件)
今年はZ7Ⅱ、Z6Ⅱ、Z5そしてD780と4機種の新製品がありましてので、平均すると三か月に1台のペースで新製品が発売されたことになります。そう考えると、ニコンの新製品の投入がよくいわれているようにゆっくりしているとの批判は正しくないようです。
ただ、自分なりに考えてみますと、Z7ⅡとZ6Ⅱは、キヤノンのR5やR6と比較してパンチ力に欠けていましたし、Z5とZ6の立ち位置が不明瞭だったため、「今なぜZ5だったのか?」ということが良く判りませんでした。
仮に管理人さんが書かれているように、来年度にZ8、Z9、D880およびD580の4台がそれ相応の性能で出されたなら、将来振り返ってみるとニコンのミラーレス元年は2021年度だったんだなと記憶されるのではないかと思います。
私はZ7、Z6、D500のユーザーですが、今年はなんとあのDfを新品で買ってしまいました。無くなることが明らかになって、なぜか急に欲しくなってしまいました。もうこのようなカメラはどのメーカーも作らないと思ったからです。
最後に一点。もしニコンに伝えることができるとすれば、「D580はいいから、Zマウントの新DX機を早く投入した方がいいよ」っていいたいですね。今はより多くのZマウント機を市場に行き渡らせることを第一位優先に考えるべきです。
D500を未だにメインで使っている人はZ50と同じセンサーじゃ買い換えないでしょう。
彼らは予算の都合でAPS-Cを使ってるのではなく、D500でしか撮れない絵を撮っているので。
キャノンR6を注文したので、Z8やZ9と言われても時既に遅しの感もあります。ただ8や9の価格がボディーのみで60万円の噂なので資金的に手が出ずR6を注文して良かったと思っています。機能的に陳腐化したD90の代替を探していましたが、この4~5年ソニーの大躍進でαとZを比較するとZに見劣り感があり、かと言って他社に切り替えるのも抵抗があり踏ん切りがつかない状態が続いてました。不運にもレンズを落として割ってしまい買い替えの踏ん切りがつきZ6Ⅱ Z7Ⅱが結局マイナーチェンジに終わったので他社に切り替えを決断しました。
R6の動態のAF追従性能や動画機能は 置きピンやスチルメインの撮影をしてきた自分の撮影スタイルを大きく変えると予想しています。